システム障害管理は、高度なハードウェア フォールト テクノロジのスイートで、ハードウェアを障害から保護し、予測情報と解決策を報告します。システム障害管理は、バージョン2アップデート2を実行するHP 9000システムとHP-UX 11iバージョン2アップデート2を実行するIntegrityサーバに対して使用可能です。
システム障害管理は、業界標準のWebベース エンタープライズ管理(WBEM)を使用して、HP Systems Insight Managerと統合します。
HP Systems Insight Managerとの統合のような標準準拠のシステム管理アプリケーション間の統合は、HP 9000システムとHP Integrityサーバの繁栄について全体的かつ幅広い視点を提供します。
システム障害管理は、業界標準のデスクトップ管理タスクフォース(DMTF)WBEMを使用して、高度なシステム レベル監視機能を提供し、システムの運用を妨げる可能性のある障害からハードウェアを保護します。
また、システム障害管理は、予測情報と解決策の報告に対する通知スレッショルドの設定を考慮します。設定可能なスレッショルドによって、システム管理者は、希望の可用性サービス レベルに合わせて通知をカスタマイズすることができます。
システム障害管理には、情報を収集して判断材料の1つとして使うプロバイダが含まれており、業界標準のインタフェース(すなわち、HTTP上のXMLを介したCIM仕様)を通してネットワーク管理アプリケーションにそれを配布します。
CPU Instance Providerは、HP 9000サーバの中央プロセッサについての情報を収集します。
Memory Instance Providerは、HP 9000サーバのメモリ構成についての情報を収集します。
EMS Wrapper Providerは、ハードウェア イベントをEvent Monitoring System(EMS)ハードウェア監視から、WBEMと互換性のある形式に変換します。
システム障害管理は、システム障害管理がインストールされたシステムを選択し、[ツール] [システム情報] [システム ページ]を選択すれば、HP Systems Insight Managerで使用可能です。
システム障害管理の詳細については、HPのWebサイトhttp://www.hp.com/products1/unix/operating/SysFaultMgmt.html(英語)を参照してください。
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