----------------------------------------------------------------------------- C O M P A Q C O M P U T E R C O R P O R A T I O N Compaq 展開ユーティリティ for Novell NetWare ヘルプ バージョン 1.0 ----------------------------------------------------------------------------- 1. 動作モード 2. ユーティリティの開始 2.1 NetWare ロード可能モジュール名 2.2 コマンドライン文法 2.3 コマンドライン パラメータ 2.4 コマンドライン例 3. ユーザ インタフェース モード 3.1 インストールするコンポーネントの選択画面 3.2 コンポーネント インストレーション完了ステータス画面 4. インストレーション ログ ファイル 5. 追加情報 ----------------------------------------------------------------------------- 1. 動作モード Compaq 展開ユーティリティ for Novell NetWareでは、以下の2つの動作モードがあります。 * ユーザ インタフェース モード このモードでは、Compaq Support Paq(CSP)またはCSPのサブセットのインストレーションをキャラクラベースの グラフィカル インタフェースで提供します。 * コマンドライン モード このモードでは、コマンドラインでのCSPまたは各コンポーネントのインストレーションを可能にします。コマンドライン モードが、.NCFファイルでスクリプト化することもできます。 これらのモードは、Novell NetWareコマンド プロンプトから実行するようになります。 2. ユーティリティの開始 2.1 NetWare ロード可能モジュール名 CPQDPLOY.NLM 2.2 コマンドライン文法 CPQDPLOY [/H[ELP]|/?] [/N[UI]] [/S[ILENT]] [/F[ORCE]] CSP.XML|COMPONENT.NLM... CPQDPLOY [-H[ELP]|-?] [-N[UI]] [-S[ILENT]] [-F[ORCE]] CSP.XML|COMPONENT.NLM... 注意: すべての[]で囲まれたパラメータおよび情報は、オプションです。 これらすべての[]で囲まれたアイテムは必ず必要ではありません。 2.3 コマンドライン パラメータ * Compaq 展開ユーティリティ for Novell NetWareの存在するボリューム名 およびパスを指定します。 * CPQDPLOY Compaq 展開ユーティリティ for Novell NetWareを実行します。 * /HELP, -HELP, /H, -H, /?, or -? コマンドラインヘルプを表示します。 * /NUI, -NUI, /N, or -N ユーザ インタフェースなし。コマンドライン モードのみ。 * /SILENT, -SILENT, /S, or -S コンソールへの出力を禁止します。 * /FORCE, -FORCE, /F, or -F コンポーネントのダウングレードを許可します。このオプションは、 すべてのCSPおよびコマンドラインで指定されたコンポーネントに適用 されます。このオプションが指定されると、コンポーネント インストレーションは、以下の１つの方法で実行されます。 - コンポーネントが既にインストールされていて、更新されてる場合、 再インストールします。インストールされたバージョンは、同じもの になります。 - 新しいバージョンのコンポーネントが既にインストールされている場合、 コンポーネントは、インストールされ、古いバージョンにダウングレード されます。 * CSP.XML または COMPONENT.NLM... インストールするCSPまたはコンポーネントの名前を定義します。 複数のコンポーネント ファイル名をコマンド ラインに指定する ことができます。 CSPファイル名は、拡張子.XMLで終了している必要があります。 コンポーネントのファイル名は、.NLM拡張子で終了している必要が あります。 2.4 コマンドライン例 * LOAD SYS:\DEPLOY\CPQDPLOY /NUI CP000174.NLM このコマンドは、Novell NetWare LOAD コマンドを使用して Compaq 展開ユーティリティ for Novell NetWareを開始します。 ユーティリティは、SYS:\DEPLOYディレクトリに存在しています。 コマンドは、CP000174.NLMコンポーネントをコマンドライン モードで 展開します。 * SYS:\NWCSPS\CPQDPLOY -NUI -SILENT BP000021.XML このコマンドは、Novell NetWare 5.x文法を使用して、Compaq展開 ユーティリティ for Novell NetWareを開始します。 展開’ユーティリティは、SYS:\NWCSPS\ ディレクトリに存在します。 コマンドは、BP000021.XMLに定義されたCSPをコマンドライン モードで サーバ上に展開します。すべてのコンソールへの出力は禁止されます。 * LOAD SYS:\CDUNW\CPQDPLOY /FORCE BP000030.XML このコマンドは、Novell NetWare LOAD コマンドを使用して Compaq 展開ユーティリティ for Novell NetWareをダウングレード許可 を"Yes"に設定して開始します。ユーティリティは、SYS:\CDUNW\ディレクトリ に存在します。コマンドは、BP000030.XMLに定義されたCSPをユーザ インタフェースモードで、サーバに展開します。現在インストールされている コンポーネントは、ダウングレードされます。 * SYS:\DEPLOY\CPQDPLOY このコマンドは、Novell NetWare 5.x文法を使用して、Compaq展開 ユーティリティ for Novell NetWareを開始します。ユーティリティは SYS:\DEPLOY\ ディレクトリに存在します。コマンドは、Compaq 展開 ユーティリティ for Novell NetWareをユーザ インタフェース モードで 開始します。１つ以上のCSPが、ユーティリティを同じディレクトリに 展開可能な場合、それらのCSPが、ユーザ選択に表示されます。 3. ユーザ インタフェース モード Compaq 展開ユーティリティ for Novell NetWareでは、2つの操作画面があります。 * インストールするコンポーネントの選択画面 * コンポーネント インストレーション ステータス画面 3.1 インストールするコンポーネントの選択画面 ユーザ インタフェースがロードされた場合の、コンポーネント インストール 選択画面。この画面では、インストール可能なすべてのCSPをリストします。 すべてのコンポーネントが、デフォルトでインストールするために選択 されています。 手動でコンポーネントを選択、選択解除するには、コンポーネントをハイライト して、F5キーを押します。 コンポーネントの情報を表示するには、コンポーネントをハイライトして、 Enterキーを押します。 各コンポーネント行は以下を表示します。 * 古いバ−ジョン インストールされているコンポーネントのバージョン * 新しいバージョン CSP内のコンポーネントのバージョン * コンポーネント名 コンポーネントの名前(例、Compaq システム マネジメント ドライバ) 注意: /FORCE または -FORCE パラメータが使用コマンドラインに指定されて いない場合、ダウンロード許可フラグは"いいえ"に設定されています。 コンポーネントの選択画面では、汎用Novell NetWareキー割り当てを使用して います。キー割り当ては以下のとおりです。 * F2 選択されたコンポーネントのダウンロード許可フラグを"はい"に設定します。 * F4 すべてのコンポーネントを選択または選択解除します。 * F5 コンポーネントを選択または選択解除します。 * F8 すべてのキー割り当てを表示します。 * F10 選択されたコンポーネントをインストールします。 * Enter ハイライトしたコンポーネントの情報を表示します。 * Esc 前の画面に戻る、またはユーティリティを終了します。 F10 キーを押して、選択されたコンポーネントを展開します。展開処理が 開始されると、中断することはできません。 3.2 コンポーネント インストレーション完了ステータス画面 展開処理が完了すると、コンポーネント インストレーション完了ステータス 画面が表示され、展開のために選択されたコンポーネントの インストレーション ステータスが表示されます。インストレーションに 関する完了ステータスの詳細は、インストレーション ログ ファイルを参照 してください。 個々のコンポーネントのインストーレション詳細を表示するには、 コンポーネントをハイライトしてEnterキーを押します。 各コンポーネント行は以下を表示します。 * インストール ステータス コンポーネントのインストレーション ステータスを表示します。 - インストール済 インストレーションは成功しました。 - 失敗 インストレーションは失敗しました。詳細は、 インストレーション ログ ファイルを参照して ください。 - 何もしない 以下の理由により、コンポーネントは必要ではあり ませんでした。 a) 必要なハードウェアまたはソフトウェアが存在して いません。 b) コンポーネントは、既にインストール済で、更新済 でした。 - 未インストール コンポーネントは、インストール選択画面で インストールするために選択されていませんでした。 * リブート インストールを完了するために、コンポーネントが、再起動を必要としている かどうかを表します。 * コンポーネント名 コンポーネントの名前を表します。(例、Compaq システム マネジメント ドライバ) コンポーネント インストレーション完了ステータス画面では、汎用Novell NetWareキー割り当てを使用しています。キー割り当ては以下のとおりです。 * F2 インストレーション ログ ファイルを消去します(F3が表示されている場合 のみ)。 * F3 インストレーション ログ ファイルを表示します。 * Enter ハイライトされたコンポーネントのインストレーション詳細を表示します。 * Esc 前の画面に戻る、またはユーティリティを終了します。 4. インストレーション ログ ファイル Compaq コンポーネントは、インストレーション ログ ファイルを生成します。 ログ ファイルには、コンポーネント インストレーション完了ステータス画面で 表示された情報よりも詳細な情報を含んでいます。 ログ ファイルは、特定のコンポーネントが、正しくインストールされなかった 原因を見つけ出すために利用することができます。 Compaq コンポーネントは、以下の場所に、インストレーション ログ ファイルを 書き込みます。 SYS:\ETC\CPQLOG.LOG コンポーネント インストレーション完了画面でインストレーション ログを表示 するには、F3キーを押します。 コンポーネント インストレーション完了画面でインストレーション ログを消去 するには、F2キーを押します。 インストレーション ログ ファイルは、テキスト エディタで表示することも可能 です。 5. 追加情報 Compaq展開ユーティリティ for Novell NetWareについての追加情報については、 以下のドキュメントを参照してください。 * "Compaq Delivers Compaq Support Paqs for Novell NetWare" ホワイトペーパ http://www.compaq.com/smartstartから入手可能 * "Using the Compaq Support Paq (CSP) Deployment Utilities to Deploy Compaq Support Software -- Software Maintenance Best Practices" ユーザ ガイド http://www.compaq.com/manage/rdu.htmlから入手可能 ----------------------------------------------------------------------------- Copyright 2001 Compaq Computer Corporation Compaq and the Compaq logo Reg. 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