globalsettings.propsには、設定可能な多くのプロパティがあります。これらの設定は、お客様の実行環境に合わせて、HP Systems Insight Managerの各種設定のパフォーマンスを細かくチューニングするために使用されます。
SSHバイパスは、中央管理サーバ(CMS)がツールをCMSでローカルに実行する場合に、指定されたユーザのSSH接続の設定のオーバーヘッドをバイパスすることによって、パフォーマンスを向上させます。また、ローカルで適切に設定されていないSSHによる潜在的な問題を解決します。SSHバイパスは、CMSで排他的に実行されるツールに適用されます。この機能は、HP Systems Insight Manager 4.2 SP2 – Windowsで導入されており、HP-UXおよびLinuxについてもHP Systems Insight Manager 5.0に含まれています。この機能は、HP-UXおよびLinuxのrootユーザとWindowsのadministratorおよびinstallerアカウントについてはデフォルトで有効になっています。
globalsettings.propsで、SSHバイパス プロパティを設定するには、次のように操作します。
次の位置にある、globalsettings.propsファイルを開きます。
次のプロパティを編集します。
mx_dtf_ssh_bypass_user。
. このプロパティを変更して、SSHバイパス機能のユーザ名を追加します。各ユーザ名はカンマで区切ってください。Windowsドメイン アカウントについては、ドメイン名とユーザ名の間に2つの円マークが入っている必要があります(mydomain\\mynameなど)。CMSについての完全な管理者権限を与えたくないユーザ名は追加しないでください。
mx_dtf_enable_ssh_bypass。
. このプロパティをTrueに設定して、mx_dtf_ssh_bypass_userにリストされているユーザについて、ほとんどのローカル ツールのSSHの使用をバイパスします。または、Falseに設定して、常に、ローカルに実行されるSSHツールを使用します。デフォルト設定はTrueです。
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