インストールプログラムの起動

CD-ROMドライブにインストールCDを挿入します。OS/400がCDを参照する為のボリューム名を 決めて下さい。これはOS/400コマンドラインで、wrklnk '/qopt/*' コマンドを実行することで見付けることが出来ます。他のドライブ内に同じラベルを持つ 別のCDがない限りは、ボリューム名はRed_Hatです。ボリューム名が タイムスタンプを含んでいる場合(名前の対立があると発生)、CDのイジェクトと再挿入すると ボリューム名の変更となり、再度その名前を決定する必要が出て来ることに注意して下さい。

SCSIディスクにインストールする場合、ibmsisドライバーCD-ROMの コピーが必要になります。もし、ターゲットのLPARに複数のCD-ROMドライブを使用出来るなら、 そのLPAR用に、どのCD-ROMドライブが1番目のCD-ROMドライブ (/dev/vcda)になるのかを決定しなければなりません。この決定法に ついてはIBMのマニュアルを参照してください。インストールプログラムから指示された時に 1番目のCD-ROMドライブにドライバーディスクを挿入します。

NWSをオフに構成変更します。

NWS記述を編集します。IPL sourceオプションを*STMFに 設定します。

IPL stream fileオプションを /QOPT/RED_HAT/PPC/ISERIES/VMLINUX (大文字/小文字は無視)に設定します;ここで RED_HATとは /QOPT以下にあるCDボリュームの名前です。

ドライバーディスクを使用している場合は、IPLパラメータオプションを 'dd'(引用も含む)に設定します。そうでなければ、 オプションは*NONEに設定します。

LPARの仮想コンソールに接続する為にtelnetクライアントを使用します。プロンプトが出たら、 操作したいパーティションを選択し、OS/400のサービスツールのユーザーidとパスワードを 入力します。

NWSをオンに構成変更します。数秒で仮想コンソール上にブートシーケンスが表示されます。 インストールプログラムは自動的に開始されます。