監査ログ ファイルを、ユーザが指定したディレクトリに配置されるように設定してください。
監査ログを設定するには、次のように操作します。
Windowsの場合は、path.propertiesという名前のファイルをC:\Program Files\HP\Systems Insight Manager\configに作成します。 LinuxとHP-UXの場合は、path.propertiesという名前のファイルを/etc/opt/mx/configに作成します。 path.propertiesというファイルに、LOG=\\Auditlog\\LogsまたはLOG=C:/Auditlog/Logsというエントリを追加します。
注記: C:\\Auditlog\\Logは、例として挙げたものです。このパスは、ユーザによって定義されます。
LinuxとHP-UXの場合は、HP Systems Insight Managerデーモンを再起動します(mxstopとmxstart)。Windowsの場合は、HP Systems Insight Managerサービスを再起動します。サービスを再起動すると、path.propertiesファイルで指定したディレクトリに、mx.logという名前の新しいログ ファイルが常駐します。
log.propertiesファイルでは、次のように5つの変数を定義できます。
MX_LOG_FILENAMEは、ファイル名を表します。デフォルトでは、"MX_LOG_FILENAME=mx"です。
MX_LOG_FILEEXTは、ファイル拡張子を表します。デフォルトでは、"MX_LOG_FILEEXT=log"です。
MX_LOG_FILESIZEは、ファイルの最大サイズを表します。デフォルトでは、"MX_LOG_FILESIZE=20"です。
MX_LOG_ROLLFILEEXTは、ロール オーバ名のファイル拡張子を表します。デフォルトでは、"MX_LOG_ROLLFILEEXT=old"です。
MX_LOG_QUEUESIZEは、監査ログに書き込む項目をキューに入れるために割り当てるメモリ量を表します。デフォルトでは、"MX_LOG_QUEUESIZE=300"です。
ファイルの最大サイズは、メガバイト単位で設定されます。
監査ログ ファイルが最大サイズに達すると、ログ ファイルの拡張子がMX_LOGROLLFILEEXTに変更されて、新しいファイルへの書き込みが開始されます。前バージョンのファイルがすでにMX_LOG_ROLLFILEEXT拡張子に変更されていた場合は、そのファイルは、監査ログ ファイルの自動ロール オーバになります。ロール オーバは、実行中のタスクの完了後に行われます。ただし、最大ファイル サイズを超えてから1時間が経過してもタスクが完了しない場合は、監査ログ ファイルは別のファイルにロール オーバされます。
log.propertiesファイルに加えた変更は、ログ マネージャ デーモンを再起動するまでは有効になりません。Windowsの場合は、HP Systems Insight Managerサービスを再起動してください。LinuxとHP-UXの場合は、ログ マネージャを再起動してください。
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