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エージェントの設定および修復

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エージェントの設定および修復

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エージェントの設定および修復
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システムに対してエージェントの設定および修復をリモートから実行するには、エージェントの設定および修復ツールを実行するための権限が必要です。

標準の設定でAdministratorオペレーティング システム アカウントを無効または変更する場合は、Windowsシステムが設定されたときに、変更されたAdministratorアカウントはエージェントの設定および修復ツールで使用されます。

ノード セキュリティ ファイル内にHP Systems Insight Managerのコミュニティ名を変更するための完全なCMS設定権限が必要です。さらに、エージェントの設定を変更または修復するためにはターゲット システム上で、Windowsシステムではadministrator権限、LinuxおよびHP-UXではroot権限が必要です。

注:Windows CMSは、エージェントの設定および修復機能をリモート システムのWindows、Linux、またはHP-UXオペレーティング システムに設定することができます。Linux CMSまたはHP-UX CMSは、エージェントの設定および修復機能をリモート システムのLinuxまたはHP-UXオペレーティング システムに設定することができます。Windowsシステムは、Windows CMSからのみ設定することが可能です。

リモートでエージェントを設定するには、次の手順に従います。

  1. メニューから[ツール]を選択します。[ターゲット システムの選択]ページが表示されます。

    注:ツールを選択する前にターゲットが選択されていた場合は、[ターゲット システムの確認]ページが表示されます。

  2. 最初にドロップダウン ボックスのグループから選択してターゲットを追加すると、選択されたグループの内容が表示され、ターゲットとして選択されます。または、["グループ"自体を選択]チェック ボックスにチェックを入れて、グループ自体を選択します。

  3. [適用]をクリックします。[ターゲット システムの確認]セクションにターゲットが表示されます。

    注:ツールとの互換性のないターゲットが選択されていると[ツール起動OK?]の列に問題について簡単な説明が表示されます。ターゲットを削除するには、削除するターゲットを選択し、[ターゲットの削除]をクリックします。

  4. 次のいずれかのオプションを選択します。

    • [ターゲット システム リスト]にさらにターゲットを追加するために[ターゲットの追加]をクリックします。

    • ターゲットを削除するには、削除するターゲットを選択し、[ターゲットの削除]をクリックします。

    • ツールのパラメータおよびタスクのスケジュールを指定するために、[次へ]をクリックします。

  5. [戻る]をクリックすると、前のページに戻ります。[認証情報を入力]ページが表示されます。

  6. [認証情報を入力]ページで、次の手順に従います。

    1. [ユーザ名]フィールドに、システム管理者のユーザ名を入力します。

    2. [パスワード]フィールドに、前の手順で入力したユーザ名のシステム管理者パスワードを入力します。

    3. [パスワード]フィールドに入力したものと同じシステム管理者パスワード再度、[パスワードの確認]フィールドに入力します。

    4. Windows管理対象システムでは、[ドメイン]フィールドに、Windowsドメインを入力します。

      注:この手順で使用される認証情報は、選択されたすべてのターゲット システムで有効でなければなりません。ドメインのadministratorまたはroot認証情報を使用することをおすすめします。

  7. [次へ]をクリックします。[戻る]をクリックすると、前のページに戻ります。[構成または修復設定]ページが表示されます。

    使用できるオプションは次のとおりです。

    • SNMPの設定。SNMPの設定を変更する場合に選択します。

      このオプションを選択した場合、次の手順で設定されます。

      1. [読み込みコミュニティ名の設定]を選択し、コミュニティ名を指定します。デフォルトでは、HP Systems Insight Managerの最初のコミュニティ名(非公式)がフィールドに表示されます。HP Systems Insight Managerにコミュニティ名が存在しない場合は、入力する必要があります。

        注:このとき、デフォルトのSNMPがインストールされたHP-UXシステムだけが設定されている場合、このオプションの選択を外すことができます。HP-UXは、デフォルトで読み出すことができます(HP-UXシステムのデフォルトでget-community-nameはpublicに設定されています)。

        注:このオプションを選択した場合、[読み取りのみ]のコミュニティ名がターゲット システムに追加されます。ターゲット システムがSuSE LinuxまたはMicrosoft Windows 2003の場合、管理対象ノードはノードとリモート ホスト間のSNMP通信を常時許可しません。この設定は、これらのターゲットシステムとSNMP通信するために、HP Systems Insight Managerシステムのインスタンスを許可するように修正されました。

        注:コミュニティ名は、最大255文字まで入力できます。

        注:SNMP設定の修復は、現在1つも存在しない場合、ターゲット システムに[読み取り、書き込み]のコミュニティ名を追加します。このコミュニティ名は、各システムで固有で、文字と数字を含め30文字以上から構成され、そのシステムの管理者権限のあるユーザにのみ表示されます。[読み取り、書き込み]コミュニティ名は、特定のスレッショルド設定機能を実行するためにWebエージェントから要求されます。このコミュニティ名は、ターゲット システムのローカルでのみ使用され、ネットワークを通してHP Systems Insight Managerから使用されることはありません。LinuxおよびHP-UXシステムは、[読み取り、書き込み]のコミュニティ名を必要としないため、[読み取り、書き込み]のコミュニティ名はWindowsシステムのみ追加されます。

      2. ターゲット システムの[SNMPトラップ送信先リスト]から[HP Systems Insight Managerのこのインスタンスを参照するトラップを設定]を選択します。これで、ターゲット システムは、SNMPトラップをHP Systems Insight Managerに送ることができます。

    • 信頼関係:[証明書による信頼]に設定 。System Management Homepageでシステムに[証明書による信頼]信頼関係を使用するようにシステムに要求するにはこのオプションを選択します。

      ターゲットシステムのSystem Management Homepageでは、このオプションは信頼モードを[証明書による信頼]に設定し、HP Systems Insight Managerシステム証明書をターゲット システムの信頼済み証明書にコピーします。これは、HP Systems Insight ManagerユーザがSystem Management Homepageに接続するのを認証に証明書を使用することで可能にします。

      注:Linuxで信頼モードの設定で問題が発生した場合は、HP Systems Insight Managerのオンライン ヘルプの「トラブルシューティング」「証明書の問題」を参照してください。

    • Insightマネジメント エージェント バージョン 7.1以前の管理者パスワードの設定。このオプションを選択すると、WindowsおよびLinuxシステムに適切なターゲット システムにインストールされたすべてのInsightマネジメント エージェントの管理者パスワードを修復します。

      注:Insightマネジメント エージェント 7.2以降がインストールされている場合は、このオプションを選択しないでください。

      注:リモート システムがHP-UXを実行している場合、HP-UXシステムには適応されていないため、リモート システムではこのオプションは実行されません。このとき、HP-UXのターゲット システムだけが設定されている場合、このオプションの選択を外すことができます。

      このオプションを選択した場合、次の手順で設定されます。

      1. [パスワード]フィールドに、新しい管理者パスワードを入力します。

      2. [パスワードの確認]フィールドに、先ほど入力した新しい管理者パスワードを再度正確に入力します。

    • セキュアシェル(SSH)アクセスの設定。

      このオプションを選択した場合、次のオプションのうちいずれかを選択します。

      • ホスト ベース認証

      • 各ユーザは管理されたシステムで認証される必要があります

        注:選択したシステムにLinux、HP-UXが含まれていて、HP Insightマネジメント エージェント バージョン7.1以前のSNMP設定、信頼関係、および管理者パスワードを変更するオプションが選択されている場合、すでに設定されているものを除いて、SSH認証が選択されている必要があります。

        注:OpenSSHサービスが管理対象システムで実行されている場合にだけSSHを設定できます。OpenSSHは、[展開][ドライバ、ファームウェアおよびエージェントのインストール][Open SSHのインストール][Open SSHのインストール]ツールを実行することで、Windowsシステムにインストールできます。

    • WBEMイベントのサブスクリプションを作成 。

      注:このオプションは、LinuxおよびHP-UXシステムにだけ適用されます。このオプションを選択した場合、ターゲット システムは、HP Systems Insight ManagerにWBEMの表示またはイベントを送信するように設定されます。

      注:WBEMイベントの署名は、管理対象システムにWBEMイベント プロバイダがインストールおよび実行されている場合にのみ作成することができます。

  8. [すぐに実行]をクリックします。[戻る]をクリックすると、前のページに戻ります。[タスク結果]ページが表示されます。

    注:このタスクを後で実行するには、[[スケジュール]]をクリックします。

    注:エージェントの設定および修復ツールは、それぞれ潜在的に異なる結果となる複数のターゲット システムのアップデートに使用されます。hprepair.logは、stdoutタブに情報を表示するために使用されます。ログ結果は、修復が正常に行われたかを表示します。

    注:Linuxシステム上で、別々のタスクとして実行された、SNMP設定の修復、信頼関係の修復、およびInsightマネジメント エージェント バージョン 7.1以前の管理者パスワードの修復などは、タスク ログ メニューで確認することができます。別々のタスクとして実行された、SNMP設定の修復、HP-UXの信頼関係などは、タスク ログ メニューで確認することができます。LinuxおよびHP-UXシステムが選択されている場合、2つのTask ID(1つはLinux用、もう1つはHP-UXシステム用)があります。

    [タスク結果]ページに次の情報が表示されます。

    • ステータス。タスク インスタンスのターゲット システムごとに、詳細が表示されます。

    • 終了コード。実行可能プログラムが正常かエラーかを表します。戻り値がゼロか正である場合、実行可能プログラムは正常に実行されました。負の値が返された場合、実行可能プログラムはエラーです。

    • ターゲット名 。ターゲットの名前/IPアドレスが表示されます。

    • 標準出力タブ。出力テキスト情報が表示されます。

    • 標準エラー タブ。実行可能プログラムでエラーが発生したかどうかに関する情報が表示されます。

    • コピー済みファイル タブ。コピー中のファイル、またはターゲット システムにコピーされたファイルが表示されます。

    • 印刷可能なレポートの表示現在選択しているターゲット システムのレポート、またはタスク インスタンスに関連しているすべてのターゲット システムのレポートを印刷できます。

      レポートを印刷するには、次の手順に従います。

      1. [印刷可能なレポートの表示]をクリックします。

        [オプション メッセージ]ボックスが表示され、現在選択しているターゲット システムのみを含むレポート、またはタスク インスタンスに関連するすべてのターゲット システムを含むレポートを生成するかどうか質問されます。

      2. 印刷するレポートを選択します。

      3. レポートを印刷するには、[OK]をクリックするか、[キャンセル]をクリックして[タスク結果の表示]ページに戻ります。

  9. マネジメントHTTPサーバがターゲット システムにインストールされている場合、ログイン証明書がマネジメントHTTPサーバ パスワード ファイルにアップデートされます。

関連項目

 エージェントの設定および修復 - 概要