ユーザは、mcompileコマンドによって、SNMP MIBファイルを、中間フォーマット(.cfg)ファイルにコンパイルできます。このファイルは、mxmibユーティリティによって登録してHP Systems Insight Managerで使用できます。
次のヒントを参考にしてください。
コンパイルするMIBファイルに、別のMIBからのインポートが含まれている場合は、コンパイルするMIBファイルと同じディレクトリに、インポートするMIBファイルも配置する必要があります。 MIBファイルのコメント行は、「--」で始まり、改行または「--」で終わります。行全体に「-」が含まれるMIBに注意してください。この行はコメントを意図したものです。ただし、余分なダッシュと最初のセットの「--」が打ち消しあっています。 次に例を示します。
-- xyzでは、xyzがコメントになります。 ところが
-- -- xyzとなっていれば、結果的にxyzのコメントは解除されます。
mcompileでは、行のモジュールの末尾にENDキーワードが期待されます。MIBファイルのENDキーワードの後に新しい行があることを確認してください。
mcompileでは、標準データ型の再定義が許可されていません。コンパイルするMIBにこのような再定義が含まれている場合は、コメントにしてからmcompileを実行してください。
MIBをにコンパイルするには、次のように操作します。
MS-DOS®ウィンドウかUNIXシェルを開きます。
mcompileを実行して、SNMP MIBファイルを中間フォーマット(.cfg)にコンパイルします。
mcompileでは、-dオプションが認識されます。このオプションでは、指定したディレクトリに変更し、MIBファイルの特定と処理が行われます。中間(.cfg)ファイルは、MIBファイルと同じディレクトリに常に配置されます。デフォルトの場合、mcompileでは、現行ディレクトリでMIBファイルが検索されます。 次に例を示します。
cd
mibsdir
mcompile mymib.mib
または MIBディレクトリで実行していない場合は、次のようになります。
mcompile -d
mibsdir
mymib.mib
HP Systems Insight ManagerにMIBを登録するには、mxmiblを実行します。
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