ストレージ アレイとは、ストレージ エリア ネットワーク(SAN)に接続するために、ファイバ チャネル コントローラを使用するディスク アレイのことです。ストレージ アレイが選択されている場合、[システム ページ]には詳細情報にアクセスするためのリンクが追加されています。ここでは、ストレージ アレイ特有のリンクについて説明します。HP SIMは、該当するアレイのSMI-Sプロバイダによって供給されるデータを表示します。SMI-Sプロバイダが特定のプロパティについてデータを供給していない場合、そのプロパティはこのページに表示されません。タブの詳細については、システム ページ - サーバ識別タブを参照してください。
[ポート]、[ストレージ ボリューム]、[容量情報] の各セクションには、最後に実行されたデータ収集タスクの日付、時刻、経過時間が表示されます。データを更新したい場合は、[最終更新日]リンクをクリックして、データ収集タスクをスケジュールするか、実行します。データ収集タスクについて詳しくは、システムとイベントの管理 - データ収集を参照してください。
ストレージ アレイがHP Storage Essentialsで管理される場合、[ポート]、[ストレージ ボリューム]、および[容量情報]の各セクションはこのページに表示されません。また、[ツール&リンク]タブの、[HP Storage Essentials Pages]セクションに[SE System Properties]リンクが表示されます。このストレージ アレイのHP Storage Essentialsデバイス ページを表示するには、[SE System Properties]リンクをクリックします。
製品説明
システム ページ - サーバ識別タブの[製品説明]情報のほかに、このセクションには以下の情報が含まれています。 [システム サブタイプ]。. ストレージ システムは、次のサブタイプを使用します。
[ストレージ]。ストレージ インフラストラクチャの一部として識別されるシステム。
[SMI]。SMI-Sプロバイダを介して検出されるシステム。
[管理されたStorage Essentials]。HP Storage Essentialsによって管理されるシステム。
[製品名]。. アレイの製品名(モデル番号など)。 [製品ベンダ]。. ストレージ アレイのベンダ。 [製品識別番号]。. ストレージ アレイの固有の識別名(シリアル番号など)。 [製品バージョン]。. アレイの製品バージョン。 [ファームウェア バージョン]。. インストールされているファームウェアのバージョン。 [ファームウェア製造元]。. ファームウェアの製造元。 [BIOS/FCodeバージョン]。. インストールされているBIOS/FCodeのバージョン。 [BIOS/FCode製造元]。. BIOS/FCodeの製造元。 [管理プロキシ]。. WBEMなどの管理プロトコルを介して選択したアレイを管理しているサーバ。 [ソフトウェア バージョン]。. このシステムにインストールされているソフトウェアのバージョン。 [ソフトウェア製造元]。. このシステムにインストールされているソフトウェアの製造元。
ポートHP Systems Insight Managerがこのアレイのポートを管理するコントローラを検出した場合は、それらは、[ポート]テーブルに展開可能要素として表示されます。コントローラが検出されない場合は、テーブルはポートの詳細のみを表示します。 コントローラ詳細ポート詳細
ストレージ ボリュームこのセクションには、アレイのストレージ ボリュームが表示されます。ストレージ ボリュームとは、アレイ上の論理ボリューム(LUNなど)です。 [LUN名]。. ストレージ ボリューム名。 [参照可能ホスト]。. ストレージ ボリュームが、リストされているホストにアクセス可能。 [ブロック サイズ]。. ストレージ ボリュームのブロック サイズ(バイト単位)。 [ブロック数]。. ストレージ ボリューム上の合計ブロック数。 [合計サイズ]。. ストレージ ボリュームの合計サイズ。 [RAIDレベル]。. ストレージ ボリュームのRAIDレベル。通常、この値は、該当するアレイのSMI-Sプロバイダによって供給されます。SMI-Sプロバイダが値を供給していない場合、HP Systems Insight Managerが、パッケージ二重化とデータ二重化に基づいてRAIDレベルを算出します。 RAID値がHP Systems Insight Managerによって算出された場合は、RAID値にアスタリスクが追加されます。例:RAID 5*
容量情報容量情報テーブルは、ストレージ アレイの使用可能な容量の階層を[メトリック]列に、対応するディスク容量の値を[サイズ]列にリストしたものです。各メトリックごとに、ディスク容量の値が[Percentage of Raw Capacity]列のアレイのRaw容量のパーセンテージで示されます。アレイの合計容量を表す[Raw Capacity]は、[Un-Allocated]領域と[Carved for LUNs]領域に分けられます。LUNに分割された領域は、さらに[RAID Overhead]、[Usable bytes assigned to Ports]、および[Bytes not yet assigned to Ports]に分けられます。 容量情報テーブル内の容量は、テーブルの下に表示される円グラフではパーセンテージで表示されています。テーブル内に[Undetermined]と表示される値がある場合、円グラフは表示されません。 [Un-Allocated]。. アレイ上の、まだ構成されていないストレージ容量の合計。 [Carved for LUNs]。. アレイ上の、構成済みのストレージ容量の合計(RAIDオーバーヘッドを含みます)。たとえば、RAID1(ミラーリング)のストレージ ボリュームに100GBが割り当てられている場合、50GBはエンド ユーザの使用可能容量であり、50GBはRAIDオーバーヘッドであるとみなされ、100GBがLUNに分割済みであるとされます。 RAID Overhead. アレイ上の、冗長化機能を実現するために使用されているために直接は使用されないストレージ容量の合計。 [Usable bytes assigned to Ports]。. アレイ上の、構成済みで使用可能なストレージ容量で、1つまたは複数のポートを介して接続されている容量。 [Usable bytes not yet assigned to Ports]。. アレイ上の、構成済みで使用可能なストレージ容量で、ポートを介して接続されていない容量。このストレージをポートに割り当てれば、ユーザがこのストレージにアクセスできるようになります。
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