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HP Systems Insight Managerテクニカル リファレンス ガイド

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新規STMルールの作成

目次
索引
注意事項
はじめに
製品概要
お使いになる前に
検出と識別
自動検出の設定
検出一般設定の指定
検出テンプレートの管理
システムの手動追加
hostsファイルの管理
識別
システム タイプの管理
システム タイプの管理ページのナビゲート
システム タイプ管理について
新規STMルールの作成
STMルールの編集
STMルールの削除
新規STMルールのリファレンス
ユーザと認証
ネットワークとセキュリティ
システム、クラスタ、イベントの監視
ストレージ統合
タスクの使用法
デフォルト ツールの使用法
パートナー アプリケーション
レポート機能
システムとイベントの管理
トラブルシューティング
リファレンス情報
印刷用画面へ
用語集
ヘルプの使い方
 コマンド ライン インタフェース
 関連プロシージャ
 関連トピック

新しいSNMPルールをシステム タイプ管理(STM)で作成するには、この手順を実行します。

システム タイプ管理(STM)は、識別のデフォルト動作を変更するためのユーティリティです。STMでは、ネットワーク上のシステムから、SNMPDMI(Windowsのみ)収集に対する応答に基づいて、ルールを使用してシステムのタイプと製品名をカスタマイズできます。

DMIルールは、コマンド ラインからのみ作成できます。

必要なフィールドは次のとおりです。

  • [比較ルール]を含む[システム オブジェクト識別子]

  • システム タイプ

  • 製品名

新しいシステム タイプ

新しいSNMPルールを作成するには、次のように操作します。

  1. [オプション][システム タイプの管理]を選択します。[システム タイプの管理]ページが表示されます。

  2. [新規]をクリックします。[新規ルール]セクションが表示されます。

  3. [システム オブジェクト識別子]の情報を入力します。システム オブジェクト識別子は、[システムから取得]をクリックして、ネットワーク上の対象システムから取得します。[システムから取得]セクションが表示されます。これは必須フィールドです。

    [システムから取得]
    1. [オブジェクト識別子]フィールドに、オブジェクト識別子を入力します。

    2. コミュニティ名がデフォルトのpublic以外である場合は、[コミュニティ名]フィールドにコミュニティ名を入力します。データを取得するには、ターゲット システムとHP Systems Insight Managerサーバのコミュニティ名を一致させる必要があります。

    3. 検索するシステムのIPアドレスを[ターゲット ホスト名またはIPアドレス]フィールドに入力します。

    4. [応答SNMPデータ値][応答値]を表示するには、[応答を取得]をクリックします。

    5. [システムから取得]セクションを閉じて、[システム オブジェクト識別子]フィールドか、[オブジェクト値]フィールドの一方か両方に応答値を設定するには、[OK]をクリックします。

  4. [システム オブジェクト識別子の比較ルール]を入力します。下向き矢印をクリックし、適切なルールを選択します。ほとんどの場合は[一致]にします。システムのクラスのシステム オブジェクト識別子が、入力した値で始まることがわかっている場合は、[次の文字で始まる]に設定します。

  5. (省略可能)[MIBから取得]をクリックし、[MIB変数オブジェクト識別子]を指定します。[MIBから取得]セクションが表示されます。

    これを実行する必要があるのは、同じシステム オブジェクト識別子を返す複数のシステムを、クラスごとに異なる値を返すSNMP変数に基づいて、異なる製品として分類する場合です。たとえば、異なるベンダのWindows NTサーバがあり、同じWindows NTシステム オブジェクト識別子が返される場合は、Windows NTシステム オブジェクト識別子をシステム オブジェクト識別子として使用してルールを指定し、ベンダ固有のMIB変数と値の組み合わせを使用して、ベンダごとに別のルールを作成してください。

    [MIBから取得]
    1. [MIB定義ファイル名]ボックスで下向き矢印をクリックし、MIB定義ファイルを選択します。

    2. [MIB変数名]ボックスで下向き矢印をクリックし、MIB変数名を選択します。

    3. [MIBから取得]セクションを閉じて、[MIB変数オブジェクト識別子]情報をフィールドに設定するには、[OK]をクリックします。

  6. [システムから取得]をクリックして[オブジェクト値]を選択します。[システムから取得]セクションが表示されます。

    1. [オブジェクト識別子]コミュニティ名、および[ターゲット ホスト名またはIPアドレス]を入力します。

    2. [応答SNMPデータ値][応答値]を表示するには、[応答を取得]をクリックします。

    3. [システムから取得]セクションを閉じて、[オブジェクト値]フィールドに情報を設定するには、[OK]をクリックします。

  7. 下向き矢印をクリックし、[オブジェクト値][データ型]を選択します。

  8. 下向き矢印をクリックし、[オブジェクト値][比較ルール]を選択します。

  9. [優先順位]を入力します(同一システム オブジェクト識別子の複数のルールが存在する場合に適用されます)。

  10. [システム タイプ]フィールドで下向き矢印をクリックし、システム タイプを選択します。

  11. [サブタイプ]フィールドで下向き矢印をクリックし、システム サブタイプを選択します。

  12. [製品名]フィールドに、新しいルールの製品名を入力します。

  13. [カスタム管理ページ]フィールドにURLを入力します。このURLでは、このルールで識別されたシステムの[システム ページ]上のシステム リンクとして、このWebページが表示されます。URLの任意の場所に、特別なキーワード$ipaddressおよび$hostnameを入力します。このキーワードは、リンクが[システム ページ]に配置されている場合、システムの実際のIPアドレスかホスト名で置き換わります。

  14. URLにアクセスできることを確認するには、[起動]をクリックします。

  15. 新しいルールを保存するには、[OK]をクリックします。すべての変更内容をキャンセルして[新規ルール]セクションに戻るには、[キャンセル]をクリックします。

コマンド ライン インタフェース

SNMPルールとDMI(Windowsのみ)ルールの追加をコマンド ラインから行うには、mxstmコマンドを使用します。このコマンドの詳細については、コマンド ラインにman mxstmと入力してHP-UXまたはLinuxのマンページを参照してください。コマンドとマンページの利用方法の詳細については、お使いになる前に - コマンド ライン インタフェース コマンドの使用を参照してください。

関連プロシージャ

 システム タイプの管理 - STMルールの編集
 システム タイプの管理 - STMルールの削除

関連トピック

 検出と識別 - システム タイプの管理
 システム タイプの管理 - システム タイプ管理について
 システム タイプの管理 - システム タイプの管理ページのナビゲート