システム ライセンス情報レポート機能を使うと、内蔵Lights-Out(iLO)システムのProLiant Essentialsライセンス情報をすばやく効率的に追跡できます。このレポート機能は、ライセンス キーに基づいて、ProLiant Essentials製品の利用状況についてもレポートします。
iLO製品はライセンス要求に応答するように設定する必要があります。設定ページは、適切な[システム ページ]を選択することによって表示でき、[ツール&リンク]をクリックしてから、iLOを示すリンクをクリックします。iLOで、[Administration] [SNMP] [Insight Manager Settings]を選択します。ページの下部にある、[Configure Insight Manager Integration]セクションを探します。[The Level of Data Returned]は、[Medium]または[High]に設定する必要があります。[The Level of Data Returned]を [Low] に設定した場合は、システムがレポートされます。ただし、ライセンス ステータスは判定できず、このステータスに使用不可というメッセージが示されます。[The Level of Data Returned]を[None]に設定した場合は、ライセンス レコードはありません。
iLOシステムが管理サーバのデータベースから削除された場合は、このシステム用に保存されたiLOのライセンス情報も同時に削除されます。サーバやデスクトップなどの他のすべてのシステムについては、ライセンス情報が削除されることはありません。
iLOのレポートでは、[製品バージョン]フィールドが空白になっている場合があります。[ライセンス キー]フィールドは、iLOに有効なライセンスがあっても空白になっている場合があります([The Level of Data Returned]を [Low] に設定した場合)。iLO製品は、[ライセンス タイプ]フィールドが空白でない場合に、ライセンスが付与されていると見なされます。[使用ライセンス数]フィールドはその特定のシステムの持つライセンス キーの合計使用数です。ProLiant Essentialsのライセンスでは、特定のキーによってライセンス対象項目の同時使用数が決まります。[使用ライセンス数]は、該当するシステムの該当するキーの使用数を反映します。
レポートされるライセンス情報は、HP Systems Insight Managerが認識するすべてのシステムのライセンス マネージャ(キーを収集済み)から収集されます。
完全な設定権があるユーザのみが、ライセンス キーにアクセスできます。設定権が制限されているユーザや設定権がないユーザは、レポート実行時にこの列を表示できません。設定権が制限されているユーザや設定権がないユーザは、レポート設定の作成時に、[ライセンス キー]列の表示や選択を実行できません。
システム ライセンス情報レポート
システム ライセンス情報レポートは、ライセンスの詳細と配布の概要を示したものです。 システム名 ライセンス キー 購入済みライセンス数 使用中のライセンス数 キー バージョン 製品名 製品バージョン ライセンス タイプ ライセンスの日付 ライセンスの有効期限(DEMOキーのみ) ステータス
それぞれのフィールドの詳細については、システム レポート - レポート ビュー、R_DeviceLicenseInfoを参照してください。
アップグレード結果アップグレード中に、すべてのレポートの設定が検証され、これらのレポート内のiLOライセンス レポート項目は新規のシステム ライセンス情報レポートの項目にマッピングされます。ライセンス キーのiLOレポート項目が古いデータベースのレポート設定から検出されると、このレポート設定が新規データベースにコピーされ、レポート設定が新しいライセンス キーを参照するようになります。同時に、[ライセンス購入数]と[製品名]のレポート項目がコピー先のレポート設定に挿入されます。
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