信頼されたシステム証明書は、管理対象システムを表す証明書です。[信頼されたシステム証明書]ページの[信頼証明書を要求する]オプションを有効にすると、HP Systems Insight Managerでのリモート管理対象システムの認証が可能になります。利便性を考慮して、このオプションは無効になっています。これが典型的なシナリオであり、高いレベルのセキュリティが維持されます。セキュリティ レベルを最大化するには、このオプションを有効にする必要があります。
[信頼証明書を要求する]を有効にした場合、HP Systems Insight Managerで管理対象システムにSSL(Secure Sockets Layer)接続しようとすると、そのシステムを表す証明書が、HP Systems Insight Managerキーストアで必要になります。証明書がない場合、SSL接続はエラーになり、操作もエラーになります。システムを表す証明書としては、システムのSSLシステム証明書、またはシステムの証明書の署名に使用された認証機関(CA)レベルの証明書が使用可能です。システム数が多い場合、少数のCAレベル証明書を使用してすべてのシステム証明書に署名すると、システム証明書の管理と維持が簡単になります。ただし、このオプションでは、ご使用の環境にPKI(パブリック キー インフラストラクチャ)が必要になったり、外部のセキュリティ会社のサービスが必要になります。
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