HP Smart Update Managerヘルプ


目次

ProLiant Support PacksのWindowsへのデプロイ

   PSPの概要

   Windowsサーバの最小要件

ファームウェアのデプロイ

   Firmware Maintenance CDの概要

   最小要件

   Firmware Maintenance CDデプロイメント オプション

      オンライン デプロイメント

      オフライン デプロイメント

HP Smart Update Managerを備えたFirmware Maintenance CDとWindows PSP

   インストール シナリオ

      ローカル ホストでのグラフィカル インストール

      Scripted deployment on a local host

      複数リモート ホストへのインストール

   初回インストール

      インストール ホストの初回選択

      フィルタするバンドルの初回選択

      インストールするコンポーネントの初回選択

   GUIの使用:ローカル ホスト インストール

      インストール ホストの選択

      フィルタリングするバンドルの選択

      インストールするコンポーネントの選択

      インストール結果の表示

   GUIの使用:複数ホスト インストール

      リモート ホストまたはグループの選択

      複数ホストでのフィルタリングするバンドルの選択

      複数のホストにインストールするコンポーネントの選択

      複数ホストのインストール結果の表示

高度な方法について

   WindowsへのPSPの高度なインストール方法

   コマンド ライン インタフェース

   ファームウェアとソフトウェアの同時インストール

トラブルシューティング

   ROMのアップグレードが失敗した場合の復旧

   Linuxリモート機能が使用できなくなった場合の復旧

   Microsoft Windows用PSPのインストールに関するトラブルシューティング

テクニカル サポート

頭字語および略語

 

ProLiant Support PacksのWindowsへのデプロイ

この項の目次

Microsoft Windows用PSPの概要

Windowsサーバの最小要件

 

Microsoft Windows用PSPの概要

Microsoft® Windows®用のProLiant Support Packバージョン7.90以降から、HP Smart Update Managerにより、単一の使いやすいインタフェースでPSPソフトウェアおよびファームウェア コンポーネントをインストールできるようになりました。 このユーティリティは、既存のソフトウェアおよびファームウェア コンポーネントを従来どおりサポートしながら、インストール プロセス全体を簡素化します。 SETUP実行可能ファイル(SETUPC.EXE、SETUPEX.EXE、およびSETUP.EXE)の実行は不要になりHP Smart Update Managerユーティリティが、この機能を提供するようになりました。 また、このユーティリティは、依存関係を自動的に調べて、適切なアップデートをインストールし、最適化されたシステム構成を実現する、インストール機能およびバージョンの制御機能を備えています。 

 

注: PSPには、多数のファイルが含まれています。 PSPを正常にインストールするには、すべてのファイルがHPSUM.EXEプログラムと同じディレクトリに存在する必要があります。

Microsoft® Windows®用のProLiant Support Packバージョン7.90以降から、ファームウェア コンポーネントとソフトウェア コンポーネントを同時にインストールできるようになりました。 この新機能について詳しくは、「ファームウェアとソフトウェアの同時インストール」を参照してください。

 

Windowsサーバの最小要件

 

重要: ソフトウェア アップデートをホスト サーバにインストールする前に、インストール手順で問題が発生した場合にホスト サーバの最新のバックアップが利用できることを確認してください。

 

注: 現在サポートされているオペレーティング システムのリストについては、HPのPSPのWebサイト(http://www.hp.com/servers/psp(英語))を参照してください。

Microsoft® Windows®ホストに正常にコンポーネントをインストールするには、以下の最小要件が満たされていなければなりません。

サポートされているMicrosoft® Windows®オペレーティング システムで動作するローカル管理システムが稼動している必要があります。

サポートされているMicrosoft® Windows®オペレーティング システムで動作し、ソフトウェアのアップグレードを必要とする1台または複数のホスト サーバが稼動している必要があります。 アップグレードを必要とするサーバがローカル管理システム(ローカル ホスト)だけの場合は、リモート ホスト サーバは必要ありません。

サポートされているWindows®オペレーティング システムで動作するローカル管理システムで、256MB以上のメモリを利用できる必要があります。

ハードディスク ドライブに十分な空き容量(一般に、インストールするコンポーネントのファイル サイズの2倍以上の容量)がある必要があります。

管理システムからシステムを認識できるように、すべてのリモート ホスト サーバが、同じネットワークに接続され、TCP/IPを使用している必要があります。

各ホスト サーバに管理者権限を持つアカウントが必要です。 各ホスト サーバの管理者アカウントのユーザ名とパスワードは、ローカル管理システムと同じにしておくことをおすすめします。 管理者権限のアカウントがこのように設定されていない場合は、各リモート サーバのユーザ名とパスワードを利用できるようにしておいてください。 あるいは、ホスト サーバの管理者権限を持つローカル管理システムのドメイン アカウントを使用することもできます。

ホストの範囲として入力する開始IPアドレスと終了IPアドレスは、どちらも同じサブネットに含まれている必要があります。


ファームウェアの適用

この項の目次

Firmware Maintenance CDの概要

最小要件

Firmware Maintenance CDのデプロイメント オプション

Firmware Maintenance CDの概要

Firmware CD 7.50からFirmware Maintenance CDは、Windows®およびLinux環境の両方でサポートされている、単一の使いやすいインタフェースを介して、ファームウェア コンポーネントをインストールするためにHP Smart Update Managerユーティリティを使用します。 このユーティリティは、既存のファームウェア コンポーネントを従来どおりサポートしながら、ファームウェアのインストール プロセスを簡素化します。 また、依存関係を自動的に調べて、適切な更新をインストールし、最適化されたシステム構成を実現する、インストール機能およびバージョンの制御機能を備えています。 

 

注意:   HP Smart Update Managerユーティリティとファームウェア コンポーネントは、使用に関する十分な経験と知識を持っている方だけが使用するようにしてください。 障害が発生した場合でもミッション クリティカルなシステムへの影響を抑えるために、HP Smart Update Managerを使用してファームウェアを更新する前に必ず、ターゲット サーバのバックアップをとり、他の必要な予防措置をすべて実行してください。

 

HP Smart Update Managerでは、ホスト情報とグループ情報はセッションごとに保存されます。 ユーザ名、パスワード、および現在の認証情報は、セッション内やセッションごとには保存されません。

最小要件

HP Smart Update ManagerをMicrosoft® Windows®ベースのターゲット システムに正常にインストールするには、以下の要件を満たす必要があります。

サポートされているWindows®オペレーティング システムが動作し、256MBのメモリを搭載するローカル管理システム

ハードディスク ドライブの十分な空き容量 - 標準的な作業の場合、ハードディスク ドライブの十分な空き容量は、インストールするコンポーネントのファイル サイズの2倍以上の容量

HP Smart Update ManagerをLinuxベースのターゲット システムに正常にインストールするには、以下の要件を満たす必要があります。

サポートされているLinuxオペレーティング システムが動作し、256MBのメモリを搭載するローカル管理システム

glibc 2.2.4-26以上

gawk 3.1.0-3以上

sed 3.02-10以上

pciutils-2.1.8-25.i386.rpm以上

HP Smart Update ManagerをLinuxベースのリモート ターゲット システムで正常に更新するには、以下の要件を満たす必要があります。

tcl-8.xパッケージ

tcl-5.xパッケージ

expect-5.xパッケージ

 

重要:  HP Smart Update Managerは、クロスプラットフォーム インストール(LinuxシステムからWindows®システムへのインストールなど)をサポートしていません。

Firmware Maintenance CDのデプロイメント オプション

HP Smart Update Managerおよびファームウェア コンポーネントは、オンラインまたはオフラインでインストールできます。

オンラインでインストールを行う場合は、オペレーティング システムからサーバを起動する必要があります。 HP Smart Update Managerは、システム、ハードディスク ドライブ(SASのみ)、アレイ コントローラ、Lights-Out Management ROMフラッシュ コンポーネント、NICファームウェア、およびHP c-Class BladeSystem用のHP Onboard Administratorを含む、すべてのROMフラッシュ コンポーネントのオンラインでのインストールを、Windows®およびLinuxの両方でサポートしています。

 

 

注:  Onboard Administratorファームウェアは、オンライン インストールでのみサポートされます。

 

オフラインでインストールを行う場合は、Firmware Maintenance CDまたはFirmware Maintenance CDの内容を含むUSBドライブ キーからサーバを起動できます。 HP Smart Update Managerは、システム、ハードディスク ドライブ、アレイ コントローラ、およびLights-Out Management ROMフラッシュ コンポーネントを含む、すべてのROMフラッシュ コンポーネントのオフラインでのインストールをサポートしています。 オフライン インストールでは、補足的な更新を含むリムーバブル デバイスにアクセスすることもできます。

 

 

注:  注:ファームウェア コンポーネントは、USBドライブ キーの/compaq/swpackagesディレクトリに追加できます。

 

オンライン インストール

オンラインでコンポーネントのインストールを実行するには、以下の手順に従ってください。

1. Firmware Maintenance CDまたはUSBドライブ キーを挿入します。 Firmware Maintenance CDを使用した場合、自動的にFirmware Maintenance CDインタフェースが開きます。 USBドライブ キーを使用する場合、インタフェースを手動で開く必要があります。 コマンド ライン インタフェースを開き、次のコマンドのいずれかを入力して、Firmware Maintenance CDにアクセスします。

o Windows®の場合

\_autorun\autorun_win

o Linuxの場合

/autorun

2. エンド ユーザ プログラム使用許諾契約書を読みます。 ライセンス契約書の内容に同意する場合は、[同意]をクリックして先に進みます。 Firmware Maintenance CDインタフェースが表示されます。

3. [ファームウェア アップデート]タブをクリックします。

4. [ファームウェアのインストール]をクリックします。 HP Smart Update Managerが起動します。

5. コンポーネントを選択してインストールします。 詳しくは「GUIの使用:ローカル ホスト インストール」または「GUIの使用:複数ホスト インストール」を参照してください。

オフライン インストール

オフラインでコンポーネントのインストールを実行するには、以下の手順に従ってください。

1. Firmware Maintenance CDまたはUSBドライブ キーからサーバを起動します。

2. プロンプトで、言語とキーボードを選択します。

3. [続行]をクリックします。

4. エンド ユーザ プログラム使用許諾契約書を読みます。 ライセンス契約書の内容に同意する場合は、[同意]をクリックして先に進みます。 Firmware Maintenance CDインタフェースが表示されます。

5. [ファームウェア アップデート]タブをクリックします。

6. [ファームウェアのインストール]をクリックします。 HP Smart Update Managerが起動します。

7. コンポーネントを選択してインストールします。 詳しくは、「GUIの使用:ローカル ホスト インストール」または「GUIの使用:複数ホスト インストール」を参照してください。

 


HP Smart Update Managerを備えたFirmware Maintenance CDとWindows PSP

この項の目次

インストール シナリオ

初回インストール

GUIを使用したローカル ホストのインストール

GUIの使用:複数ホスト インストール

インストール シナリオ

HP Smart Update Managerは、ファームウェアおよびソフトウェアsmartコンポーネントをローカル ホストあるいは単一または複数のリモート ホストにインストールします。 リモート ホストにインストールを行うには、リモート ホストがオンラインで、HP Smart Update Managerシステムと同じオペレーティング システムが動作していなければなりません。 たとえば、リモート ホストでLinuxが動作している場合は、HP Smart Update ManagerもLinuxシステム上で動作していなければなりません。 HP Smart Update Managerは、次のオペレーティング システムをサポートします。

Microsoft® Windows Server™ 2003およびMicrosoft® Windows Server™ 2003 x64(ファームウェアおよびソフトウェア コンポーネント)

Red Hat Enterprise Linux 3、4、および5、ならびにSUSE Linux Enterprise Server 9および10 x86、AMD64/EM64T(ファームウェア コンポーネントのみ)

次の表に、HP Smart Update Managerを使用した一般的なインストール シナリオを示します。

      

シナリオ

説明

ローカル ホストでのグラフィカル インストール

次の場合に使用します。

コマンド ライン ツールを使い慣れていない。

単一のローカル ホストにコンポーネントをインストールする。

スクリプトは必要でない。

ローカル ホストでのスクリプト インストール

次の場合に使用します。

コマンド ライン ツールを使い慣れている。

単一のローカル ホストにコンポーネントをインストールする。

カスタマイズされたスクリプト インストールを実行する必要がある。

リモート ホストにグラフィカルでのインストール

次の場合に使用します。

コマンド ライン ツールを使い慣れていない。

単一または複数のリモート ホストにコンポーネントをインストールする。

スクリプトは必要でない。

リモート ホストへのスクリプト インストール

次の場合に使用します。

コマンド ライン ツールを使い慣れている。

単一または複数のホストにコンポーネントをインストールする。

単一または複数のホスト システムに、カスタマイズされたスクリプト インストールを実行する必要がある。

ローカル ホストでのグラフィカル インストール

単一のローカル ホストにコンポーネントをインストールする場合は、HP Smart Update Managerのグラフィカル インタフェースを使用するのが最も簡単な方法です。

GUIを使用してコンポーネントをローカル ホストにインストールするには、以下の手順に従ってください。

1. 「最小要件」に示されているすべての最小要件が満たされていることを確認します。

2. インストールするコンポーネントにローカル ホストからアクセスできることと、コンポーネントがHP Smart Update Managerと同じディレクトリに配置されていることを確認します。

グラフィカル インタフェースを使用してインストールの実行について詳しくは、「GUIを使用したローカル ホストのインストール」を参照してください。

ローカル ホストでのスクリプト インストール

コマンド ライン インタフェースを使用してコンポーネントをローカル ホストにインストールするには、以下の手順に従ってください。

1. 「最小要件」に示されているすべての最小要件が満たされていることを確認します。

2. インストールするコンポーネントにローカル ホストからアクセスできることと、コンポーネントがHP Smart Update Managerと同じディレクトリに配置されていることを確認します。

3. スクリプトを作成してインストールをカスタマイズします。 詳しくは、コマンド ライン インタフェースを参照してください。"

4. スクリプトを実行します。

複数リモート ホストへのインストール

次の図に、複数ホストへのインストール プロセスを示します。

GUIを使用してコンポーネントを複数のリモート ホストにインストールするには、以下の手順に従ってください。

1. 「最小要件」に示されているすべての最小要件が満たされていることを確認します。

2. インストールするコンポーネントに管理システムからアクセスできることと、コンポーネントがHP Smart Update Managerと同じディレクトリに配置されていることを確認します。

グラフィカル インタフェースによるインストールの実行については、「GUIの使用:複数ホスト インストール」を参照してください。

コマンド ライン インタフェースを使用してコンポーネントを複数のリモート ホストにインストールするには、以下の手順に従ってください。

1. 「最小要件」に示されているすべての最小要件が満たされていることを確認します。

2. インストールするコンポーネントに管理システムからアクセスできることと、コンポーネントがHP Smart Update Managerと同じディレクトリに配置されていることを確認します。

3. スクリプトを作成してインストールをカスタマイズします。 詳しくは、「コマンド ライン インタフェース」を参照してください。

4. スクリプトを実行します。

初回インストール

HP Smart Update Managerの使いやすいグラフィカル インタフェースから、ソフトウェアおよびファームウェア コンポーネントをインストールし、管理することができます。 HP Smart Update ManagerはPSPとFirmware Maintenance CDに付属しています。 インストールを開始するには、HPSUM.EXEを実行します。

HP Smart Update Managerが利用可能なアップデートのインベントリを構築している間、インベントリ処理画面が表示されます。

インストール ホストの初回選択

インベントリ プロセスが完了すると、[インストレーション ホストの選択]画面が表示されます。

[インストレーション ホストの選択]画面で、コンポーネントをインストールするホストを選択できます。 システムでHP Smart Update Managerを初めて実行する際、デフォルトでは、ローカル ホスト以外は選択できません。 ただし、GUIを使用して、リモート ホストをターゲットとして選択することができます。 複数のリモート システムへのグラフィカル インタフェースによるインストールの実行については、「GUIの使用:複数ホスト インストール」を参照してください。

[インストレーション ホストの選択]画面には、以下の欄があります。

[ホスト名] - ホストのIPアドレスまたはDNS名が表示されます。

[種類] - システムをホストとグループに分類します。

[最終使用日] - 最近使用されたホスト順にリストをソートすることができます。

[説明] - ホストについてユーザが定義した説明が表示されます。

[インストレーション ホストの選択]画面で、[リモート ホストまたはグループ]オプションを選択する場合、ホストのみの表示、グループのみの表示、両方の表示のいずれかを選択して、ホストのリストを整理することができます。

[インストレーション ホストの選択]画面では、以下のボタンも表示されます。

[ホストの管理] - ホストを追加、編集、および削除できます。

[グループの管理] - グループを追加、編集、および削除できます。

[編集] - 選択したホストを編集できます。

[次へ] - インストール プロセスの次の手順に進みます。

[終了] - HP Smart Update Managerを終了します。

インストール プロセスを進めるには、[次へ]をクリックしてください。. システムの検出でPSPなどの1つまたは複数の定義済みバンドルが検出されると、[バンドル フィルタの選択]画面が表示されます。 そうでない場合は、デプロイメント プロセスに進みます。 複数のリモート システムにインストールする場合は、ホストの認証情報を入力します。 [インストールするアイテムを選択してください]画面が表示されます。

フィルタするバンドルの初回選択

[バンドル フィルタの選択]画面には、システムで利用できる定義済みバンドルに関する情報が表示され、インストールするバンドルを選択できます。 また、この画面では、非バンドル製品バージョンのオプションを設定できます。

[バンドル フィルタの選択]画面について詳しくは、「フィルタリングするバンドルの選択」を参照してください。 [OK]をクリックしてシステム検出に進みます。 複数のリモート システムにインストールする場合は、ホストの認証情報を入力します。 [インストールするアイテムを選択してください]画面が表示されます。

インストールするコンポーネントの初回選択

[インストールするアイテムを選択してください]画面では、システムにインストールできるコンポーネントが表示され、インストールするコンポーネントを選択したり、削除したりできます。

[インストールするアイテムを選択してください]画面とその選択項目について詳しくは、「インストールするコンポーネントの選択」を参照してください。

GUIを使用したローカル ホストのインストール

HP Smart Update Managerを最初にインストールしたあと、HP Smart Update Managerを使用してローカル ホストあるいは単一または複数のリモート ホストにSmartコンポーネントをインストールできます。 ローカル ホストでコンポーネントをインストールする場合は、HP Smart Update ManagerのGUIを使用するのが最も簡単な方法です。

インストール ホストの選択

ローカル ホストでインストール プロセスを続行するには、[インストレーション ホストの選択]画面でホストを選択して[次へ]をクリックします。

HP Smart Update Managerがローカル システムにすでにインストールされているアイテムについて確認する間、[検出プロセス]画面が表示されます。 システムの検出でPSPなどの1つまたは複数の定義済みバンドルが検出されると、[バンドル フィルタの選択]画面が表示されます。 そうでない場合は、[インストールするアイテムを選択してください]画面が表示されます。

フィルタリングするバンドルの選択

検出プロセスが完了すると、[バンドル フィルタの選択]画面が表示されます。

[バンドル フィルタの選択]画面は、2つのセクションに分かれています。

画面の上部には、製品およびステータス情報が表示されます。

[製品]フィールド - システムで検出された定義済みバンドルの製品名が表示されます。 利用可能なバージョンに関する情報も表示されます。

[ステータス]フィールド - インストールの準備ができているかどうかが表示されます。 特定されたバンドルのコンテンツに関する追加情報も表示されます。

画面の下部には、インストールのオプションが表示されます。 [バンドル フィルタ用のオプション設定]セクションでは、非バンドル製品バージョンのオプションを設定できます。

バンドルに含まれる製品のすべてのバージョンを表示するには、[バンドルなしバージョンの許可]を選択します。 このオプションにより、バンドルでリリースされているものよりも新しい可能性のあるアップデートを含めることができます。

バンドルに含まれていない製品のアップデートを表示するには、[バンドルなし製品の許可]を選択します。 このオプションにより、バンドルを適用するときに、システムの他のコンポーネントを更新できます。

バンドル製品のインストール プロセスを強制的に実行するには、[すべてのバンドルを強制アップデート]を選択します。 このオプションにより、インストールされているバージョンがバンドルに含まれるコンポーネントと同じかそれより新しい場合でもバンドル製品をインストールできます。 これにより、インストールされているソフトウェアをダウングレードできます。

PSPバージョン履歴を表示するには、[製品]フィールドのバージョン番号をクリックします。

バンドル コンテンツのリストを表示するには、[内容の表示]をクリックします。 このリストは、[ステータス]フィールドのコンポーネントの番号をクリックしても表示されます。

検出されないコンポーネントのリストを表示するには、[未検出コンポーネント]リンクをクリックします。 検出されないコンポーネントは、ソース メディアまたはHPのWebサイト(http://www.hp.com(英語))から入手できます。

インストール プロセスを進めるには、[OK]をクリックしてください。

インストールするコンポーネントの選択

検出プロセスとフィルタのバンドルの選択が完了すると、[インストールするアイテムを選択してください]画面が表示されます。

[インストールするアイテムを選択してください]画面には、以下のセクションが表示されます。

[ホスト]フィールド - 選択したアイテムがインストールされるシステムが表示されます。

[ステータス]フィールド - インストールの準備ができているかどうかが表示されます。

再起動のセクション - 再起動について設定し、どの時点で再起動するかを指定します。

コンポーネント選択ウィンドウ - インストールするコンポーネントを指定します。

複数のハードウェア デバイス(ハードディスク ドライブ、アレイ コントローラなど)が単一のサーバに存在する場合、HP Smart Update Managerは、各デバイスを1度だけリストに示します。 デバイスのファームウェア バージョンが複数ある場合は、そのバージョンは最も新しいものから最も古いものまで1つの範囲で示されます。 インストール対象のファームウェアの複数のインスタンスがある場合は、必ず、最も古いものから最も新しいものまでを含むすべてのインスタンスが示されます。 ハードウェア デバイスのファームウェアは、必要な場合、すべてフラッシュされ選択したバージョンに変更されます。

コンポーネントの選択ウィンドウは、システムによっては複数の項に分かれている場合があります。 以下の項が含まれます。

[インストールされる最新版] - 指定したシステムで、このセクションのコンポーネントをインストールできます。

[インストール不必要] - この項のコンポーネントを更新する必要はありません。

[デバイス ドライバがありません] - システムで、このセクションのコンポーネントがサポートしているデバイスが検出されていますが、デバイス ドライバをインストールする必要があります。

[ユーザにより未選択] - このセクションのコンポーネントは選択が解除されており、インストールされません。

 

 

注:  [インストール不必要]と表示されたら、[インストール オプション]をクリックしてコンポーネントを選択してください。

 

[インストールするアイテムを選択してください]画面では、以下のボタンも表示されます。

[すべて選択] - 使用可能なすべてのコンポーネントを、インストール対象として選択します

[すべての選択解除] - インストール対象として現在選択されているすべてのコンポーネントの選択を解除します。

[デフォルト] - 製品インストール ウィンドウの選択項目をデフォルト ビューに戻します。 デフォルトはローカル システムの現在の設定に基づいています

[終了] - HP Smart Update Managerを終了します

[インストール] - 選択されたすべてのコンポーネントをインストールします

[サプリメンタル アップデートの追加] - リムーバブル デバイスから、追加のコンポーネントをインストールできます。 コンポーネントの追加はデバイスのルートにする必要があります。 このボタンは、Firmware Maintenance CDからのオフライン インストールの場合のみ使用できます。

システムの[ステータス]フィールド

[インストールするアイテムを選択してください]画面の[ステータス]フィールドには、インストールの準備ができているかどうかが表示されます。

                           

アイコン

テキスト

説明

レディ

選択されたすべてのコンポーネントをインストールする準備ができました。

すでに最新

コンポーネントのインストールは不要です。

選択されていません

インストール対象として選択されているコンポーネントはありません。

xクリティカル アクション

コンポーネントXは依存関係に問題があるため、インストールする準備ができません。 ここで、xはコンポーネントの番号です。 依存関係が適合するか、コンポーネントのインストールの選択を解除するまで、インストールを続行できません。

再起動セクション

[インストールするアイテムを選択してください]の再起動セクションでは、希望する再起動の動作について設定できます。

更新がインストールされた後にシステムが再起動するように設定するには、以下の手順に従ってください。

1. [インストール後、システムを再起動]をクリックします。

2. [毎回]または[必要な場合]をクリックします。

[毎回]を選択すると、コンポーネントのインストールが失敗した場合を除いて、システムは必ず再起動します。 [必要な場合]を選択すると、コンポーネントのインストールが失敗した場合を除いて、少なくとも1つのコンポーネントで必要な場合は再起動が行われます。

再起動までの時間を変更したり、再起動のメッセージを変更したりする場合は、[再起動オプション]をクリックします。 [再起動オプションの設定]画面が表示されます。

 

 

注:  Linuxでは、[再起動遅延]の時間は秒単位から分単位に自動的に変換されます。 Linuxの場合、1分未満(59秒以下)の値は切り上げられます。 

 

必要な変更を加え、[OK]をクリックします。

コンポーネント選択ウィンドウ

[インストールするアイテムを選択してください]画面のコンポーネント選択ウィンドウでは、サーバとハードウェア オプションに基づいて、すべての使用可能なコンポーネントが(種類別に)表示されます。 HP Smart Update Managerは、各コンポーネントについて、依存関係、すでにシステムにインストールされているかどうか、またはインストール後再起動が必要かどうかを自動的に確認します。 インストール可能な項目はデフォルトで選択されます。 インストールを希望しないコンポーネントは選択を解除できます。

コンポーネント選択ウィンドウは、次の欄に分かれています。

[製品] - コンポーネントの名前、バージョン番号、コンポーネントの新しいバージョン番号を示します。 コンポーネントのバージョンの履歴を確認するには、新しいバージョン番号をクリックしてください。

[ステータス] - コンポーネントのステータスを表示します。

                  

アイコン

テキスト

説明

インストール準備完了

コンポーネントをインストールする準備ができました。

選択されていません

コンポーネントはインストール対象として選択されていません。

すでに最新

最新のコンポーネントがすでにインストールされています。 コンポーネントのダウングレードまたは再書き込みを実行する場合は、[インストールオプション]をクリックします。

デバイス ドライバがインストールされていません

システムで、このセクションのコンポーネントがサポートしているデバイスが検出されていますが、このデバイスにはデバイス ドライバが必要です。 デバイス ドライバをインストールしてください。

ユーザにより未選択

コンポーネントはインストール対象として選択されていません。

失敗した依存状態

コンポーネントには適合しない依存関係が存在します。 問題のある依存関係の状態を確認するには、[失敗した依存状態を表示]をクリックしてください。

[任意の動作] - [バンドル フィルタの選択]をクリックすることによってフィルタリングするバンドルを選択できます。または[今すぐ設定]をクリックすることによってコンポーネントを設定できます。 バンドルを選択できなかった場合、使用しているバンドルを変更したりバンドル オプションを変更したりするには、[バンドル フィルタの選択]をクリックしてください。 コンポーネントが設定可能な場合は、そのことが[任意の動作]欄に示され、[今すぐ設定]をクリックして、選択したコンポーネントを設定することができます。

[追加] - コンポーネントのインストール オプションが表示されます。

失敗した依存関係は、コンポーネントを正常にインストールするためのHP Smart Update Managerの前提条件です。 コンポーネントを設定する必要があるかどうかを決定するには、[失敗した依存関係]画面に表示される情報を参照してください。 次の図は、[失敗した依存状態]画面です。

インストール オプション

インストール オプションは、コンポーネントのインストール処理を指定することができます。 [追加]欄の[インストール オプション]をクリックしたときに表示される画面には、次の2つがあります。 インストールするコンポーネント タイプによって、表示される画面がかわります。 最初の画面はファームウェアとソフトウェア コンポーネントで、2番目の画面はファームウェアのみです。 画面:

現在のファームウェアを以前のバージョンにダウングレードする場合は、[ダウングレードを許可]を選択します。

HP Smart Update Managerが現在のファームウェアのバージョンを同じバージョンで上書きできるようにする場合は、[再書き込みを許可]を選択します。

共有ストレージ環境でファームウェアをアップグレードする場合は、[共有デバイスを許可]を選択します。

 

注意: 使用中の共有デバイスでファームウェアを更新すると、データが消失する場合があります。 [共有デバイスを許可]オプションを有効にする前に、選択したデバイスを共有している他のすべてのサーバをオフラインにしてください。

 

次の表は、ファームウェアの更新に関するオプションを変更すると、ファームウェアの更新結果がどのように変わるかを示しています。 この例では、アレイ コントローラとしてHP Smartアレイ6402コントローラが使用されています。

既存のアレイ コントローラにファームウェア バージョン3.00がインストールされている場合、ファームウェアを更新すると、次の表に示す結果になります。

                

 

デフォルト

ダウングレードの場合

再書き込みの場合

ファームウェア アップグレードv3.05

3.05

3.05

3.05

ファームウェア アップグレードv3.10

3.10

3.10

3.10

既存のアレイ コントローラにファームウェア バージョン3.10がインストールされている場合、ファームウェアを更新すると、次の表に示す結果になります。

               

 

デフォルト

ダウングレードの場合

再書き込みの場合

ファームウェア アップグレードv3.05

変更なし

3.05

3.10

ファームウェア アップグレードv3.10

変更なし

変更なし

3.10

インストールするコンポーネントをすべて選択したら、[インストール]をクリックしてインストールを実行します。 各コンポーネントについて詳しくは、「コンポーネントの設定」を参照してください。 [インストール中]画面が表示されます。

インストール結果の表示

インストールが完了すると、[インストール結果]画面が表示されます。

[インストール結果]画面には、以下の情報が表示されます。

[製品] - インストールされたコンポーネント名を表示します。 コンポーネントのバージョンの履歴を確認するには、バージョン番号をクリックします。

[ステータス] - コンポーネントのインストール ステータスを表示します。

                  

アイコン

テキスト

説明

成功

コンポーネントは正常にインストールされました。

同じ/古いバージョンのインストールに成功しました

既存のコンポーネントは、同じバージョンまたは古いバージョンに正常にダウングレードまたは再インストールされました。

アップデートでエラーとなりました

更新エラーが発生しました。 詳しくは、[インストール ログを表示]をクリックしてください。 ログ ファイルで制限された情報しか表示されない場合は、HP Smart Update Managerログ ファイルを参照してください。

インストール失敗

コンポーネントはインストールされませんでした。 詳しくは、[インストール ログを表示]をクリックしてください。

[追加] - 各コンポーネントのインストール ログを確認したり、再起動が必要かどうかを再確認したりすることができます。

アイコン

テキスト

説明

再起動が必要です

コンポーネントを有効にするには、サーバを再起動する必要があります。

追加詳細情報を表示するには、[インストール ログを表示]をクリックします。

[インストール結果]画面には、次のボタンもあります。

[今すぐ再起動] - サーバを再起動します(このボタンは、ローカル インストールでのみ使用できます)。

[終了] - HP Smart Update Managerを終了します。

ログ ファイルは、次の位置にあります。

インストール ログにはhpsum_log.txtおよびhpsum_detail_log.txtがあり、更新される各ホストのインストール動作に関する情報が含まれています。 hpsum_log.txtには、インストール動作の短い要約が含まれています。 hpsum_detail_log.txtには、インストールされた各コンポーネントのエラーを含むインストールの詳細がすべて含まれています。

Windows®の場合、ローカル ホストのブート パーティションの\CPQSYSTEM\logサブディレクトリ内に各ホストのIPアドレスに基づく名前のサブディレクトリが作られ、そのサブディレクトリにこれらのファイルが格納されます。 ローカル ホストの情報を含むディレクトリには、IPアドレスに基づく名前ではなく、\CPQSYSTEM\log\localhostという名前が付けられます。

Linuxの場合は、ローカル ホストの/var/hp/logサブディレクトリ内に各ホストのIPアドレスに基づく名前のサブディレクトリが作られ、そのサブディレクトリにこれらのファイルが格納されます。 ローカル ホストの情報を含むディレクトリには、IPアドレスに基づく名前ではなく、localhostという名前が付けられます。

GUIの使用:複数ホスト インストール

HP Smart Update Managerの使いやすいグラフィカル インタフェースから、ファームウェアおよびソフトウェア コンポーネントをインストールし、管理することができます。

HP Smart Update Managerが使用可能なアップデートのインベントリを作成している間、[インベントリ作成中]画面が表示されます。 インベントリ プロセスが完了すると、[インストレーション ホストの選択]画面が表示されます。

リモート ホストまたはグループの選択

[インストレーション ホストの選択]画面で、コンポーネントをインストールする複数のグループやホストを選択できます。

注:  ローカル ホストをリモート ホストとともにリストに含めたりグループに含めたりすることはできません。

ホストを追加するには、「ホストの管理」を参照してください。 グループを追加するには、「グループの管理」を参照してください。

インストールを続けるには以下の手順に従ってください。

1. 1つまたは複数のホストやグループを選択します。

2. [次へ]をクリックして次の手順に進みます。

3. ホストの認証情報を入力します「ホストの認証情報の入力」)。

4. [OK]をクリックして、「複数ホストでのフィルタリングするバンドルの選択」または「複数のホストにインストールするコンポーネントの選択」に記載された手順に進みます。

5. インストールが完了すると、「複数ホストのインストール結果」「複数ホストのインストール結果の表示」画面が表示されます。

ホストの管理

ホストの追加、編集、削除を行うには、[ホストの管理]ボタンをクリックします。 [ホストの管理]画面が表示されます。

ホストを追加するには、次の手順に従います。

1. [ホストの追加]をクリックします。[新しいホスト]ダイアログ ボックスが表示されます。

2. 次の中から、ホストを追加する方法を選択します。

a. 追加するホストのDNS名を入力します。

b. 追加するホストのIPアドレスを入力します。

c. 追加するホストのIPアドレス範囲を入力します。 範囲の開始IPアドレスと終了IPアドレスが同じサブネットに属していなければなりません。

3. 追加するホストについてユーザが定義する説明(オプション)を入力します。

4. [OK]をクリックします。

新しいホストが、[インストレーション ホストの選択]画面のリストに追加されます。

既存のホストを編集するには、次の手順に従います。

1. [ホストの管理]画面の[ホストの編集]ボタンをクリックします。 [ホストの編集]ダイアログ ボックスが表示されます。

2. 必要な編集を行います。

3. [OK]をクリックします。

ホストを削除するには、以下の手順に従ってください。

1. [ホストの管理]画面で[ホストの削除]ボタンをクリックします。

2. 確認画面で[はい]をクリックします。

グループの管理

グループの追加、編集、削除を行うには、[グループの管理]ボタンをクリックします。 [グループの管理]画面が表示されます。

グループを追加するには、次の手順に従います。

1. [グループの追加]をクリックします。[グループの編集]ダイアログ ボックスが表示されます。

2. グループの名前を入力します。

3. 追加するグループについてユーザが定義する説明(オプション)を入力します。

4. [利用可能なホスト]ウィンドウから、グループに追加するホストを選択します。 [新しいホスト]ボタンをクリックして新しいホストを追加します。 ホストの追加について詳しくは、「ホストの管理」を参照してください。

5. [入力>>]ボタンをクリックして、選択しホストを新しいグループに移動します。 

6. [OK]をクリックします。

新しいグループが、[インストレーション ホストの選択]画面のリストに追加されます。

既存のグループを編集するには、次の手順に従います。

1. グループを選択して、グループの管理画面の[グループの編集]ボタンをクリックします。 [グループの編集]ダイアログ ボックスが表示されます。

2. 必要に応じてグループ名を編集します。

3. 必要に応じて、ホストについてユーザが定義する説明(オプション)を編集します。

4. [入力>>]および[<<削除] ボタンを使用して、必要なホストを追加または削除します。

5. [OK]をクリックします。

グループを削除するには、グループの管理画面でグループを選択し、[グループの削除]ボタンをクリックします。

確認画面で[はい]をクリックします。

ホストの認証情報の入力

単一のリモート ホストを選択すると、[ホストに証明情報の入力]画面が表示されます。

ホストの認証情報を入力するには、以下のいずれかの手順に従ってください。

[ユーザ名およびパスワードの入力]を選択して、ユーザ名とパスワードを入力します。

[現在の証明情報の使用]を選択して、現在ログインしているユーザの認証情報を使用します。

リモート ホスト上でアクティブなアップデート プロセスが検出される場合、[ホストのスキップ]または[アップデートの再開]を選択できます。 ホストのスキップを選択すると、以降のアップデート プロセスでホストが無視されます。 また、アップデートの再開を選択すると既存または進行中のインストールが終了します。

[OK]をクリックして続行します。

グループまたは複数のホストを選択すると、[グループの認証情報の入力]画面が表示されます。

画面では、まだ認証情報が必要な残りのホストと、認証情報の入力が完了しているホストが別々に表示されます。

各ウィンドウは、次の欄に分かれています。

[名前] - ホストの名前が表示されます。

[ステータス] - ホストの認証情報のステータスを表示します。

アイコン

テキスト

説明

入力済み

ホストの認証情報は入力されています。

認証情報の入力

ホストの認証情報は入力されていません。

認証情報の失敗

入力したホストの認証情報は、無効です。

ホストへのアクセス不可

入力した認証情報でホストにアクセスできないか、ホストがネットワーク内で検出されません。

HPSUMセッションが存在しているためホストをスキップしました

既存のHP Smart Update Managerセッションのためにホストがスキップされました。

[説明] - ホストについてユーザが定義した説明が表示されます。

ホストの認証情報を入力するには、以下の手順に従ってください。

1. 左ウィンドウで、[ホストは残りの認証情報を要求しています]リストからホストを選択します。 すべての認証情報が同じ場合、[すべて選択]をクリックして、リストのすべてのホストを選択します。

2. [入力>>]ボタンをクリックして認証情報を入力し、[完了したホスト]ウィンドウに選択したホストを移動します。

3. [次へ]をクリックして作業を続行します。

複数ホストでのフィルタリングするバンドルの選択

システムの検出で1つまたは複数の定義済みバンドルが検出されると、[バンドル フィルタの選択]画面が表示されます。

この画面について詳しくは、「フィルタリングするバンドルの選択」を参照してください。 インストール プロセスを進めるには、[OK]をクリックしてください。

複数のホストにインストールするコンポーネントの選択

[インストールするアイテムを選択してください]画面には、サーバ ホストとそのステータス情報が表示されます。

[インストールするアイテムを選択してください]画面では、以下のボタンが表示されます。

[ホストの表示] - ホストを選択した後に、選択したホストの追加情報を表示できます。

[インストール] - 選択されたすべてのコンポーネントをすべてのリモート ホストにインストールします。

[終了] - HP Smart Update Managerを終了します。

[インストールするアイテムを選択してください]画面の[サーバ ホスト]ウィンドウには、インストール対象として選択できるサーバ ホストの概要情報が表示され、個々のホストの詳細を表示させることができます。

[サーバ ホスト]ウィンドウは、次の欄に分かれています。

[ホスト] - システムの名前、使用可能な更新の数、および予想されるインストール時間を表示します。

[ステータス] - ホストのステータスを表示します。

                  

アイコン

テキスト

説明

レディ

ホストのインストール準備ができました。

インストールするものがありません

ホストは、すでに最新の状態です。

HPSUMセッションが存在しているためホストをスキップしました

既存のHP Smart Update Managerセッションのためにホストがスキップされました。

対応が必要です

ホストのインストール準備ができていません。 追加情報を参照するには、[ホストの表示]をクリックしてください。

検出失敗

ホストのインストール準備ができていません。 インストールされているハードウェア、ソフトウェア、およびファームウェアの検出が失敗しました。

 

 

注:  [ステータス]欄に、更新版がインストールされた後の再起動についてのデフォルト動作が表示されることもあります。

 

選択した単一ホストをより詳しく表示するには、[インストールするアイテムを選択してください]画面で[ホストの表示]をクリックします。 単一ホストの選択画面が表示されます。

選択した単一ホストを設定するには、「インストールするコンポーネントの選択」に示されている手順に進みます。

更新対象のすべてのホストについて単一ホストの設定を行ったあと、[インストールするアイテムを選択してください]画面で[インストール]をクリックしてインストール手順に移ります。

複数ホストのインストール結果の表示

インストールが完了すると、[インストール結果]画面が表示されます。

[インストール結果]画面は、次の欄に分かれています。

[ホスト] - ホストのIPアドレスまたはDNS名を示します。

[ステータス] - コンポーネントの全体的なインストール ステータスを表示します。

                  

アイコン

テキスト

説明

成功

ホストは正常に更新されました。

インストールするものがありません

ホストは、すでに最新の状態です。

インストールはユーザによりキャンセルされました

インストールがキャンセルされたので、先に進むことができません。

インストール失敗

1つまたは複数のコンポーネントのインストールに失敗しました。

[インストール結果]画面には、次のボタンもあります。

[ホストの表示] - 選択されたホストのインストール結果を表示できます。

[終了] - HP Smart Update Managerを終了します。

単一ホストのインストール結果を表示するには、ホストをダブルクリックするか、ホストを選択して[ホストの表示]をクリックします。

「インストール結果の表示」に進みます。


高度な方法について

この項の目次

WindowsへのPSPの高度なインストール方法

コマンド ライン インタフェース

ファームウェアとソフトウェアの同時インストール

WindowsへのPSP高度なインストール方法

この項では、Windows®へのPSPの高度なインストール方法について説明します。

 

コンポーネントの設定

コンポーネントを設定するには、Smartコンポーネントが書き込みアクセス可能な位置にある必要があります。 CDや読み取り専用ネットワーク共有はサポートされていません。 SmartStart CDからSupport Packを入手した場合は、Support Packディレクトリのコンテンツ全体をローカル ハードディスク ドライブまたはネットワーク共有にコピーして、すべてのファイルから読み取り専用属性の選択が解除されていることを確認してください。

一部のコンポーネントでは、必須またはオプションの設定を行います。 設定パラメータには、コンポーネントを正しく設定するために必要な情報やコンポーネントでソフトウェアをインストールするために必要なパスワードも含まれます。 コンポーネントのオプション設定データが提供されない場合、コンポーネントが以前にインストールされていないと、その設定データのデフォルト値が使用されます。 コンポーネントが以前にインストールされて設定されている場合、設定データが変更されないと、既存の設定情報が保持されます。

設定可能なコンポーネントは、[インストールするアイテムを選択してください]画面の[任意の動作]欄に示されます。 コンポーネントを設定するには、[今すぐ設定]をクリックします。

[Item Configuration]画面が表示されたら、指示に従ってください。 設定が完了すると、[インストールするアイテムを選択してください]画面に戻ります。

コマンド ライン インタフェース

HP Smart Update Managerのコマンドライン インタフェースを使用すると、スクリプト カスタム インストールが可能です。

コマンド ライン構文

HP Smart Update Managerの一般的なコマンド ライン構文は、以下のとおりです。

hpsum [/h[elp]]]] [/f[orce]]]] [/g (downgrade)] [/e (rewrite)]

[/m[utual]]]] [/r[eboot]]]] [/reboot_message "message"]

[/reboot_delay timeout_in_seconds] [/reboot_always] [/s[ilent]]]]

[/c <component_to_install>][/group] [/bundle] [/allow_update_to_bundle] [/dryrun] [/continue_on_error <error>] [/override_existing_connection] [/user <username>]

[/passwd <password>] [/target <netAddress>]

HP BladeSystem C-Class Onboard Administratorまたはリモート ホストでHP Smart Update Managerを使用するには、ログインするのにユーザID、パスワード、およびターゲット サーバIPアドレスまたはDNS名が必要です。

 

 

注:  角カッコで囲まれた引数および情報はすべてオプションです。 引数には、"-"または"/"のどちらかを先頭につける必要があります。 これらの例では、"/"で示します。

 

コマンド ラインでコマンド ライン引数を指定しない場合、コンポーネントGUIが表示されます。

コマンド ライン引数

 

コマンド ライン引数

説明

/h[elp] または /?

この引数では、コマンド ラインのヘルプ情報が表示されます。

/f[orce]

この引数により、現在インストールされているコンポーネントを上書きまたはダウングレードできます。

/gまたは/downgrade

この引数では、ハードディスク ドライブおよびアレイ コントローラなどの複数のターゲット デバイス用に以前のバージョンのファームウェアにダウングレードできます。 (ファームウェアだけに適用されます。)

/eまたは/rewrite

この引数では、ファームウェアに障害が発生したときや、ファームウェアが正しくインストールされていることを確実にしたいときに、同じバージョンのファームウェアをデバイスに再書き込みします。 この引数は、/forceオプションと組み合わせて使用する必要があります。 /forceオプションと組み合わせて使用しない場合は無視されます。 (ファームウェアだけに適用されます。)

/m[utual]

この引数は、フラッシュ対象のデバイスが共有ストレージ環境にある場合に、ファームウェア フラッシュ エンジンにファームウェアのフラッシュを通知します。 フラッシュ対象のデバイスが共有ストレージ環境にある場合、-mオプションを渡さないと、コンポーネントのインストールは失敗します。 (ファームウェアだけに適用されます。)

/r[eboot]

この引数では、次の条件を満たす場合、サーバ(リモート インストールではホスト サーバ)が再起動します。

/rebootオプションが選択されているか、コマンド ライン引数として指定されている。

インストール用に選択されたすべてのコンポーネントが正常にインストールされた。

インストールされたコンポーネントのうち少なくとも1つで、インストールを完了するために再起動が必要。

/reboot_message "message"

この引数では、再起動されるサーバに接続されているリモート コンソールに、特定の再起動メッセージを表示します。 /rebootオプションと組み合わせて使用しない場合は無視されます。

/reboot_delay timeout_in_seconds

この引数では、timeout_in_secondsの秒数だけ、サーバの再起動を遅らせます。 /rebootオプションと組み合わせて使用しない場合は無視されます。 指定できる値は15〜3600です。 デフォルトのタイムアウト値はWindows®で15秒、Linuxで60秒です。

/reboot_always

この引数では、次の条件を満たす場合、サーバを再起動します。

       /reboot_alwaysオプションが選択されているか、コマンド ライン引数として指定されている。

インストール用に選択されたすべてのコンポーネントが正常にインストールされた。

/s[ilent]

この引数を指定すると、GUIやコンソールの出力を伴わないサイレント インストールが行われます。 データはすべてログ ファイルに書き込まれます。 プロンプトではすべてデフォルト オプションが使用され、ユーザの入力なしでインストールが続行されます。 コンポーネントでインストール前に設定情報などの入力が必要な場合は、そのコンポーネントのインストールは失敗しログ ファイルにエラー メッセージが書き込まれます。

/c <component to install>

この引数は、インストールする単一コンポーネントを指定します。 /cオプションを複数回使用して、複数のコンポーネントを指定することもできます。 コンポーネントの依存関係により別の順序でインストールする必要がある場合を除き、インストールは指定された順序で行われます。 依存関係がある場合は、できるだけ多くのコンポーネントのインストールが成功するように、ユーティリティによりその依存関係に基づいてインストール順序が変更されます。

/group <HPSUMgroup>

この引数は、グループ ホストが存在するHP Smart Update Manager内部デ―タベースですでに定義されているグループ名を指定します。

/bundle <bundlename>

この引数は、インストールするバンドルの名前を指定します。複数回指定することができます。

/allow_update_to_bundle

この引数により、ユーザは、PSPまたはファームウェア バンドルで定義されたものより新しいバージョンのコンポーネントが存在する場合に、それをインストールできます。 このパラメータにより、これらのコンポーネントを、バンドルに付属している可能性があるものより古いバージョンのコンポーネントに置き換えることができます。

/dryrun

この引数は、テスト実行用にインストールをシミュレーションします。 何もインストールされません。

/continue_on_error <error>

この引数により、インストールが継続され、エラーが無視されます。 現時点では、=ServerNotFoundのみがサポートされています。 ServerNotFoundオプションは、ファームウェアまたはソフトウェアを複数のリモート ホストに同時にインストールする場合に、アクティブではない、または利用できないリモート ターゲットをバイパスするために使用されます。

/override_existing_connection

この引数は、リモート ホストで既存のHP Smart Update Managerセッションがすでに進行中であることが検出された場合の動作を定義するために使用されます。 /override_existing_connectionは、進行中のセッションを無効化し、リモート ホストのインストール フレームワークを再初期化します。

/user <username>

この引数により、このユーザIDで、HP BladeSystem c-Class Onboard Administratorまたはリモート ホストにログインできます。

/passwd <password>

この引数により、/userパラメータで指定したuserid用にこのパスワードを使用できます。 パスワードは、リモート ホストおよびHP BladeSystem c-Class Onboard Administratorへのログインに使用されます。

/target <netAddress>

この引数は、HP BladeSystemc-Class Onboard Administratorまたはリモート ホストのIPアドレスまたはDNS名です。 エンクロージャ内にOnboard Administratorが2つある場合、この引数で、アクティブなOnboard Administratorのアドレスや名前を指定する必要があります。

                                          

リターン コード

HP Smart Update ManagerはLinuxとWindows®コンポーネントのリターン コードを、新しく拡張されたリターン コード マッピングに統合しました。 これらのリターン コードは、コンポーネント インストールのステータスを決定します。 また、スクリプトのリターン コードを使用して、スクリプトの実行を制御したり、必要な分岐を決定したりできます。

To view the installation log file locations, see "Viewing the installation results."

                                         

リターン コード

値(Value)

テキスト

SUCCESS_NO_REBOOT

0

インストールに成功しました。

SUCCESS_REBOOT

1

インストールに成功しましたが、再起動が必要です。

SUCCESS_NOT_REQUIRED

3

このコンポーネントは最新であるか、または不要です。

FAILURE_GENERAL

-1

一般障害が発生しました。 詳しくはエラー ログを参照してください。

FAILURE_BAD_PARM

-2

不正な入力パラメータが検出されました。

FAILURE_COMPONENT_FAILED

-3

コンポーネントのインストールに失敗しました。


ファームウェアとソフトウェアの同時インストール

HP Smart Update Managerユーティリティを備えたMicrosoft® Windows®(バージョン7.90以降)用PSPでは、ファームウェア コンポーネントとPSPソフトウェア コンポーネントを同時にインストールできます。 ファームウェア コンポーネントとソフトウェア コンポーネントの同時インストールは、Windows®オンライン インストールでのみサポートされます。 Microsoft® Windows®用PSPコンポーネントとファームウェア コンポーネントは、同じディレクトリにないと、同時にインストールできません。

ファームウェア コンポーネントとPSPソフトウェア コンポーネントを同時にインストールするには、HP Smart Update Managerを実行します。 [バンドル フィルタの選択]画面で、バンドルを選択し、[バンドルなし製品の許可]オプションを選択します。

インストール プロセスを進めるには、[OK]をクリックしてください。 [インストールするアイテムを選択してください]画面が表示され、該当するファームウェア コンポーネントとソフトウェア コンポーネントが示されます。

 

トラブルシューティング

この項の目次

ROMのアップグレードが失敗した場合の復旧

Linuxリモート機能が使用できなくなった場合の復旧

Microsoft Windows用PSPのインストールに関するトラブルシューティング

ROMのアップグレードが失敗した場合の復旧

システムROMのアップグレードが失敗した場合の復旧

システムROMのアップグレードの失敗から復旧するには、リダンダントROMまたはROMPaqを使用してください。

リダンダントROMリカバリ

システムROMをフラッシュする場合、ROMPaqはバックアップROMを上書きし、現在のROMをバックアップとして保存して、新しいROMが何らかの理由で壊れたときに代替のROMに簡単に戻ることができるようにします。 この機能では、ROMのフラッシュ中に電源障害が発生した場合でも、既存のバージョンのROMが保護されます。

サーバが起動すると、システムは現在のROMが壊れているかどうかを確認します。 ROMが壊れていることが検出されたら、システムはバックアップROMから起動しPOSTを通じてROMが壊れていることを警告します。

リダンダントROMにRBSUでアクセスするには、以下の手順に従ってください。

1. 起動中、画面右上隅にプロンプトが表示されたら、F9キーを押してRBSUにアクセスします。

2. [アドバンスト オプション]を選択します。

3. [リダンダントROMの選択]を選択します。

4. ROMバージョンを選択します。

5. Enterキーを押します。

6. Escキーを押して現在のメニューを終了するか、またはF10キーを押してRBSUを終了します。 サーバは自動的に再起動します。

RBSUを使用できない場合、システム コンフィギュレーション スイッチのスイッチ設定を変更してROMイメージを切り替えることができます。 詳しくは、サーバのマニュアルを参照してください。

ROMイメージが両方壊れている場合は、ROMPaqリカバリを実行してください。

ROMPaqリカバリ

現在のバージョンとバックアップ バージョンのROMが両方とも壊れている場合、以下のROMPaqディザスタ リカバリ手順を実行してください。

1. 他のサーバで、Firmware Maintenance CDを挿入します。 Firmware Maintenance CDインタフェースが自動的に開きます。

2. エンド ユーザ プログラム使用許諾契約書を読みます。 ライセンス契約書の内容に同意する場合は、[同意]をクリックして先に進みます。 Firmware Maintenance CDインタフェースが表示されます。

3. [ファームウェア アップデート]タブをクリックします。

4. [Firmware CDの参照]をクリックします。

5. ROMPaqイメージにアクセスし、ハードディスク ドライブに保存します。

6. ROMPaqイメージを実行し、ROMPaqディスケットを作成します。

7. ROMが壊れているサーバに切り替えます。

8. サーバの電源を切ります。

9. ROMPaqディスケットを挿入します。

10. サーバに電源を入れます。

a. サーバが1回の長いビープ音と2回の短いビープ音を鳴らした場合、ディザスタ リカバリ モードに入っていることを示しています。 ディスケットが挿入されていない場合、システムは有効なROMPaqディスケットが挿入されるまでビープ音を鳴らし続けます。

b. ROMPaqディスケットは両方のシステムROMイメージをフラッシュします。 問題なく実行された場合は、徐々に音が高くなるビープ音が鳴ります。 問題が生じた場合は、徐々に音が低くなるビープ音が鳴ります。 この場合はディザスタ リカバリ プロセスを繰り返す必要があります。

11. サーバの電源を切ります。

12. ROMPaqディスケットを取り出します。

13. サーバに電源を入れます。

ROMPaqディザスタ リカバリ用にサーバを手動で設定するには、以下の手順に従ってください。

1. サーバの電源を切ります。

2. アクセス パネルを取り外します。

3. システム メンテナンス スイッチの位置をディザスタ リカバリに設定します。 スイッチの位置はサーバによって異なります。 ご使用のサーバでの正しい設定については、サーバのマニュアルを参照してください。

4. Firmware Maintenance CDまたはHPのWebサイト (http://www.hp.com/support)から入手した、最新のシステムROMが収録されたROMPaqディスケットを挿入します。

5. アクセス パネルを取り付けます。

6. サーバに電源を入れます。

7. システムを完全に起動します。

8. 手順の1および2を繰り返します。

9. システム メンテナンス スイッチの位置を、元の設定に戻します。

10. 手順の5および6を繰り返します。

オプションROMのアップグレードが失敗した場合の復旧

オプションROMのアップグレードの失敗から復旧するには、オプションに応じた適切なリカバリ方法を使用してください。

アレイ コントローラROM

アレイ コントローラがサポートするリカバリROMは、バックアップROMを提供することによって、連続的なシステム可用性を保証する冗長化機能です。 フラッシュ プロセスを実行すると、新しいバージョンのファームウェアがROMにフラッシュされますが、最後に確認されたバージョンのファームウェアもコントローラで保持されます。 ファームウェアが破壊されると、コントローラはファームウェアのリダンダント バージョンに戻り、動作を続けます。

 

 

注:  注:ROMPaqは、ストレージ オプションの配布には使用されなくなったため、ストレージ オプションROMはROMPaqではダウングレードできません。

 

Lights-OutマネジメントROM

RILOE II、iLO、およびiLO 2でディザスタ リカバリを実行するには、HPのWebサイト(http://www.hp.com/servers/lights-out)に掲載されている、ご使用のLights-Outマネジメント製品のマニュアルを参照してください。

Linuxリモート機能が使用できなくなった場合の復旧

ファイアウォール設定

Unable to Access Hostメッセージが表示される場合、ターゲットのファイアウォールが有効になっています。 Linuxのデフォルト設定では、ターゲットのファイアウォールは有効になっています。

Linuxのリモート機能を復旧するには、ターゲットおよびホストのファイアウォールを無効にするか再設定する必要があります。

Microsoft Windows用PSPのインストールに関するトラブルシューティング

Microsoft® Windows®用PSPを使用している際に、以下のような問題が発生することがあります。 問題は太字で表記し、その後に解決方法を示します。

Windows®のファイアウォールおよびセキュリティ ポリシーのルールを適切に設定するには、どうすればいいですか。

[Windows Security Alert]が表示されたら、[Unblock]をクリックし、以下の手順でファイアウォールを設定してください。

1.      [スタート]、[コントロール パネル]、[管理ツール]、[Windows Firewall with Advanced Security]、[Inbound Rules]、[Remote Administration(NP-IN)]の順にクリックします。

2.      [Enabled]を選択し、接続を有効にします。


テクニカル サポート

この項の目次

参考資料

オペレーティング システム情報

HPの連絡先

参考資料

ProLiant Firmware Maintenance CDまたは他のCDをダウンロードする方法については、HPのSmartStartダウンロードのWebサイト(http://www.hp.com/go/ssdownloads(英語))を参照してください。

ファームウェアのサポートについては、HPのWebサイト(http://www.hp.com/servers/smartstart/supportmatrices(英語))にあるProLiant Firmware Maintenance CDマトリックスを参照してください。

PSPについて詳しくは、HPのWebサイト(http://www.hp.com/servers/psp(英語))を参照してください。

最新バージョンのPSPをダウンロードする方法については、HPのWebサイトにあるソフトウェアとドライバのダウンロードのページ(http://www.hp.com/servers/swdrivers(英語))を参照してください。

HP Subscriber's Choiceについて詳しくは、HPのSubscriber's ChoiceのWebサイト/(英語)を参照してください。

オンラインROMフラッシュ コンポーネントについて詳しくは、HPのオンラインROMフラッシュのWebサイト(http://h18023.www1.hp.com/support/files/server/us/romflash.html(英語))/から入手できる『Online ROM Flash User Guide』を参照してください。

HP Systems Insight Managerについて詳しくは、HPのWebサイト(http://www.hp.com/go/hpsim)から入手できる以下の資料を参照してください。

『HP Systems Insight Managerインストール/ユーザ ガイド』

HP Systems Insight Managerのヘルプ ガイド

SmartStart Scripting Toolkitについて詳しくは、HPのWebサイトから入手できるToolkitの資料を参照してください。

SmartStartまたは他のCDをダウンロードする方法については、HPのSmartStartダウンロードのWebサイトを参照してください。

ProLiant Essentials Rapid Deployment Packについて詳しくは、HPのRapid Deployment PackのWebサイト(http://www.hp.com/servers/rdp(英語))を参照してください。

一般的なマネジメント製品について詳しくは、HPのProLiant EssentialsのWebサイト(http://www.hp.com/servers/proliantessentials(英語))を参照してください。

ProLiantサーバがサポートするオペレーティング システムについて詳しくは、HPのWebサイト(http://www.hp.com/go/supportos(英語))にあるオペレーティング システム サポート マトリックスを参照してください。

SmartStartのサポートについて詳しくは、HPのWebサイト(http://www.hp.com/servers/smartstart/supportmatrices(英語))にあるSmartStartサポート マトリクスを参照してください。

オペレーティング システム情報

Microsoft® Windows®オペレーティング システムについては、Microsoft®社のWebサイト (http://www.microsoft.com)を参照してください。

Linuxオペレーティング システムについて詳しくは、下記のWebサイトを参照してください。

Red Hat Linux(http://www.redhat.com)

SUSE LINUX(http://www.novell.com/linux)

HPの連絡先

最寄りのHP製品販売店は、次の方法で調べることができます。

米国では、HP US service locatorのWebページhttp://www.hp.com/service_locator を参照してください。

その他の地域では、「Contact HP worldwide」のWebページ(英語)を参照してください。

HPのテクニカル サポートは、次のとおりです。

米国の連絡先については「Contact HP United States」のWebページ(http://welcome.hp.com/country/us/en/contact_us.html(英語))を参照してください。 電話連絡先は次のとおりです。

o 1-800-HP-INVENT(1-800-474-6836)。 このサービスは、1日24時間、週7日利用できます。 継続的な品質改善のため、お電話によるお問い合わせの内容が記録または監視される場合があります。

o Care Pack(service upgrade)を購入した場合は、1-800-633-3600にご連絡ください。 Care Packについて詳しくは、HP Webサイト(http://www.hp.com) を参照してください。

その他の地域では、「Contact HP worldwide」のWebページ (http://welcome.hp.com/country/us/en/wwcontact.html(英語))を参照してください。


頭字語と略語

GUI

グラフィカル ユーザ インタフェース

HPSUM

HP Smart Update Manager

iLO

Integrated Lights-Out

iLO 2

Integrated Lights-Out 2

NIC

ネットワーク インタフェース コントローラ

POST

電源投入時セルフテスト

PSP

ProLiant Support PackProLiant Support Pack

RBSU

ROMベース セットアップ ユーティリティ

RILOE II

リモートInsightボードLights-Out Edition II

ROM

リードオンリ メモリ

SAS

シリアル接続SCSI

USB

ユニバーサル シリアル バス