22.3. コマンドラインバージョン

認証 設定ツールはインターフェース なしのコマンドラインツールとしても実行できます。コマンド ラインバージョンは設定スクリプトまたはキックスタート スクリプトで使用できます。 表22-1は認証オプションの 要約です。

オプション詳細
--enableshadowシャドウパスワードを有効にする
--disableshadowシャドウパスワードを解除する
--enablemd5MD5パスワードを有効にする
--disablemd5MD5パスワードを解除する
--enablenisNISを有効にする
--disablenisNISを解除する
--nisdomain=<domain>NISドメインを指定する
--nisserver=<server>NISサーバーを指定する
--enableldapユーザー情報にLDAPを有効にする
--disableldapユーザー情報にLDAPを解除する
--enableldaptlsLDAPでTLSの使用を有効にする
--disableldaptlsLDAPでTLSの使用を解除する
--enableldapauth認証にLDAPを有効にする
--disableldapauth認証にLDAPを解除する
--ldapserver=<server>LDAPサーバーを指定する
--ldapbasedn=<dn>LDAP基本DNを指定する
--enablekrb5Kerberosを有効にする
--disablekrb5Kerberosを解除する
--krb5kdc=<kdc>KerberosのKDCを指定する
--krb5adminserver=<server>Kerberosの管理サーバーを指定する
--krb5realm=<realm>Kerberosのrealmを指定する
--enablesmbauthSMBを有効にする
--disablesmbauthSMBを解除する
--smbworkgroup=<workgroup>SMBのワークグループを指定する
--smbservers=<server>SMBのサーバーを指定する
--enablehesiodHesiodを有効にする
--disablehesiodHesiodを解除する
--hesiodlhs=<lhs>Hesiod LHSを指定する
--hesiodrhs=<rhs>Hesiod RHSを指定する
--enablecachenscdを有効にする
--disablecachenscdを解除する
--nostartたとえ設定されても、portmapypbindnscd サービスをスタートしない、または停止しない
--kickstartユーザーインターフェースを表示しない
--probeネットワークデフォルトを調査して表示する

表 22-1. コマンドラインのオプション

ティップヒント
 

これらのオプションはauthconfigの manページにもあります。また、シェルプロンプトで authconfig --helpとタイプして見つけることも できます。