Webベース システム マネジメント セットアップ ウィザードを使って、デバイス上のすべてのHP Webベース システム マネジメント エージェントで使われるセキュリティ オプションの一部を設定できます。これらのオプションには、アカウント パスワードの設定や Insightマネージャ7サーバの信頼モードの設定などがあります。このウィザードは、既存のセキュリティ設定がない場合にHP Webベース システム マネジメントを対話形式でインストールしたときに開始されます。
ウィザードが開始されると、以下の手順が実行されます。
welcomeダイアログ ボックスが表示されます。
次へをクリックします。ログイン アカウントダイアログ ボックスが表示されます。
マネジメント HTTPサーバには、アクセス レベルの異なる3つのアカウントがあります。 マネジメント HTTPサーバでサポートされるのは、これらのアカウントだけです。Insightマネージャ7からシングル ログインを使ってマネジメント HTTPサーバにログインしている場合、Insightマネージャ7の自動認証用のアカウント設定と一致するHTTPサーバのアカウントでマネジメント HTTPサーバにログインすることになります。ログイン アカウント ダイアログ ボックスで、管理者、オペレータおよびユーザのパスワードを設定できます。
管理者パスワードフィールドに、アカウント パスワードを入力します。
確認 フィールドに、管理者パスワード フィールドに入力したのとまったく同じアカウント パスワードをもう一度入力します。
ログイン アカウント ダイアログ ボックスには、管理者パスワードを設定する必要があります。オペレータおよびユーザのパスワードは必要ありません。
次へをクリックします。 信頼モードダイアログ ボックスが表示されます。
信頼モード ダイアログ ボックスを使って、設定したいセキュリティ レベルを選択できます。 証明書による信頼オプションは最もセキュリティ レベルが高いため、デフォルトの設定になっています。
証明書による信頼を選択した場合は、次へをクリックします。 証明書ファイルダイアログ ボックスが表示されます。
証明書による信頼オプションでは、対象となるサーバが証明書による認証を受ける必要があります。このモードは、アクセスを許可する前に証明書データを要求してデジタル署名を確認するため、最高レベルのセキュリティ設定になります。
すべて信頼を選択した場合は、終了をクリックします。インストールは終了します。
すべて信頼を選択した場合は、信頼モード ダイアログ ボックスに終了と表示されます。信頼モードダイアログ ボックスには、次へが表示されます。
すべて信頼オプションでは、ご使用のシステムはセキュリティ侵害に対して脆弱性を残したままです。すべて信頼オプションでは、HTTPサーバは、任意のサーバからの要求を受け入れるように設定されます。すべて信頼モードを使いたい場合の例としては、セキュリティ保護されたネットワークを使用していて、ネットワーク内の全員が信頼済みである場合が考えられます
名前による信頼を選択した場合は、次へをクリックします。 信頼済みデバイスダイアログ ボックスが表示されます。
名前による信頼モードは、すべて信頼モードよりは堅牢なセキュリティ手段ですが、ご使用のシステムには依然としてセキュリティ侵害に対する脆弱性は残ります。 名前による信頼モードは、HTTPサーバを名前による信頼フィールドに指定されたInsightマネージャ7の名前を持つサーバからの要求だけを受け入れるように設定します。名前による信頼オプションは設定が簡単で、悪意のない(偶然の)アクセスを防ぎます。名前による信頼を使用したい場合の例としては、セキュリティ保護されたネットワークを使用しているが、そのネットワークに2つの別々の部門の2つの管理者グループがある場合に、このオプションにより1つのグループが間違ったシステムにソフトウェアをインストールするのを防ぐような場合が考えられます。このオプションは、提出されたInsightマネージャ7サーバ名以外は何も検証しません。
名前の追加をクリックして、信頼したいデバイスの名前を追加します。信頼したいデバイスの名前の入力を求めるダイアログ ボックスが表示されます。
信頼したいデバイスの名前を入力します。
終了をクリックします。
削除ボタンを使って、表示されている信頼済みの名前を削除できます。名前を削除するには、削除したい名前を選択して、削除をクリックします。
ファイルの追加をクリックします。ダイアログ ボックスが表示されます。
追加したいファイルの名前を入力します。OKをクリックします。 ダイアログ ボックスが閉じて、入力したファイル名が信頼済証明書リストに表示されます。
Insightマネージャ7からの証明書のエクスポートについて詳しくは、『Insightマネージャ7テクニカル リファレンス ガイド』の「第11章 セキュリティ設定」の「Insightマネージャ7サーバ証明書のエクスポート」を参照してください。
削除ボタンを使って、表示されているファイルを削除できます。ファイルを削除するには、削除したいファイルを選択して、削除をクリックします。
終了をクリックします。 インストールは完了です。
関連項目