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HP Systems Insight Manager 5.1内のHP BladeSystem Integrated Manager

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  ラックおよびエンクロージャ  |  エンクロージャの表示   

エンクロージャの表示

目次
索引
ご注意
概要
ラックおよびエンクロージャ
ラックの表示
エンクロージャの表示
p-Classエンクロージャの表示
e-Classエンクロージャの表示
c-Classエンクロージャの表示
システム タブでの操作
イベント タブでの操作
システム ページ
Onboard Administratorリンク
印刷用画面へ
用語集
ヘルプの使い方
 エンクロージャの表示
 ラックの作成
 ラックの編集
 Onboard Administrator設定の保存
 Onboard Administrator設定の復元
 設定スクリプトの削除

エンクロージャのピクチャ ビュー ページには、利用可能な場合、エンクロージャ内で検出されたシステムの図が含まれています。 エンクロージャのピクチャ ビュー、 テーブル ビュー、またはアイコン ビューと一緒にエンクロージャ名が表示されます。 HP Systems Insight Manager(HP SIM)にサインインして、カーソルを、ビューに表示されるコンポーネントの上にカーソルを重ねるているときに、サーバが搭載されているサーバ ブレード名、スロット番号、エンクロージャなど特定のサーバに関する情報が表示されます。 また、サーバ名をクリックすると、そのサーバに関する情報が表示されます。 [システム ページ]が表示されます。

以下のシステムは、ラックおよびエンクロージャのピクチャ ビューに表示されます。

  • サーバ、およびワークステーション ブレード

  • インターコネクト モジュール

  • 電源エンクロージャ

    注: p-Classのみ表示されます。

  • Onboard Administrator、ファン、および電源ユニット

    注: c-Classのみ表示されます。

認識できないサーバやデスクトップおよび認識できないインターコネクト スイッチを持つスロットもエンクロージャのピクチャ ビューに表示されます。

以下のセクションは、ラックおよびエンクロージャのピクチャ ビューに表示されます。

  • システム ステータス

    • ヘルス ステータス アイコン。 システム ヘルス(重大、メジャー、マイナー、および正常)を現します。

  • 識別

    • エンクロージャ名。 エンクロージャの名前を表示します。 次に示すエンクロージャの詳細を含む印刷可能な表を表示するには、[エンクロージャ詳細の印刷]をクリックします。

      • ベイ。

      • システム名

      • IPアドレス。

      • モデル。

      • ファームウェア バージョン。

      • 役割。

        以下の詳細は、Onboard Administratorで表示されます。

        • ベイ

        • システム名

        • IPアドレス

        • モデル

        • ファームウェア バージョン

        • 役割

        以下の詳細は、サーバで表示されます。

        • ベイ

        • システム名

        • IPアドレス

        • モデル

        • マネジメント プロセッサIP

        • マネジメント プロセッサ ファームウェア バージョン

        • Insight Managementエージェント バージョン

        • システムROMバージョン

        • オペレーティング システム

    • シリアル番号。 エンクロージャのシリアル番号を表示します。

    • UUID。 システム上のエージェントまたはその他のコンポーネントからの固有IDです。

    • ラック名。 クリックするとピクチャ ビューにラックを表示します。

    • [ユニットID(LED)]。 ユニットIDがオンかオフかを確認します。

    • Onboard Administrator - [Onboard Administrator]リンクをクリックすると、Onboard Administratorホーム ページを表示します。

      注: [Onboard Administrator]リンクは、c-Classエンクロージャのみ表示されます。

    • Virtual Connect Manager。 Virtual Connect Manager(VCM)のIPアドレスを表示します。 IPアドレスをクリックするとVCMシステムにアクセスできます。

      注: このオプションは、仮想接続が使用可能な場合にのみ表示されます。

    • [VCMドメイン名]。 VCMのドメイン名を表示します。

  • c-Classエンクロージャの場合

    • 電源および温度セクション

      • [電源リダンダンシ]。 電源リダンダンシのステータスを表示します。 [電源リダンダンシ]をクリックすると、Onboard Administratorホーム ページを表示します。

      • [ファン リダンダンシ]。 ファン リダンダンシのステータスを表示します。 [ファン リダンダンシ]をクリックすると、Onboard Administratorホーム ページを表示します。

      • エンクロージャ環境温度。 次の情報を表示します。

        • [ステータス]。 アイコン フォームの現在のステータスを表示します。

        • [C/F]。 現在の温度を摂氏と華氏で表示します。

        • [グラフ]。 温度をグラフで描写します。

      • エンクロージャ内に存在する各電源ユニットについて以下のような情報が表示されます。

        • ベイ番号。 ベイに割り当てられた番号を表示します。

        • ファームウェア リビジョン。 ファームウェア リビジョン番号を表示します。

        • A/C入力。 電源ユニットのヘルス ステータスを表示します。

        • フェーズ。 フェーズを表示します。

        • シリアル番号。 電源ユニットのシリアル番号を表示します。

        • パーツ番号。 電源ユニットの製品番号を表示します。

        • [電力消費]。 消費電力をワットで表示します。

          • [出力/容量]。 現在の出力容量を表示します。

          • [グラフ]。 現在の出力容量のグラフを表示します。

    • ファン セクション

      • ベイ。 ベイ番号を表示します。

      • [ヘルス ステータス]。 エンクロージャのヘルス ステータスを表示します。

      • パーツ番号。 ファンの製品番号を表示します。

      • [使用電源(ワット)]。 現在使用されている合計のワット数を表示します。

      • [速度(RPM)]。 現在の速度をRPMで表示します。

    このページから、別のウィンドウでエンクロージャの詳細を表示することができます。 ページ上のエンクロージャ名を選択し、[エンクロージャ詳細の印刷]をクリックします。 新しいウィンドウにエンクロージャの詳細が表示されます。

  • p-Classエンクロージャの場合

    • 電源および温度セクション

      パワー エンクロージャを使用するラック内の少なくとも1つのiLOがバージョン1.80以上のファームウェアを搭載している場合、パワー エンクロージャの[エンクロージャ ビュー]には、以下の情報が表示されます。

      • ロード バランス ケーブル。 ロード バランス ケーブルが接続されているかどうかを示します。

      • [電源リダンダンシ]。 電源リダンダンシのステータスを表示します。

      • 温度A。 パワー エンクロージャの左のセクションの全体の温度が表示されます。

      • 中央温度。 パワー エンクロージャの中央のセクションの全体の温度が表示されます。

      • 温度B。 パワー エンクロージャの右のセクションの全体の温度が表示されます。

      • エンクロージャ内に存在する各電源ユニットについて以下のような情報が表示されます。

        • ベイ番号。 ベイに割り当てられた番号を表示します。

        • ファームウェア リビジョン ファームウェア リビジョン番号を表示します。

        • A/C入力。 電源ユニットのヘルス ステータスを表示します。

        • 入力温度。 次の情報を表示します。

          • 状態。 入力温度の状態を表示します。

          • C/F。 現在の温度を摂氏と華氏で表示します。

          • グラフ。 トリップ温度障害温度のグラフを表示します。

        • 出力温度。 次の情報を表示します。

          • 状態。 出力温度の状態を表示します。

          • C/F。 現在の温度を摂氏と華氏で表示します。

          • グラフ。 トリップ温度障害温度のグラフを表示します。

HP Systems Insight Manager内のHP BladeSystem Integrated Managerにログインしているときに、カーソルを、ビューに表示されるコンポーネントの上にカーソルを重ねると、特定のコンポーネントに関する情報が表示されます。 スロット番号/ベイ番号、サーバ ブレード名/IPアドレス、製品モデル、サーバが搭載されているエンクロージャなど、そのコンポーネントに関する情報が表示されます。 ベイに何も取り付けられていない場合は、空きベイとして表示されます。 パワー エンクロージャのファームウェアが1.80よりも古い場合は、エンクロージャの各ベイに疑問符が表示されます。 そのベイの上にカーソルを移動させると、ファームウェアのアップグレードを推奨するメッセージが表示されます。 ピクチャ ビューのコンポーネントをクリックすると、そのコンポーネントに関する情報が表示されます。 [システム ページ]が表示されます。 詳細については、HP Systems Insight Manager 5.1内のHP BladeSystem Integrated Manager - システム ページを参照してください。 ただし、ピクチャ ビューのコンポーネントに関して表示されるステータス アイコンをクリックする場合は、[エンクロージャ ビュー]ページのままです。

ピクチャ ビュー ページの下部に3つのボタンがあります。完全な設定権があるユーザだけが、このボタンを使用できます。

  • [名前をつけて収集を保存]。 選択されている1つのシステムまたはシステムのグループがあり、選択内容を新しい名前で保存する場合に、このボタンを使用します。 変更内容は、ユーザごとに保存されます。

  • [削除]。 このボタンは、1つ以上のシステムをデータベースから削除する場合に使用します。 削除するシステムを選択し、[削除]をクリックします。 ダイアログ ボックスが表示されます。 削除を続けるには、[OK]をクリックします。 操作をキャンセルするには、[キャンセル]をクリックします。 ピクチャ ビューが更新されます。

    ピクチャ ビューからは、システムのみを削除できます。 収集を選択すると、[削除]ボタンは無効になります。 収集は、[収集のカスタマイズ]ページから削除してください。

     

    VMホストが削除されても、Virtual Machine Management Packコンソールからアクセスすることができて、VMホスト上で実行することができる操作は、HP Systems Insight Manager(HP SIM)システムの削除によって影響されません。 Virtual Machine Management Packコンソールは、HP SIMステータスを表示し続けます。

     

    ["収集名"収集の選択]を確認して収集を選択する場合は、 [削除]ボタンは無効になります。 収集の削除は、[収集のカスタマイズ]ページから行ってください。

  • [印刷]。 印刷可能バージョンのピクチャを表示するには、[印刷]をクリックします。 [ファイル][印刷]をクリックして、ブラウザからピクチャーを印刷します。

[印刷]は、権限に関係なく利用可能ですが、他のオプションは適切な権限を持っている場合にのみ有効になります。

エンクロージャの表示

エンクロージャまたはパワー エンクロージャを表示するには、ピクチャ ビューでエンクロージャ収集をクリックするか、ラック ビューの[エンクロージャ名]をクリックします。 [エンクロージャ ビュー]ページが、ピクチャ ビューに表示されます。 エンクロージャのピクチャ ビュー ページには、検出されたエンクロージャとそのエンクロージャに搭載されている検出されたサーバのイメージが含まれています。

ラックの作成

HP Systems Insight Manager(HP SIM)がデバイスを検出すると、エンクロージャのみ表示されます。 エンクロージャのピクチャ ビューからラックを追加することができます。 以前のリリースで作成したラックは、[すべてのラック]オプションからすべて利用可能です。 以前作成したラックにエンクロージャを追加、または新しいラックを作成して、エンクロージャを追加することができます。 ラックを作成したら、それらが[すべてのラック]オプションに表示されます。 すべてのp-classラックおよびすべてのe-Classラック オプションは、利用できなくなります。

ラックを作成するには、以下の手順に従ってください。

エンクロージャのピクチャ ビューからラックを作成できます。 既存のラックにエンクロージャを追加、またはラックを作成して、エンクロージャを追加することができます。

  1. ピクチャ ビューにアクセスするには、[すべてのe-Classエンクロージャ][すべてのc-Classエンクロージャ]、または[すべてのp-Classエンクロージャ]に移動します。

  2. エンクロージャをクリックします。 エンクロージャ ピクチャ ビューが表示されます。

    注: [識別]セクションのエンクロージャでラック名が[利用不可]と表示されている場合、ラックにはエンクロージャが含まれていません。

  3. 新しいラックにエンクロージャを追加するには、[ラックにエンクロージャを追加]をリックします。 [ラックの追加]ドロップダウン リストが表示されます。

    注: このオプションは、エンクロージャがラックに関連付けされている場合のみ使用することができます。

  4. [ラックに追加]ドロップダウン リストから[新しいラックに追加]を選択し、[実行]をクリックします。 [ラックの編集]ページが表示されます。 エンクロージャ ビューから新しいラックを作成した場合、エンクロージャは自動的に[選択されたエンクロージャ]セクションに追加されます。

    注: [ラックに追加]ドロップダウン リストには、以前作成したラックも表示されます。 既存のラックにエンクロージャを追加するには、ラック名を選択して[実行]をクリックします。

    Add to Rack
  5. ラックを作成するには、次の詳細情報を追加する必要があります。

    • ラック名。. 新しいラックの名前を入力し、ドロップダウン リストからラックの種類を選択します。 このフィールドは必須フィールドです。

    • ラックの高さ。. ドロップ ダウン リストから、ラックの高さを選択します。

    • データセンタID。. データセンタIDを入力します。

    • データセンタ位置。. データセンタの場所を入力します。

    • 段番号。. エンクロージャが設置されている列番号を入力します。

    • 段内位置。. エンクロージャが設置されている列の位置を入力します。

    注: 既存のラックにエンクロージャを追加する場合、これらの情報は自動的に入力されます。

  6. [利用可能なエンクロージャ]ドロップダウン リストから、エンクロージャのリストを表示したいフィルタを選択します。 [エンクロージャ名]または[Class]を選択します。 クラスを入力して収集にフィルタをかけることができます。 たとえば、[p-Class]と入力すると、すべてのp-Classエンクロージャをラックに追加できます。

  7. 該当するラックを選択して、[>>]をクリックしてラックに追加します。 ラックからエンクロージャを削除するには、[<<]をクリックします。ラック内の追加したい位置にエンクロージャをドラッグアンドドロップすることもできます。

    注: は、デイジー チェーンのエンクロージャを表しています。

  8. [保存]をクリックします。 ラックにエンクロージャが追加され、新しいラックの画像に追加したエンクロージャが表示されます。 エンクロージャが他のラックに追加されていた場合、エンクロージャが別のラックに割り当てられているというメッセージが表示されます。 既存のラックからエンクロージャを削除して、新しいラックに追加するかを確認します。 ラックの追加を中止するには、[キャンセル]をクリックし、ウィンドウを閉じます。

ラックの編集

ラックのピクチャ ビューからラックを編集して、エンクロージャを追加したり削除することができます。

ラックを編集するには、以下の手順に従ってください。

  1. ピクチャ ビューにアクセスするには、[すべてのラック]に移動して、編集するラックを選択し[ラックの編集]をクリックします。 [ラック ビュー]ページが表示されます。

    注: ラックは、ピクチャ ビューからのみ編集および削除できます。

  2. ラックを編集するには、次の情報を変更することができます。

    • ラック名。. 新しいラックの名前を入力し、ドロップダウン リストからラックの種類を選択します。

    • データセンタID。. データセンタIDを入力します。

    • データセンタ位置。. データセンタの場所を入力します。

    • 段番号。. エンクロージャが設置されている列番号を入力します。

    • 段内位置。. エンクロージャが設置されている列の位置を入力します。

  3. [利用可能なエンクロージャ]ドロップダウン リストから、エンクロージャのリストを表示したいフィルタを選択します。 [エンクロージャ名]または[Class]を選択します。

  4. 該当するラックを選択して、[>>]をクリックしてラックに追加します。 ラックからエンクロージャを削除するには、[<<]をクリックします。

    注: は、デイジー チェーンのエンクロージャを表しています。

  5. [保存]をクリックします。 ラックにエンクロージャが追加され、新しいラックの画像に追加したエンクロージャが表示されます。 エンクロージャが他のラックに追加されていた場合、エンクロージャが別のラックに割り当てられているというメッセージが表示されます。 既存のラックからエンクロージャを削除して、新しいラックに追加するかを確認します。

Onboard Administrator設定の保存

現在のc-Classエンクロージャの設定を設定スクリプトに保存することができます。 この設定ファイルに保存した後、Onboard Administratorを使用してエンクロージャを以前の設定に戻すために、この設定スクリプトをアップロードすることができます。 設定ファイルを保存する場合、エンクロージャに固有のファイル名を入力する必要があります。 また、1つのc-Classエンクロージャに複数の設定スクリプトを保存することもできます。

c-Classエンクロージャの設定を保存するには、以下の手順に従ってください。

  1. Onboard Administratorの[ツール&リンク]ページから、[Onboard Administrator設定の保存/リストア]をクリックします。

    注: [設定]セクションの[Onboard Administrator設定の保存/リストア]からこのオプションにアクセスできます。

  2. Onboard Administrator用のユーザ名とパスワードを入力します。 [保存/リストア 設定スクリプト]ページが表示されます。

  3. 固有の設定スクリプトの名前を入力し、[保存]をクリックします。 名前は、以下の条件を満たしている必要があります。

    • アルファベットおよびアンダーバーやピリオドなどの特殊文字が使用可能。

    • 先頭はアルファベットから始っている。

    設定スクリプトは、[設定の復元]セクションに表示されます。

Onboard Administrator設定の復元

以前保存しておいた各設定スクリプトを選択して、エンクロージャの設定を以前の状態に復元することができます。

c-Classエンクロージャの設定を復元するには、以下の手順に従ってください。

  1. エンクロージャの[ツール&リンク]ページから、[Onboard Administrator設定の保存/リストア]をクリックします。

  2. Onboard Administrator用のユーザ名とパスワードを入力します。 [保存/リストア 設定スクリプト]ページが表示されます。

  3. [設定の復元]セクションから、復元する設定スクリプトが含まれるファイルを選択します。

  4. [復元]をクリックします。 エンクロージャの設定が復元されます。

設定スクリプトの削除

設定スクリプトを削除することができます。

c-Classエンクロージャの設定を削除するには、以下の手順に従ってください。

  1. エンクロージャの[ツール&リンク]ページから、[Onboard Administrator設定の保存/リストア]をクリックし、削除する設定スクリプトを選択し、[削除]をクリックします。

    注: 同時に複数の設定を同時に選択して削除することができます。

  2. ブラウザの[戻る]をクリックして、Onboard Administratorの[ツール/リンク]ページに移動します。

関連項目

 HP Systems Insight Manager 5.1内のHP BladeSystem Integrated Manager - 概要
 概要 - HP BladeSystemページ
 エンクロージャの表示 - e-Classエンクロージャの表示
 HP BladeSystemページ - ツリー ビュー ページでの操作