収集の作成時には、多くの条件から選択することができます。実行するタスクは1つの収集に関連付けられますが、1つの収集には数多くの条件を含めることができます。
また、条件を含めないようにすることもできます。たとえば、タイプがサーバであるすべてのシステムを含め、特定のプロセッサ タイプであるすべてのシステムを含めないようにすると、ネットワーク上のサーバのより排他的なサブセットが提供されます。このフィルタリングを実行するには、[次]比較演算子か[次以外]比較演算子を選択します。
より一般的に使われる条件としては、システム タイプ、IPアドレス、製品名、およびハードウェア ステータスがあります。それほど使用しない条件には、イベント タイプ(トラップ カテゴリ)、プロセッサ、管理プロトコル、メモリ範囲があります。イベント収集には、システム条件とイベント条件の両方が含まれます。イベント条件は、システム収集には適用されません。
複数の条件を選択する場合、システムは収集に含まれるシステムに対するすべての条件を満たす必要があります。たとえば、指定したIP範囲内のシステムのうち、RAMが32MB以上のシステムを選択した場合、収集は、指定したIP範囲にあるシステムであっても、RAMが32MB未満のシステムを返しません。
多数の個別システム選択または多数の異なる選択条件を含む複合収集は、実行するのにより多くのシステム リソースが必要です。タスクが収集に関連する場合、パフォーマンスに対する影響を最小限に抑えるため、できるだけ収集を簡略化してください。
ソフトウェア/ファームウェアの条件レポジトリにアクセスできることを確認してください。詳細については、デフォルト ツールの使用法 - バージョン コントロールを参照してください。 ProLiant Support Packと比較する場合、ProLiant Support Packで使用できる比較演算子は、[=]のみです。また、HP Systems Insight Managerでは、ProLiant Support Packがシステムに実際にインストールされているかどうかを判断できず、ProLiant Support Packのすべてのコンポーネントがシステムにインストールされているかどうかしか判断できません。ProLiant Support Packのすべてのコンポーネントがリストに載っている場合に限って、システムはこの検索によって返されます。ProLiant Support Packのすべてのコンポーネントがシステムにインストールされていることは非常に少ないので、これは慎重に使用してください。 この条件は、ソフトウェア バージョン ステータス ポーリング タスクによって埋められたSQLデータベース テーブルから情報を取得します。このテーブルは、HP Systems Insight Managerのソフトウェア更新タスクまたはファームウェア更新タスクでソフトウェアがインストールされる場合も更新されます。したがって、HP Systems Insight Managerを使用せずにシステムにソフトウェアをインストールまたはアンインストールした場合、およびソフトウェア バージョン ステータス ポーリング タスクを最後に実行した後では、この検索は正しい結果を返さない場合があります。
確認ステータスの条件ユーザは、以下のような特定のイベント ステータスの検索を実行できます。
サーバの役割の条件サーバの役割条件は、システムかイベントの収集検索で、ユーザは1つ以上の役割の一致するサーバのリストを表示できます。サーバの役割は、HP Insightマネジメント エージェント5.4以上で利用できる、ユーザが設定する値です。条件を作成するには、[高度な検索]ページの[条件]ドロップダウン リストでサーバの役割を選択し、条件比較演算子オプションを選択します。
担当者条件ユーザは、特定ユーザに割り当てられた特定イベントで検索できます。[担当者]収集条件を選択すると、結果はスクロール可能なユーザのリストとなり、その中から複数のユーザを選択できます。
イベント カテゴリ条件
イベント タイプ条件[イベント タイプ]条件を使用する場合は、比較条件を選択する必要があります。[次]または[次以外]を選択します。イベント カテゴリによって編成された、イベント タイプのツリー ビューが表示されます。次に、ツリーに含まれる[タイプ]ボックスで、検索するタイプを選択してください。カテゴリ全体を選択したり、 をクリックしてブランチを展開し、個々のカテゴリを選択したり、 をクリックしてブランチを折り畳んだりすることができます。別の条件を追加するには、[追加]をクリックします。検索をすぐに実行するには、[表示]をクリックします。検索を保存するには、[名前を付けて保存]をクリックします。[名前を付けて保存]の使用方法の詳細については、システム、クラスタ、イベントの監視 - 収集の保存を参照してください。
メモリ範囲の条件収集に含めることができるシステムのメモリ範囲を設定できます。複数グループを、一度に1つ、以下の範囲から選択できます。
[指定量に等しいメモリ(=)]。指定した量に等しいメモリを含むシステムが含まれます。
[指定量に等しくないメモリ(!=)]。指定した量に等しくないメモリを含むシステムが含まれます。
[指定量より少ないメモリ(<)]。指定した量未満のメモリを持つシステムが含まれます。
[指定量以下のメモリ(<=)]。指定した量以下のメモリを含むシステムが含まれます。
[指定量より多いメモリ(>)]。指定した量より多いメモリを持つシステムが含まれます。
[指定量以上のメモリ(>=)]。指定した量以上のメモリを含むシステムが含まれます。
[メモリ範囲(が次の範囲内)]。指定した範囲のメモリを含むシステムが含まれます。
関連トピック
|