HP Systems Insight Managerでは、グラフィカル ユーザ インタフェース(GUI)を介して、Webベース エンタープライズ管理(WBEM)イベントの予約と予約解除ができます。また、コマンド ライン インタフェース(CLI)からも、WBEMイベントの予約と予約解除ができます。WBEMイベントをサポートしているシステムについてWBEMイベントを予約しないと、発生するどのWBEMイベントもイベント ビュー ページに表示されません。
中央管理サーバ(CMS)上にOpenSSHをインストールおよび設定し、SSHのキーを有効化しておく必要があります。詳細については、デフォルト ツールの使用法 - OpenSSHのインストールを参照してください。
WBEMイベントは、HP-UX、Linux、およびSMI-Sデバイス(ストレージ、スイッチ、テープ ライブラリなど)で動作します。HP-UX およびLinuxシステムについてのWBEMイベントを使用するには、管理対象システムにWBEMサービス2.0をインストールしておく必要があります。各管理対象システムには、正しいイベント プロバイダ(例:HP-UX上のEMSラッパ イベント プロバイダ)をインストールする必要があります。WBEMサービスとプロバイダのインストールの詳細については、システムとイベントの管理 - 管理対象システムを参照してください。HP-UXシステムとLinuxシステムでmxwbemsubコマンドを使用する場合、root権限が必要です。OpenSSHは、メニュー ツールの実行時にのみ使用されます。mxwbemsubをコマンド ラインで実行する場合、OpenSSHは必要ではありません。
WBEMイベントを受信するポートを設定する場合は、globalsettings.propsファイルとWBEM_indications_Listener_Portプロパティを編集します。ポートのデフォルト値は、50004です(WBEM_indications_Listener_Port=50004)。このポートが使用できない場合は、ファイルを編集し、適切な値を割り当てます。HP Systems Insight Managerが実行中の場合は、サービスを停止し、再起動すると、新しいポートにアクセスできます。WBEMイベントの予約がデフォルトのポート設定で設定された場合、それを削除し、再度追加すると、WBEMイベントがCMSに送信された際に新しいポートが使用されます。
WBEMイベントの予約と予約解除ができます。これらのオプションにアクセスするには、[オプション] [イベント] [WBEMイベントの登録]および[オプション] [イベント] [WBEMイベントの登録取り消し]を選択します。
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