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HP Systems Insight Managerテクニカル リファレンス ガイド

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  デフォルト ツールの使用法  |  MIBの管理  |  MIBのコンパイル   

MIBのコンパイル

目次
索引
注意事項
はじめに
製品概要
お使いになる前に
検出と識別
ユーザと認証
ネットワークとセキュリティ
システム、クラスタ、イベントの監視
ストレージ統合
タスクの使用法
デフォルト ツールの使用法
クラスタ監視
コマンド ライン ツール
新規コマンド ライン ツールの作成
カスタム コマンド
DMIアクセスの設定
SNMPアクセスの設定
デバイスのping
ディスク スレッショルド
ライセンス マネージャ
管理プロセッサ ツール
MIBの管理
MIBの表示
MIBの編集
MIBのコンパイル
MIBの登録
MIBの登録解除
OpenSSHのインストール
PMPツール
ツールの削除と回復
エージェント設定のレプリケート
RPMパッケージ マネージャ
Server Migration Pack
System Management Homepage
システム ページ
バージョン コントロール
Virtual Machine Management Pack
WBEMベース ツール
利用可能なMSAツール
パートナー アプリケーション
レポート機能
システムとイベントの管理
トラブルシューティング
リファレンス情報
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用語集
ヘルプの使い方
 関連プロシージャ
 関連トピック

ユーザは、mcompileコマンドによって、SNMP MIBファイルを、中間フォーマット(.cfg)ファイルにコンパイルできます。このファイルは、mxmibユーティリティによって登録してHP Systems Insight Managerで使用できます。

次のヒントを参考にしてください。

  • コンパイルするMIBファイルに、別のMIBからのインポートが含まれている場合は、コンパイルするMIBファイルと同じディレクトリに、インポートするMIBファイルも配置する必要があります。

  • MIBファイルのコメント行は、「--」で始まり、改行または「--」で終わります。行全体に「-」が含まれるMIBに注意してください。この行はコメントを意図したものです。ただし、余分なダッシュと最初のセットの「--」が打ち消しあっています。

    次に例を示します。

    -- xyzでは、xyzがコメントになります。

    ところが

    -- -- xyzとなっていれば、結果的にxyzのコメントは解除されます。

  • mcompileでは、行のモジュールの末尾にENDキーワードが期待されます。MIBファイルのENDキーワードの後に新しい行があることを確認してください。

  • mcompileでは、標準データ型の再定義が許可されていません。コンパイルするMIBにこのような再定義が含まれている場合は、コメントにしてからmcompileを実行してください。

MIBをにコンパイルするには、次のように操作します。

  1. MS-DOS®ウィンドウかUNIXシェルを開きます。

  2. mcompileを実行して、SNMP MIBファイルを中間フォーマット(.cfg)にコンパイルします。

    mcompileでは、-dオプションが認識されます。このオプションでは、指定したディレクトリに変更し、MIBファイルの特定と処理が行われます。中間(.cfg)ファイルは、MIBファイルと同じディレクトリに常に配置されます。デフォルトの場合、mcompileでは、現行ディレクトリでMIBファイルが検索されます。

    次に例を示します。

    cd mibsdir

    mcompile mymib.mib

    または

    MIBディレクトリで実行していない場合は、次のようになります。

    mcompile -d mibsdir mymib.mib

  3. HP Systems Insight ManagerにMIBを登録するには、mxmiblを実行します。

関連プロシージャ

 MIBの管理 - MIBの登録
 MIBの管理 - MIBの登録解除
 MIBの管理 - MIBの表示
 MIBの管理 - MIBの編集

関連トピック

 デフォルト ツールの使用法 - MIBの管理