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HP Systems Insight Managerテクニカル リファレンス ガイド

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システム グループ

目次
索引
注意事項
はじめに
製品概要
お使いになる前に
検出と識別
ユーザと認証
ユーザおよびユーザ グループ
ツールボックス
認証
新規認証の作成
認証の更新
認証の削除
認証レポート
システム グループ
ネットワークとセキュリティ
システム、クラスタ、イベントの監視
ストレージ統合
タスクの使用法
デフォルト ツールの使用法
パートナー アプリケーション
レポート機能
システムとイベントの管理
トラブルシューティング
リファレンス情報
印刷用画面へ
用語集
ヘルプの使い方
 GUIからのシステム グループの管理
 CLIからのmxngroupによるシステム グループの管理
 関連プロシージャ
 関連トピック

システム グループは、認証のためだけに使用されるシステムのグループです。システム グループは、コマンド ライン インタフェース(CLI)からmxngroupコマンドを使用して直接管理するか、CLIを使用して間接的に管理することができます。

GUIからのシステム グループの管理

システム グループは、システム収集を使用して認証が作成される際に作成されます。このシステム グループには、収集のあとに3つの数字(通常は001)が加えられた名前が付けられます。たとえば、All Racks 001 のような名前になります。システム グループには、システム選択時に表示されていたシステムが含まれ、認証が作成される際に保存されます。

システム収集に後から加えられる変更は、次のいずれかのオプションによって更新されるまでは、システム グループに影響しません。

システム グループの内容は、次の場合に、収集の現在の内容によって更新されます。

  • 収集を使用して別の認証が作成される

  • システム グループを使用する認証が更新される

  • CLIからmxngroupコマンドが使用される

最初の2つの場合には、確認のために、収集の現在の内容が表示されます。

認証を削除すると、どの認証でも使用されなくなったシステム グループは、削除されます。

CLIからのmxngroupによるシステム グループの管理

システム グループは、mxngroupコマンドを使用して直接作成することができます。システム グループをこの方法で作成すると、トップ レベル収集が作成され、システム収集のあとに3つの数字(通常は001)が加えられた名前が付けられます。 収集には、システム グループが最初に追加されるときにシステム グループに含まれているシステムだけが含まれます。その後の変更は、収集には反映されません。

システム グループまたは収集に後から加えられる変更は、次のいずれかのオプションによって更新されるか、上記のようにGUIを使用して更新されるまでは、他のシステム グループや収集に影響しません。このため、特定の方法で更新されるまでは、収集に加えられる変更は認証に影響せず、システム グループに加えられる変更は収集ビューに影響しません。

システム グループの内容は、次のように、mxngroup-uパラメータを使用することにより、収集の現在の内容によって更新することができます。

mxngroup -m -g <groupname> -u

この場合、収集内のシステムは表示されません。システム グループの更新された内容を表示するには、mxngroup -lm -g <groupname>を使用します。

定期的なタスクを設定してシステム グループを動的に更新することは、おすすめしません。システム属性スキャンに基づく収集は、それらの属性が安全でないプロトコル(SNMPなど)に基づく場合や設定権を持たないユーザによって維持管理される場合に、適切に行われずに、HP Systems Insight Managerでの認証に悪影響を与えます。さらに、収集自体が設定権を持たないユーザによって変更され、やはり認証に悪影響を与える可能性があります。

認証を削除すると、どの認証でも使用されなくなったシステム グループは、削除されます。

関連プロシージャ

 認証 - 新規認証の作成
 認証 - 認証の更新

関連トピック

 HP Systems Insight Managerテクニカル リファレンス ガイド - ユーザと認証