HP ProLiant Essentials Performance Management Pack(PMP)は、HP ProLiantサーバ、高品質HP Integrityサーバ、およびMSA500/MSA1000/MSA1500共有ストレージ デバイスのハードウェア ボトルネックを検出および分析する統合パフォーマンス管理ソリューションです。PMPは、HP Systems Insight Manager(HP SIM)とともに自動インストールされ、HP SIMと統合された環境で動作します。監視対象サーバに、Insightマネジメント エージェント以外のソフトウェアをインストールする必要はありません。PMPは、パフォーマンス情報を分析して、進行中または既存のパフォーマンス ボトルネック問題があるかどうかを判断します。この情報を対話形式で表示したり、後で解析やレポート作成を行うためにデータベースに記録したり、HP SIMの通知メカニズムを使用して事前通知をセットアップしたりすることができます。
PMPの使用対象となる環境は、次のとおりです。
ユーザの生産性に影響を与える前にサーバのパフォーマンス問題を解決する必要のあるお客様.
PMPは、パフォーマンスに影響を与える変則的な構成(遅いコントローラ上に高速なドライブが接続されている、ネットワーク インタフェース カード(NIC)が半二重に設定されている、Peripheral Component Interconnect(PCI)カードが1本のPCIバスに集中しているなど)の概要を簡潔にレポートします。
PMPは、進行中のパフォーマンス ボトルネックを早期に警告します。
PMPは、パフォーマンスの問題を対話的および履歴的に解析します。
PMPは、パフォーマンスの問題を解決するための明快な案を提供します。
予算の制約によって、3年ごとにサーバを交換することができないお客様.
HP SIM [最適化]メニューでは、次の2つのPMPツールを使用できます。
オンライン分析。. 監視対象サーバのパフォーマンスをリアルタイムで監視して分析できます。監視対象サーバのパフォーマンス ステータスとインベントリ、およびサーバごとのプロセッサ、メモリ、ストレージ、ネットワーク接続、およびホスト バス ノードに関する詳細情報用に、直感的なインタフェースが用意されています。
オンライン分析にアクセスするには、[診断] Performance Management Pack オンライン分析を選択してください。 または
[すべてのシステム]収集ページから[PF]列のアイコンをクリックし、監視対象サーバを選択します。 このオプションのヘルプを表示するには、https://middle_tier:2381/pmp/help/Server_Status.htmにアクセスします。ここで、middle_tierにはHP SIMとPMPがインストールされているサーバの名前かIPアドレスを指定します。または、
PMPディレクトリ\Program Files\HP\Performance Management Pack\htm\help\Server_Status.htmにアクセスします。ここで、PMPディレクトリには、PMPがインストールされているサーバ上のPMPディレクトリを指定します。 オフライン分析. PMPレポジトリから、直接、記録されたデータ セッションを見ることができます。
オフライン分析にアクセスするには、[診断] Performance Management Pack オフライン分析を選択します。 このオプションのヘルプを表示するには、https://middle_tier:2381/pmptools/help/Offline Analysis.htmにアクセスします。ここで、middle_tierには、HP SIMとPMPがインストールされているサーバの名前かIPアドレスを指定します。または、
PMPディレクトリ\Program Files\HP\Performance Management Pack\PMPTools\htm\help\Offline Analysis.htmにアクセスします。ここで、PMPディレクトリには、PMPがインストールされているサーバ上のPMPディレクトリを指定します。
PMPの詳細については、HPのWebサイトhttp://h18013.www1.hp.com/products/servers/proliantessentials/valuepack/pmp/index.html(英語)にある資料を参照してください。
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