名称

      mxstm - システム タイプ マネージャ ルールの追加、削除、一覧表示


構文

      mxstm

	   mxstm -a -n <product name> -p snmp|dmi ( -x <attribute>=<value>)+

	   mxstm -r -n <product name>

	   mxstm -a -f <filespec>

	   mxstm -r -f <filespec>

	   mxstm -l [ -n <product name> ]

	   mxstm -l [ -p snmp|dmi [ -f <filespec> ] ]




説明

      mxstm コマンドにより、ユーザは、Systems Insight Manager で使用するため
      のシステム タイプ マネージャ ルールを追加、削除、および一覧表示できる
      ようになります。


オプション

      mxstm には、以下のオプションがあります。

	   -a		  新しいルールを追加します。-f オプションを使用する
			  と、XML 形式の 1 つまたは複数のルールをファイルか
			  らインポートします。 XML ファイルは UTF-8 でエン
			  コードし、encoding="UTF-8" と宣言する必要がありま
			  す。

	   -r		  既存のルールを削除します。-f オプションを使用する
			  と、XML 形式の 1 つまたは複数のルールをファイルか
			  ら削除します。 XML ファイルは UTF-8 でエンコード
			  し、encoding="UTF-8" と宣言する必要があります。

	   -l		  ルールを一覧表示します。-n オプションを使用する
			  と、製品名を表示してルールの詳細を一覧表示します。
			  -f オプションを使用すると、XML 形式でルールをファ
			  イルに出力します。オプションとしてプロトコルを指定
			  すると、指定したプロトコルに一致するルールを選択的
			  に出力します。このコマンドによる XML ファイルの出
			  力は、-a および -r オプションの有効な入力となりま
			  す。このオプションを使用すると、-a および -r オプ
			  ションで使用できるように変更可能な XML ファイルを
			  作成することができます。 XML ファイルは UTF-8 でエ
			  ンコードされます。

	   -x <attribute>[=<value>]
			  attribute はプロトコル固有の属性の名前であり、
			  value はその属性に割り当てられた値です。

	   -n		  製品名です。

	   -p		  プロトコルです。SNMP になります (Microsoft Windows
			  オペレーティング システムで中央管理サーバがホスト
			  の場合は snmp または dmi)。

	   -x		  SNMP 必須属性: sysoid


	   SNMP オプション属性: url、urldesc、type、subtype、osname、
	   osvendor、osversion、sysoidrule、oid、oidval、oidrule、priority


	   DMI 必須属性: comp1、group1、sgroup1、attrib1、val1、rule1


	   DMI オプション属性: url、type、subtype、comp2、group2、sgroup2、
	   attrib2、val2、rule2、comp3、group3、sgroup3、attrib3、val3、
	   rule3、priority


	   "type" 属性の値としては、Cluster、Complex、Desktop、Enclosure、
	   Env、Handheld、Hub、KVM、MgmtProc、Other、PDU、Partition、
	   Portable、PowerSupply、Printer、RAS、Rack、Router、Server、
	   Switch、UPS、Unknown、および Workstation があります。
	   
	   "subtype" 属性の値としては、MSCS、NSCUW7、None、OVMS、PowerEnc、
	   RAC、ServerEnc、TCR_PS、および TruCluster があります。
	   
	   "type" と "subtype" 属性の属性値は、大文字/小文字が区別されます。

	   比較ルール: StartsWith|Contains|Match|EndsWith|AnyValue


	   不適切または無効なオプション属性は、可能な限り、適切なデフォルト
	   に置き換えられます。



戻り値

      mxstm は完了時に以下の値を返します。

	     0	操作は正常終了しました。
	     >0	実行中にエラーが発生しました。

著者

      mxstm は HP により開発されました。

参照

      /opt/mx/dtd/stmrules.dtd