名称

      mxinitconfig - サーバの初期構成の実行


構文

      mxinitconfig -a [ -q ] [ -v ] [ -O <fs> ] [ -F ]
      mxinitconfig -r [ -q ] [ -v ] [ -O <fs> ]
      mxinitconfig [ -l [ -q ] [ -v ] [ -O <fs> ] ]


説明

      mxinitconfig コマンドは、サーバの初期構成を行います。引き数を指定しな
      かった場合は、構成ステータスの表示(  -l オプション)が実行されます。

      初期構成(	 -a オプション)では以下の作業が実行されます。

      初期化ファイルとプロパティ ファイルの設定。
      レポジトリの構成。
      サーバ デーモンの起動。
      サーバによる管理を可能とするためのローカル システムの構成。

      構成解除(	 -r オプション)では以下の作業が実行されます。

      サーバ デーモンの停止。
      認証鍵の削除。
      レポジトリの構成解除。

    オプション
      mxinitconfig   には以下のオプションがあります。
		     -a	  追加。 mxinitconfig にサーバの構成を指示します。

		     -r	  削除。 mxinitconfig にサーバの構成解除を指示しま
			  す。

		     -l	  リスト。 mxinitconfig に現在の構成ステータスの表示
			  を指示します。

		     -q	  省略モード。標準出力 (stdout) への出力を抑制しま
			  す。

		     -v	  詳細モード。すべてのログメッセージを標準出力
			  (stdout) に出力します。

		     -O <filespec>
			  ファイル出力。ログ出力をデフォルト ファイルではな
			  く、指定されたファイルに出力します。デフォルトは次
			  のファイルです。 /var/opt/mx/logs/initconfig.log.

		     -F	  強制モード。エラーが発生しても終了しません。


戻り値

      mxinitconfig は完了時に以下の値を返します。

	     0	サーバとエージェントは正常に構成され、エラーは発生しませんで
		した。
	     >0	実行中にエラーが発生しました。

著者

      mxinitconfig は、HP により開発されました。

ファイル

      /var/opt/mx/logs/initconfig.log