イーサネット接続を確立するには、NIC(ネットワーク インターフェースカード)、ネットワークケーブル(通常は カテゴリ5ケーブル)、接続先のネットワークが必要です。 ネットワークの速度は異なるため、NICが接続先の ネットワークと互換性があることを確認します。
イーサネット接続を追加するには、以下の手順に従います。
デバイスタブをクリックします。
ツールバーの新規ボタンを クリックします。
デバイスタイプ一覧から イーサネット接続を選択して、 進むボタンをクリックします。
ハードウェアの一覧にすでにネットワーク インターフェースカードが追加されている場合は、 イーサネットカードの一覧で イーサネットカードを選択します。それ以外は、 他のイーサネットカードを 選択してハードウェアデバイスを追加します。
注意 | |
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通常、インストールプログラムによって、サポートされて いるイーサネットデバイスが検出され、設定をするように 求められます。イーサネットデバイスをインストール時に設定 した場合は、ハードウェアタブの ハードウェア一覧に表示されます。 |
他のイーサネットカードを選択 した場合は、イーサネットアダプタを選択 ウィンドウが表示されます。イーサネットカードのメーカーと モデルを選択し、デバイス名を選択します。このイーサネット カードがシステムにとって初めての場合なら、デバイス名に eth0を選択し、2番目の場合なら eth1を選択します。 ネットワーク 管理 ツールを使用して、 NICのリソースを設定することもできます。進む ボタンをクリックして作業を続行します。
図12-2で 示しているように、ネットワークの設定の ウィンドウで、DHCPか静的IPアドレスのどちらかを選択 します。ネットワークを接続するたびにデバイスにさまざまなIP アドレスが割り当てられる場合は、ホスト名を指定しないで ください。進むをクリックして続けます。
イーサネットデバイスの作成 ページで適用をクリックします。
イーサネットのデバイス設定が完了すると、 図12-3のように、デバイス一覧に 表示されます。
ファイル => 保存 の順で選択して、必ず変更を保存してください。
イーサネットデバイスの追加後に、デバイスの一覧からデバイス を選択して編集をクリックすると、 設定を編集することができます。たとえば、デバイスを追加した ときに、デフォルトでは起動時に開始されるよう設定されます。 この設定を変更するには、デバイスを選択して編集し、 コンピュータの起動時にデバイスを起動、 値を修正、変更を保存します。
デバイスが追加されたとき、無効 ステータスで表示されるように、すぐには起動しません。 デバイスを起動するには、そのデバイスをデバイス一覧から 選択して起動ボタンをクリックします。 コンピュータが開始するとき(デフォルト)、システムが デバイスを起動するよう設定されている場合は、 この手順を再度行なう必要はありません。
イーサネットカードで複数のデバイスを使用する場合、2番目以降の デバイスはデバイスエイリアスになります。 デバイスエイリアスは、物理的にひとつのデバイスで複数の仮想 デバイスを設定することができます。従って、ひとつの物理的 デバイスに複数のIPアドレスを与えることができます。例えば、 eht1デバイスとeth1:1デバイスを設定することができます。 詳細については項12.13を参照して ください。