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HP Systems Insight Managerテクニカル リファレンス ガイド

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  システムとイベントの管理  |  SSHバイパス プロパティの設定   

SSHバイパス プロパティの設定

目次
索引
注意事項
はじめに
製品概要
お使いになる前に
検出と識別
ユーザと認証
ネットワークとセキュリティ
システム、クラスタ、イベントの監視
ストレージ統合
タスクの使用法
デフォルト ツールの使用法
パートナー アプリケーション
レポート機能
システムとイベントの管理
イベント
イベント タスクの例
ステータス ポーリング
WMI Mapperプロキシ
プロトコル
データ収集
システム プロパティ
バージョン コントロール レポジトリ
PMP管理オプション
管理対象システム
SSHキーの管理
データベースのバックアップと復元
SSHバイパス プロパティの設定
監査ログ
トラブルシューティング
リファレンス情報
印刷用画面へ
用語集
ヘルプの使い方

globalsettings.propsには、設定可能な多くのプロパティがあります。これらの設定は、お客様の実行環境に合わせて、HP Systems Insight Managerの各種設定のパフォーマンスを細かくチューニングするために使用されます。

SSHバイパスは、中央管理サーバ(CMS)がツールをCMSでローカルに実行する場合に、指定されたユーザのSSH接続の設定のオーバーヘッドをバイパスすることによって、パフォーマンスを向上させます。また、ローカルで適切に設定されていないSSHによる潜在的な問題を解決します。SSHバイパスは、CMSで排他的に実行されるツールに適用されます。この機能は、HP Systems Insight Manager 4.2 SP2 – Windowsで導入されており、HP-UXおよびLinuxについてもHP Systems Insight Manager 5.0に含まれています。この機能は、HP-UXおよびLinuxのrootユーザとWindowsのadministratorおよびinstallerアカウントについてはデフォルトで有効になっています。

globalsettings.propsで、SSHバイパス プロパティを設定するには、次のように操作します。

  1. 次の位置にある、globalsettings.propsファイルを開きます。

    • Windowsの場合。. 一般に、C:\Program Files\HP\Systems Insight Manager\config\globalsettings.propsにあります。

    • HP-UXおよびLinuxの場合。.  /etc/opt/mx/config/globalsettings.propsにあります。

  2. 次のプロパティを編集します。

    • mx_dtf_ssh_bypass_user。このプロパティを変更して、SSHバイパス機能のユーザ名を追加します。各ユーザ名はカンマで区切ってください。Windowsドメイン アカウントについては、ドメイン名とユーザ名の間に2つの円マークが入っている必要があります(mydomain\\mynameなど)。CMSについての完全な管理者権限を与えたくないユーザ名は追加しないでください。

    • mx_dtf_enable_ssh_bypass。このプロパティをTrueに設定して、mx_dtf_ssh_bypass_userにリストされているユーザについて、ほとんどのローカル ツールのSSHの使用をバイパスします。または、Falseに設定して、常に、ローカルに実行されるSSHツールを使用します。デフォルト設定はTrueです。