スレーブゾーン(別名セカンダリマスター)を追加するには、新規ボタンをクリックし、 スレーブゾーンを選択します。ドメイン名テキストエリアには、 スレーブゾーンのドメイン名を入力します。
図21-4に示すような新しいウィンドウが表示されます。このウィンドウには以下のオプションが表示されています。
名前 — 以前のウィンドウで入力したドメイン名。
マスターリスト — スレーブゾーンがデータを取得するネームサーバー。 それぞれの値は有効なIPアドレスでなければなりません。テキストエリアに入力できるのは数字とドット(.)だけです。
ファイル名 —/var/namedに置かれるDNSデータベースファイルのファイル名。
スレーブゾーンの設定が終了したら、OKボタンをクリックして図21-1に 示したメインウィンドウに戻ります。保存ボタンをクリックして、 /etc/named.conf設定ファイルに書き込み、デーモンに設定ファイルをリロードさせます。
この設定は、/etc/named.confの中に次に似たようなエントリを作成します:
zone "slave.example.com" { type slave; file "slave.example.com.zone"; masters { 1.2.3.4; }; }; |
マスターサーバーからゾーンデータがダウンロードされるとき、namedサービスにより設定ファイル/var/named/slave.example.com.zoneが作成されます。