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HP Systems Insight Managerテクニカル リファレンス ガイド

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監査ログ ファイルの設定

目次
索引
注意事項
はじめに
製品概要
お使いになる前に
検出と識別
ユーザと認証
ネットワークとセキュリティ
システム、クラスタ、イベントの監視
ストレージ統合
タスクの使用法
デフォルト ツールの使用法
パートナー アプリケーション
レポート機能
システムとイベントの管理
イベント
イベント タスクの例
ステータス ポーリング
WMI Mapperプロキシ
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監査ログ
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監査ログ ファイルを、ユーザが指定したディレクトリに配置されるように設定してください。

監査ログを設定するには、次のように操作します。

  1. Windowsの場合は、path.propertiesという名前のファイルをC:\Program Files\HP\Systems Insight Manager\configに作成します。

    LinuxとHP-UXの場合は、path.propertiesという名前のファイルを/etc/opt/mx/configに作成します。

  2. path.propertiesというファイルに、LOG=\\Auditlog\\LogsまたはLOG=C:/Auditlog/Logsというエントリを追加します。

    注記: C:\\Auditlog\\Logは、例として挙げたものです。このパスは、ユーザによって定義されます。

  3. LinuxとHP-UXの場合は、HP Systems Insight Managerデーモンを再起動します(mxstopmxstart)。Windowsの場合は、HP Systems Insight Managerサービスを再起動します。サービスを再起動すると、path.propertiesファイルで指定したディレクトリに、mx.logという名前の新しいログ ファイルが常駐します。

log.propertiesファイルでは、次のように5つの変数を定義できます。

  • MX_LOG_FILENAMEは、ファイル名を表します。デフォルトでは、"MX_LOG_FILENAME=mx"です。

  • MX_LOG_FILEEXTは、ファイル拡張子を表します。デフォルトでは、"MX_LOG_FILEEXT=log"です。

  • MX_LOG_FILESIZEは、ファイルの最大サイズを表します。デフォルトでは、"MX_LOG_FILESIZE=20"です。

  • MX_LOG_ROLLFILEEXTは、ロール オーバ名のファイル拡張子を表します。デフォルトでは、"MX_LOG_ROLLFILEEXT=old"です。

  • MX_LOG_QUEUESIZEは、監査ログに書き込む項目をキューに入れるために割り当てるメモリ量を表します。デフォルトでは、"MX_LOG_QUEUESIZE=300"です。

ファイルの最大サイズは、メガバイト単位で設定されます。

監査ログ ファイルが最大サイズに達すると、ログ ファイルの拡張子がMX_LOGROLLFILEEXTに変更されて、新しいファイルへの書き込みが開始されます。前バージョンのファイルがすでにMX_LOG_ROLLFILEEXT拡張子に変更されていた場合は、そのファイルは、監査ログ ファイルの自動ロール オーバになります。ロール オーバは、実行中のタスクの完了後に行われます。ただし、最大ファイル サイズを超えてから1時間が経過してもタスクが完了しない場合は、監査ログ ファイルは別のファイルにロール オーバされます。

キュー サイズの変更は慎重に行ってください。キュー サイズの設定値が大きすぎると、ログ マネージャにより大量のシステム メモリが消費される可能性があります。

log.propertiesファイルに加えた変更は、ログ マネージャ デーモンを再起動するまでは有効になりません。Windowsの場合は、HP Systems Insight Managerサービスを再起動してください。LinuxとHP-UXの場合は、ログ マネージャを再起動してください。

デフォルトの場合、LinuxとHP-UXでは、ログ ファイルのパスが/var/opt/mx/logsに設定されます。このパスは、/etc/opt/mx/config/path.propertiesファイルのLOGの値を編集することにより、設定できます。このプロパティ ファイルがない場合は、作成する必要があります。Windowsの場合、デフォルトの場所は、製品がインストールされているディレクトリのlogsサブディレクトリです。

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