以下のリカバリ サブシステムから1つを選んで詳しい情報を参照してください。
このオプションを使って、ブラウザからリブートを開始できます。システムがリブート プロセスを続行する前に警告が表示されます。次のリブート オプションを使用できます。
通常のリブートでは、デバイスの通常の起動シーケンスが開始されます。
ユーティリティのリブートでは、コンパック ユーティリティがロードされます。
コールド リブートでは、オペレーティング システムを終了せずにシステムをシャットダウンできます。このオプションは、Compaq InsightマネージャがリモートInsightボードと直接通信している場合に使用できます。このオプションは、オペレーティング システムの通常のシャットダウンを実行できない場合のみ使用してください。
デバイスをリブートするには、リブート オプションを選択して、リブートをクリックします。リブートが正しく要求されたことを示すテキスト メッセージが表示されます。
注: リブート オプションは、すべてのデバイスで利用できるわけではありません。
このウィンドウは、自動サーバ復旧(ASR)コンフィギュレーション情報を表示し、サーバの前回のリセット時刻を表示します。また、ステータス、ASRリセット ブート オプション、ポケットベル ステータス、ポケットベル ダイヤル コマンド、およびポケットベル メッセージの変更もできます。
次の項目がこのウィンドウに表示されます。
ステータスには自動サーバ復旧(ASR)のステータスが表示されます。表示される値は、以下のとおりです。
有効 - サーバに対して自動サーバ復旧が有効です。
無効 - このサーバでは自動サーバ復旧は無効です。このステータスを変更するには、Compaqシステム コンフィギュレーションユーティリティを実行してください。
使用不可 - 自動サーバ復旧がサーバで使用できない、あるいはユーザのドライバがロードされていません。自動サーバ復旧は、コンパック製の自動サーバ復旧ソフトウェア サポートを使用するオペレーティング システム上でのみ利用できます。
不明 - ユーザのサポート ソフトウェア、サーバ エージェントをアップグレードする必要が考えられます。サーバ エージェントは、ステータスを判断できません。
前回のリセットは、サーバ リセットが前回どのように実行されたかを示します。表示される値は以下のとおりです。
自動サーバ復旧(ASR) - 前回のリセットは、自動サーバ復旧(ASR)によって実行されました。クリティカル エラー ログをチェックしてASRの原因を確認してください。
ASR解消 - 前回のリセットが自動サーバ復旧(ASR)によって実行された場合。ASRリセットによる機能低下状態は解消されます。 ASR機能低下状態は、自動サーバ復旧(ASR)ウインドウのASR解消ボタンを押すことによって解消されます。
手動 - 前回のリセットは手動で行われました。
不明 - サーバ エージェントはステータスを判断できません。ユーザのドライバ ソフトウェア、サーバ エージェントをアップグレードする必要が考えられます。
前回のリセットがASRリセットであった場合、 ASR条件が劣化します。
タイムアウト 自動サーバ復旧 (ASR)はソフトウェア サポートによって、サーバが正常に作動していることを自動サーバ復旧ハードウェアに規則的に知らせます。この項目は、自動サーバ復旧が復旧処理を開始する前に待機する時間を、分で示します。
この設定を変更するには、Compaqシステム コンフィギュレーション ユーティリティを使います。この項目に設定する時間は、障害が発生した後システムのリセットおよび復旧処理を行うまでの余裕を取るための時間になります。このタイムアウト時間が、利用負担の大きいサーバで低すぎる値に設定されると、ソフトウェア サポートがタイマに応答できない間にタイムアウトが発生してしまうおそれがあります。
ASRハードウェア バージョンは自動サーバ復旧(ASR)をサポートするハードウェアを示します。この情報は確認のために使用します。
リセット ブート オプション この項目は、自動サーバ復旧(ASR)のリセットが発生した後、どのサーバが起動するかを示します。復旧処理が始まると、ASRがサーバのリセット、メモリすべてのテスト、不正のメモリ ブロックの割り当て解除を行ってユーザにアラートを送ります(サーバにモデムが設置されておりアラート通知が有効な場合)。
自動サーバ復旧(ASR)リセット リミット 自動サーバ復旧(ASR)機能は、ハードウェアの危機的な障害またはソフトウェアのエラー発生後に、サーバを再起動するものです。ASRは、復旧処理を一定の回数だけ連続して実行します。この項目は、ASRが復旧処理を実行する連続回数にあたります。ユーザはこの数値を変更できません。サーバのハードウェアおよびソフトウェアのエラーを引き続き解消せず、復旧回数が指定回数を超えた場合は、クリティカル エラー ログにエラーを記録して、今後もハードドライブからCompaqユーティリティを起動する動作を継続します。
ASRリセット リミット機能は、同じウィンドウのASRリセット カウント機能と一緒に使用します。ASRリセット カウント機能は、サーバをリブートした回数を示します。ASRは指定回数までリブートを行うので、ASRリセットカウントが指定回数に達したときは、クリティカル エラー ログのチェックおよびCompaq Diagnosticsプログラムの実行により、直ちにサーバの問題を調査してください。
ASRリセット カウント この項目は、 自動サーバ復旧(ASR)機能がサーバを再起動した回数を示します。ASRは、指定回数だけサーバをリブート(またはリセット)します。ASRリセット カウントが増えるときは、次の項目をチェックしてください。
クリティカル エラー ログをチェックして、重大な問題が存在するかを判断します。
ソフトウェアに問題がありそうな場合は、オペレーティング システムの説明書を参照してください。
ハードウェアに問題がありそうな場合は、Compaq Diagnosticsプログラムを実行して問題があるかを判断してください。
このカウンタは、システムが手動でリセットされると0に戻ります。
ポケットベル ステータスには、ポケットベルのステータスが表示されます。サーバにモデムがインストールされて、ポケベル通知が有効な場合は、重大なエラーの発生時にアラートをポケットベルに送れます。
表示されるステータスは以下のとおりです。
有効 - 通知が送られます。
無効 - 通知が送られません。
不明 - サーバ エージェントはステータスを判断できません。ユーザのドライバ ソフトウェア、サーバ エージェントをアップグレードする必要が考えられます。
ポケットベル ダイヤル コマンド サーバにモデムが設置されアラート通知が有効に設定される場合、自動サーバ復旧(ASR)はアラートをポケット ベルに送りポケット ベル メッセージを通知できます。この項目は、アラート発生時にサーバがダイヤルする、ポケットベルダイヤル コマンドを示します。
ポケットベル メッセージ この項目は、自動サーバ復旧(ASR)発生時に送られるポケット ベルメッセージを示します。ポケット ベルメッセージは最大7けたの数値で (数字は0から9)、ハードウェアまたはソフトウェア障害のあるサーバを指定します。最後に、多くのポケット ベルで使われる、メッセージ終了を示すナンバー記号のための追加欄が用意されています。たとえば、特定のサーバにサーバID番号8888#を割り当てたとします。#記号は数字の最後を意味しており、ポケット ベルによって必要です。この番号は特定のサーバを指すように選ばれているので、問題があるのはどのサーバかがわかります。
シリアル ポート この項目は、自動サーバ復旧(ASR)機能で有効に設定された通信ポートを示します。ASRはこのポートを使用してシステム管理者に通知を送り、管理者はサーバにダイヤルするときにこのポートを使用します。たとえば、このポートをシリアルポート1に設定できます。
クリティカル エラー ログは、システム障害の原因になるハードウェア、ソフトウェアの危機的なエラーに加えて、訂正不可能なメモリ エラーを記録します。この情報により直ちに問題を確認して修正できるので、停止時間が最小限にとどまります。
このウィンドウは、クリティカルエラーの内容を表示します。エラーの日付、時間のあとに簡単なエラーの内容が続きます。時間は近似時間にまとめています。
訂正処置が必要であることを示すマークがクリティカル エラーに付いている場合、ログは劣化状態にあります。これは、[高速復旧]ウィンドウ内の[クリティカル エラー ログ]ボタンを囲む黄色の枠で示されます。Compaq Diagnosticsプログラムをサーバ上で実行して、感嘆符の表示を消して訂正を実行したことを示してください。アスタリスク(*)は、前回の障害メッセージが適用されたログ内容であることを示します。
重要: エージェントでSETを有効にして、エントリを訂正済みとしてマークできる訂正済みSNMPコミュニティ ストリングが必要です。
以下のリストは、記録されたエラーを示します。この内のいずれかのエラーを受けた場合は、Compaq Diagnosticsプログラムをシステムで実行するか、ソフトウェアの説明書を参照してください。
異常プログラム終了 -サーバは致命的なソフトウェア エラーを検出しました。サーバ障害の原因になります。
自動サーバ復旧(ASR)ベース メモリ パリティ エラー - システムは、自動サーバ復旧(ASR)のタイムアウトによるリセットに続き、ベース メモリにデータ エラーを検出しました。
自動サーバ復旧(ASR)拡張メモリ パリティ エラー - システムは、自動サーバ復旧 (ASR)のタイムアウトによるリセットに続き、拡張メモリにデータ エラーを検出しました。
自動サーバ復旧(ASR)メモリ パリティ エラー - システムROMは、スタックを作成するために十分なメモリを割り当てられませんでした。メッセージを画面に表示できず、サーバの起動も続行できませんでした。
自動サーバ復旧(ASR)リセット リミット オーバー - システムの最大リセット回数がオーバーしました。Compaqユーティリティがロードされます。
自動サーバ復旧(ASR)リセット発生 - エラー データは記録されません。
自動サーバ復旧(ASR)テスト イベント - 自動サーバ復旧(ASR)テスト イベントが、システム ユーティリティから発生しました。これはASRコンフィギュレーションをテストするユーザによるもので、処置作業は不要です。
自動サーバ復旧(ASR)タイムアウトNMI - 自動サーバ復旧(ASR)タイマのドライバ リフレッシュがなかったため、サーバがASR NMIを発生しました。通常これは、ドライバがプロセッサの制御を放棄しなかったことを示し、サーバ障害の原因になります。結果としてASR NMIが発生し、このイベントを記録しました。実行モジュールを記録してください。
CPU内部訂正可能エラー スレッショルド超過 - システムが、CPUが内部キャッシュ エラー数のスレッショルドを超過したことを検出しました。
CPU プロセッサ パワー モジュール障害 - システムが、プロセッサ パワー モジュールの障害を検出しました。
異常温度 -温度異常の限界を超えました。自動シャットダウンを開始しました。
起動時に検出されたエラー - システムがPOSTエラーを検出しました。
例外 - プロセッサはクリティカルな例外を検出しました。サーバ障害の原因になります。
ファン障害 - システムまたはプロセッサのファンに障害があります。
NMI - CPUローカル エラー - プロセッサに致命的なエラーがありました。サーバ障害の原因になります。
NMI - 拡張ボード エラー - 拡張バス上のボードが、サーバ障害の原因となるエラー状態を示しました。
NMI - 拡張バス アービトレーションエラー - データ喪失の原因となる、メモリのリフレッシュ サイクルの遅れが発生しました。このエラーはシステム障害を引き起こします。
NMI - 拡張バス マスタ タイムアウト - 表示されているスロットのバス マスタ拡張ボードは、設定最大時間後になってもバスを開放しませんでした。サーバ障害の原因になります。
NMI - 拡張バス スレーブ タイムアウト - 拡張バスのボードのバス サイクルは、最大時間を超えて遅れました。サーバ障害の原因になります。
NMI -フェイル セーフ タイマ期限 - ソフトウェアはシステムのフェイルセイフ タイマをリセットできず、システム障害になりました。
NMI - プロセッサ アドレス エラー 1 - プロセッサ内部アドレス パリティ チェック エラーが発生しました。サーバ障害の原因になります。
NMI - プロセッサ アドレス エラー 2 -プロセッサは、問い合わせサイクル中にアドレス パリティ エラーを検出しました。
NMI - プロセッサ キャッシュ パリティ エラー -プロセッサ キャッシュにデータ エラーが発生しました。システム障害の原因になります。
NMI - プロセッサ内部エラー 1 - プロセッサの内部パリティエラーが発生しました。サーバ障害の原因になります。
NMI -プロセッサ内部エラー 2 - プロセッサが、内部パリティエラーまたは機能重複エラーを検出しました。
NMI -プロセッサ パリティ エラー - プロセッサは、データエラーを検出しました。サーバ障害の原因になります。
NMI -ソフトウェア割り込み - ソフトウェアはシステムエラーを示しました。システム障害の原因になります。
NMI - システム コンカレンシー エラー - データ フロー マネージャに、エラー状態が検出されました。システム障害の原因になります。
NMI - 訂正不能メモリ エラー - サーバに訂正不能なメモリ パリティ エラーがありました。サーバ障害の原因になります。
NMI -エラー タイプ不明 - デバイス ドライバは、このNMIを認識しません。ユーザのサーバ ヘルス ドライバを更新する必要が考えられます。
プロセッサ障害 - プロセッサはセルフ テスト中に障害を起こしました。
サーバ マネージャ障害 - サーバ マネージャ/Rを内蔵したサーバ インタフェースに、エラーが発生しました。
UPS(無停電電源装置)のAC電源障害/シャットダウンまたはバッテリー低下: サーバは、UPS(無停電電源装置)またはオペレーティング システムのシャットダウンを開始しました。バッテリーはAC電源障害の後、ほとんど消耗しています。
前回の障害メッセージは、クリティカル エラーに関連する前回の障害メッセージを表示します。
このウィンドウはサーバの電源が入ると、パワーオン メッセージを表示します。サーバの説明書にあるパワーオンエラー メッセージとその内容を参照してください。 パワーオン メッセージの消去ボタンをクリックすると、パワーオン メッセージのログをクリアできます。このボタンは、ログにメッセージが残っている場合にだけ使用できます。
このアラートは、メモリの1ブロックが障害を起こしたか、現に障害を起こしつつあり、すぐ交換しなければならないことを示します。メモリ コントローラが問題を解決できるため、この状態はすぐさま重大な事態にはつながりませんが、この種のエラーはアラートが発生したデバイスでメモリ部品が障害を起こしつつあるか、すでに起こしたことを示しています。システムは引き続き、可能な限りエラーの訂正を続けます。
メモリ エラーが発生すると、アドバンストECCがエラーを訂正します。これらのエラーが増加していることに気づいたら、できるだけ早いうちに問題を修正します。メモリモジュールの劣化が進んで、エラーを訂正できなくなる可能性があります。
この項にはデバイスの環境情報が表示されます。このウィンドウに表示されるのは、以下の項目です。
劣化対処によって、サーバ環境が劣化したときに、どのような対処がなされるかが分ります。そのオプションは以下のとおりです。
続行 - ヘルスまたはウェルネス ドライバは、温度アイテムが劣化し始めた状態のとき、オペレーティング システムに機能を続行するよう合図します。さらに重大な温度状態ではサーバは自動的にシャットダウンします。
シャットダウン - ヘルスまたはウェルネス ドライバは、温度アイテムが劣化し始めた状態のとき、オペレーティング システムにシャットダウンを合図します。さらに重大な温度状態ではサーバは自動的にシャットダウンします。
不明 - サーバ エージェントはステータスを判断できません。ユーザのドライバ ソフトウェア、サーバ エージェントをアップグレードする必要が考えられます。
温度は、サーバまたはクライアントPCの現在の温度状況を表示します。取り得る値は以下のとおりです。
OK - 温度は正常な動作範囲にあります。
劣化 - 通気が妨げられているために温度は、正常な動作範囲を超えています。カバーが正しく取り付けられていることを確認してください。
注意: カバーを取り外したままでシステムを動作させないでください。カバーが正しい位置に取り付けられて、しっかりと固定されている場合にのみ正しい通気が確保されます。
障害 - 温度が正常な動作範囲外のため、システムに継続的な障害を引き起こす可能性があります。システムは、ハードウェアの障害およびデータの消失を防ぐために自動的にシャットダウンします。
注: 温度条件が継続的な障害を引き起こすレベルに達すると、クライアントの電源は切断されるため、クライアントPCで障害を引き起こす温度条件は発生しません。
不明 - ドライバまたはサーバ エージェントを更新する必要があるか、またはサーバ エージェントがデバイスのステータスを判断できません。管理しているクライアントPCの中に温度条件が不明なものがある場合、そのPCは温度検出機能をサポートしていない可能性があります。
ファンはデバイスまたはシステム プロセッサの個々のファンのステータスを表示します。取り得るステータスは以下のとおりです。
OK - ファンは正常に動作しています。
障害 - ファンが故障しています。ハードウェアの障害およびデータの消失を防ぐために、デバイスは自動的にシャットダウンします。ファンを交換してください。
不明 - ドライバ ソフトウェアまたはサーバエージェントをアップグレードする必要があるか、またはサーバエージェントがこの設定のステータスを判断できません。
この項では、パワー サプライについての情報を表示します。
以下のエントリが表示されます。
設置場所には、パワー サプライをインストールしたベイの位置が表示されます。
ステータスにはパワー サプライのステータスが表示されます。表示される値は以下のとおりです。
OK - パワー サプライがインストールされて正常に動作していることを示します。
障害 - パワー サプライがインストールされていますが、動作していません。パワー サプライを交換してください。
インストールされていない - パワー サプライのベイにパワー サプライがインストールされていません。
不明 - サーバエージェントは、 パワー サプライのベイにパワー サプライがインストールされているかどうかを判別できません。
シリアル番号にはパワー サプライのシリアル番号が表示されます。この番号は識別に使われます。
設置状況はパワー サプライがシャーシに設置されているかどうかを表します。
使用容量(%)はパワー サプライの最大容量に対する現在の容量をパーセンテージで表します。
使用容量(W)はパワー サプライの現在の容量をワットで表します。
電圧はパワー サプライの入力主要電圧をボルトで表します。
リダンダントはパワー サプライのリダンダンシ状況を表示します。以下の値をとります。
リダンダント
非リダンダント
不明
ホットプラグ可能はパワー サプライがシステム稼動中に除去/設置可能かを表します。以下の値をとります。
ホットプラグ
非ホットプラグ
不明
この項には、パワーコンバータについての情報が表示されます。表示されるエントリは以下のとおりです。
スロットおよびソケットにはパワー コンバータの位置が表示されます。
ステータスにはパワー コンバータのステータスが表示されます。表示される値は以下のとおりです。
OK - パワー コンバータがインストールされて正常に動作しています。
劣化 - パワー コンバータがインストールされていますが、動作性能が低下しています。パワー コンバータを交換してください。
障害 -パワー コンバータがインストールされていますが、動作していません。パワー コンバータを交換してください。
不明 - サーバ エージェントは、このパワー コンバータのステータスを判別できません。
この項には、内蔵リモート コンソール(IRC)およびリモート通信によるサーバ復旧の詳細設定が表示されます。
以下の項目がウィンドウに表示されます。
ステータスこのフィールドには、内蔵リモート コンソール(IRC)がサポートされて、有効になっているかどうかが表示されます。表示される値は、[サポートされていない]、[有効]、[無効]のいずれかです。
IRCがデバイスに内蔵されていない場合、[サポートされていない]が表示されます。
IRCがデバイスに内蔵され有効になっている場合、[有効]が表示されます。
IRCがデバイスに内蔵されているが無効になっている場合、[有効]が表示されます。IRCを有効に設定していても、以下の原因によって無効になる場合があります。
IRC用に設定されたCOMポートがない。
IRC用に設定されたCOMポートがPCIデバイスである。
IRCのIRQがCOMポートのIRQと一致しない。
ネットワーク アクセスには、自動サーバ復旧 (ASR)リモート コンソール機能のステータスが表示されます。表示される値は以下のとおりです。
有効 - リモート コンソールPCネットワーク アクセスが有効です。サーバのASRがCompaqユーティリティを起動 された場合(自動サーバ復旧ウィンドウのリブートオプションを参照)、またはInsightマネージャのデバイス表示ウィンドウにあるリブートボタンによってCompaqユーティリティが起動された場合に、ネットワークリモート アクセスが可能です。リモート コンソールによってもCompaqユーティリティにアクセスすることができます。
無効 - リモート コンソール ネットワーク アクセスが無効です。
不明 - ドライバ ソフトウェアまたはサーバエージェントをアップグレードする必要があるか、またはサーバエージェントがこの設定のステータスを判断できません。
ダイヤル イン ステータスには、自動サーバ復旧(ASR)機能が、ASRリブート後にモデムを自動応答モードに設定できるかどうかが表示されます。 表示される値は以下のとおりです。
有効 - モデムを自動応答モードに設定して、リモート コンソールのダイヤル イン アクセスを有効にします。サーバのASRがCompaqユーティリティを起動するか([自動サーバ復旧]ウィンドウの[リセット ブート]オプションを参照)、または[デバイス表示]ウィンドウで[再起動]ボタンを押して、InsightマネージャからCompaqユーティリティを再起動すると、モデム リモート アクセスが有効になります。モデム接続を使用して、リモート コンソールからCompaqユーティリティにアクセスすることができます。
ダイヤルアウト ステータスを有効にした場合、最初にダイヤルアウト接続が試行されます。この接続が失敗すると、ダイヤルイン アクセスが有効になります。ダイヤルアウト接続が正常に確立された場合、この接続が終了したあとにダイヤルインが有効になります。
無効 - この機能は無効です。自動サーバ復旧(ASR)はモデムを自動応答モードに設定しません。
不明 - ドライバ ソフトウェアまたはサーバエージェントをアップグレードする必要があるか、またはサーバエージェントがこの設定のステータスを判断できません。
ダイヤル-アウト ステータス
自動サーバ復旧(ASR)機能がポケットベルを通してアラートを通知した後、ダイヤル アウト ステータスが有効で正しいダイヤル アウト ストリングが設定されている場合は、ASRはリモートPCにダイヤルします。ダイヤルが通じると、サーバ管理者はサード パーティ製のエミュレーションプログラムを使ってCompaqユーティリティを実行し、問題箇所を診断できます。
表示される値は以下のとおりです。
有効 - 自動サーバ復旧(ASR)はダイヤル アウト ストリングをダイヤルして、リモートPCへ接続します。ASRは接続されるまで5回ダイヤルします。接続に失敗した場合は、ダイヤルイン ステータスが有効ならばASRはモデムを自動応答モードに設定するので、サーバー管理者がダイヤルできます。
無効 - 機能が無効になっています。自動サーバ復旧(ASR)はリモート接続を行いません。代わりに、ダイヤル イン ステータスが有効ならば、モデムを自動応答モードに設定するので、サーバ管理者は外から呼ぶことができます。
不明 - ドライバ ソフトウェアまたはサーバエージェントをアップグレードする必要があるか、またはサーバエージェントがこの設定のステータスを判断できません。
ダイヤル-アウト コマンド
自動サーバ復旧 (ASR)がポケット ベルを通してアラートを通知した後、ダイヤルアウトステータスが有効で正しいダイヤルアウトストリングがこの項目に設定されている場合は、ASRはリモートPCにダイヤルします。ダイヤルが接続すると、サーバ管理者はサード パーティ製の端末エミュレーションプログラムを使ってCompaqユーティリティを実行し、問題の箇所を診断できます。
シリアル ポートこの項目は、自動サーバ復旧(ASR)機能で有効に設定された通信ポートを示します。ASRはこのポートを使用してシステム管理者に通知を送り、管理者はサーバにダイヤルするときにこのポートを使用します。たとえば、このポートをシリアルポート1に設定できます。
インテグレーテッド マネジメント ログには、システムのイベント、重大なエラー、POSTエラー、およびメモリ エラーが記録されます。また、システムがダウンする原因になる重大なハードウェアおよびソフトウェア エラーも記録されます。これらの情報は、問題をすばやく見つけて訂正し、システムのダウン時間を小さくするのに役立ちます。
イベント ログ エントリには、イベントの重要度を知らせるステータスが表示されます。
通知のみ - システム イベントに関する一般情報
訂正済み - このエントリが訂正されたことを示します。ユーザは、エントリに訂正済みのマークを付ける必要があります。
注意 - 重要でないエラーが起きました。
重要 - システムの一部のコンポーネントが故障しました。
ログ内のイベントが「注意」の状態にあるとき、ログ全体の状態は劣化状態になります。ログ内に重大なエラーがある場合、ログ全体の状態は障害状態になります。
劣化したイベント ログおよび障害のあるイベント ログをクリアするには、これらのログ エントリを発生させた原因を訂正した後、ログ エントリに訂正済みのマークを付けます。以下の手順に従ってください。
インテグレーテッド マネジメント ログのログ エントリを強調表示します。
訂正済みマーク ボタンを選択します。このボタンはウィンドウの上の方にあります。
重要: エントリに訂正済みマークを付けるには、エージェントでSETパラメータを有効にして、正しいコミュニティ名を設定しなければなりません。
説明欄にエラーまたはイベントの簡単な説明が表示されます。更新時刻欄には、ログが更新された時刻が表示されます。ステータス欄には、ログ エントリのステータスが表示されます。
詳しくは、「Compaq内蔵リモート コンソール ユーザ ガイド」を参照してください。
リカバリ リストからリモートInsightを選択して、一般情報、ネットワーク インタフェース カード、イベント ログ、およびリモートInsightボードWebインタフェースへのリンクなどがあるサブメニューを表示します。
一般情報の項には、リモートInsightボードに関する以下の項目が表示されます。以下の項目は、リモートInsightボードのすべてのモデルでサポートされているわけではありません。
モデルにはリモートInsightボードのモデル名が表示されます。
シリアル番号にはリモートInsightボードのシリアル番号が表示されます。
ROMバージョンにはリモートInsightボードのファームウェアのリビジョンと日付が表示されます。
ビデオにはリモートInsightボードのビデオ機能(無効か有効か)が表示されます。
マウスにはリモートInsightボードにマウス ケーブルが接続されているかどうかが表示されます。
キーボード ケーブルにはリモートInsightボードにキーボード ケーブルが接続されているかどうかが表示されます。
インタフェース ステータスにはリモートInsightボードのインタフェース ステータスが表示されます。表示されるステータスは以下のとおりです。
OK - ホスト オペレーティング システムがリモートInsightボードと通信できます。
応答なし - ホスト オペレーティング システムがリモートInsightボードと通信できません。
アラート ステータスにはリモートInsightボードでアラートが有効かどうかが表示されます。これはグローバル フラッグで、全ユーザが該当します。アラートが無効の場合、アラートは送信されません。
ペンディング アラートはリモートInsightボードにペンディング中にアラートがあることを示します。
バッテリ ステータスにはリモートInsightボードのバッテリのステータスが表示されます。リモートInsightボードのバッテリが有効でホストの電源に障害がある場合、リモートInsightボードのバッテリは、最低30分間動作可能な電源を供給します。これによって、リモートInsightボードは設定時に指定されたユーザにアラートを送信できます。
バッテリ条件にはバッテリの条件が表示されます。表示される値は以下のとおりです。
OK - バッテリが充電されて機能しています。
障害 - バッテリを交換する必要があります。
切断 - バッテリが切断されました。
バッテリ充電にはリモートInsightボードのバッテリの充電の完了率が表示されます。
外部電源ケーブルには外部電源ケーブルが接続されているかどうかが表示されます。
仮想電源ケーブルには仮想電源ケーブルが接続されているかどうかが表示されます。
モデム/COMポート設定 リモートInsightボードのモデムおよびCOMポートの情報を提供する一連の表が表示されます。 最初の表のタイトルには、"内蔵モデム"、 "外部ポート"、"外部モデム"、 "外部直接接続"および"外部 XonXoff"などの情報が表示されます。表に表示される値は以下のとおりです。
モデル 通信デバイスのモデル名が表示されます。
データ設定 この表には、通信デバイスの以下のようなデータ設定が表示されます。
アラート リモートInsightボードのファームウェアがトラップの送信に通信デバイスを使用するかどうかが表示されます。
PPP以外 このポートでPPP以外の接続が可能かどうかが表示されます。
ボーレート このポートで使われるボーレートが表示されます。
データ ビット このポートで使われるデータ ビットが表示されます。
ストップ ビット このポートで使われるストップ ビットが表示されます。
パリティ このポートで使われるパリティが表示されます。
ポケットベル設定にはこのデバイスのポケットベルの設定が表示されます。
アラート リモートInsightボードのファームウェアがこのポートをポケベル通知に使うかどうかが表示されます。
メッセージ ポケベル通知のメッセージが表示されます。
ボーレート ポケベル通知に使われるボーレートが表示されます。
データ ビット ポケベル通知に使われるデータビットが表示されます。
ストップ ビット ポケベル通知に使われるストップ ビットが表示されます。
パリティ ポケベル通知に使われるパリティが表示されます。
モデム コントロール 設定 この表には、以下のような通信デバイスのモデム コントロール設定が表示されます。
リセット モデムのリセット コマンドが表示されます。
初期化 モデムの初期化コマンドが表示されます。
ダイヤル プレフィックス ダイヤルする番号の前に付けるコマンドが表示されます。
セルフテスト結果にはリモートInsightボードで使われるすべてのセルフテストの結果が表示されます。
NICの項には、リモートInsightボードのNICに関する以下の情報が表示されます。リモートInsightボードおよびNICのすべてのモデルでこれらの項目がすべてサポートされるわけではありません。
モデルにはNICのモデルが表示されます。
DNS名にはリモートInsightボードに割り当てられたDNS名が表示されます。
タイプにはNICが内蔵かPCMCIAか、およびEthernetかTokenRingかが表示されます。
IPアドレスにはこのNICのIPアドレスが表示されます。
サブネット マスクにはこのNICのサブネット マスクが表示されます。
ゲートウェイにはこのNICに設定されたデフォルトのゲートウェイが表示されます。
ステータスにはNICが有効か無効かが表示されます。
物理アドレスにはこのNICのMACアドレスが表示されます。
デュプレックスにはこのNICがフル デュプレックスかハーフ デュプレックスか、またはデュプレックスをサポートしないかが表示されます。
速度にはNICの速度が表示されます。
最大パケット サイズにはこのNICの最大パケット サイズが表示されます。
送信/受信統計情報には、このNICの以下の統計情報が表示されます。
バイト 送信/受信バイト数が表示されます。
総パケット数送信/受信パケット数が表示されます。
ユニキャスト パケット 送信/受信ユニキャスト パケット数が表示されます。
非ユニキャスト パケット 送信/受信非ユニキャスト パケット数が表示されます。
廃棄パケット 送信/受信中に廃棄されたパケット数が表示されます。
エラー パケット 送信/受信中に見つかったエラー パケット数が表示されます。
不明プロトコル 受信された不明プロトコル パケット数が表示されます。
待機中パケット数 転送キューに待機中に送信パケット数が表示されます。
イベント ログの項には、リモートInsightボードに保存されているイベントのリストが表示されます。これらのイベントは、権限を持つユーザが消去できます。 各イベントには、以下の情報が含まれています。
索引には各イベントの数字索引が表示されます。
イベント回数にはイベントの発生回数が表示されます。
説明にはイベントの説明が表示されます。
このリンクを使って、リモートInsightボードのWebインタフェースを起動できます。このリンクを使えるのは、WebインタフェースをサポートするリモートInsightボードだけです。