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HP Systems Insight Managerテクニカル リファレンス ガイド

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システムがクリティカルな状態になったときEmailを送信するタスクの作成

目次
索引
注意事項
はじめに
製品概要
お使いになる前に
検出と識別
ユーザと認証
ネットワークとセキュリティ
システム、クラスタ、イベントの監視
ストレージ統合
タスクの使用法
デフォルト ツールの使用法
パートナー アプリケーション
レポート機能
システムとイベントの管理
イベント
イベント タスクの例
Email通知に基づくポケベル タスクの作成
すべての確認済みイベント削除タスクの作成
30日以前のイベント削除タスクの作成
システムがクリティカルな状態になったときEmailを送信するタスクの作成
ステータス ポーリング
WMI Mapperプロキシ
プロトコル
データ収集
システム プロパティ
バージョン コントロール レポジトリ
PMP管理オプション
管理対象システム
SSHキーの管理
データベースのバックアップと復元
SSHバイパス プロパティの設定
監査ログ
トラブルシューティング
リファレンス情報
印刷用画面へ
用語集
ヘルプの使い方
 収集の作成
 Emailを送信するためのHP Systems Insight Managerの設定
 ステータス変更イベントの設定
 タスクの作成
 関連プロシージャ

以下の手順により、検出されたシステムのステータスがクリティカルになったときに実行される自動イベント処理タスクを設定することができます。

自動イベント処理タスクについては、選択できるサーバの最大数は100です。

収集の作成

  1. [検索]パネルで[高度な検索]をクリックします。[高度な検索]ページが表示されます。

  2. [検索対象]ドロップダウン ボックスから[イベント]を選択します。

  3. 第1選択ボックス(条件選択)で下向き矢印をクリックし、[深刻度]を選択します。

  4. 第2選択ボックス(比較演算子選択)で下向き矢印をクリックし、[次]を選択します。

  5. 第3選択ボックス(値選択)には、条件と比較演算子の特定の組み合わせに使用できる値が表示されます。[クリティカル]を選択します。

  6. (省略可能)検索結果を表示するには、[表示]をクリックします。

  7. [名前を付けて保存]をクリックしてイベント収集を保存します。

  8. [名前]フィールドに、[Critical Events]などの収集名を入力します。

  9. [保存場所]で、[深刻度別イベント]への収集の保存を選択して、他のユーザが収集を利用できるようにします。

  10. 収集を保存するには、[OK]をクリックします。操作をキャンセルするには、[キャンセル]をクリックします。

Emailを送信するためのHP Systems Insight Managerの設定

  1. [オプション][イベント][自動イベント処理][Emailの設定]を選択します。[Emailの設定]ページが表示されます。

  2. [SMTPホスト]ボックスにSMTPホストを指定します。

  3. Email通知の送信時に管理サーバが使用するEmail送信元アドレスを[送信者のEmailアドレス]ボックスに指定します。

  4. SMTPサーバを認証するには、[サーバには認証が必要です]チェックボックスを選択します。

  5. [アカウント名]ボックスで、アカウント名を指定します。

  6. [パスワード]ボックスで、パスワードを指定します。

  7. 変更内容を保存するには、[OK]をクリックします。

ステータス変更イベントの設定

  1. [オプション][イベント][ステータス変更イベントの設定]を選択します。[ステータス変更イベントの設定]ページが表示されます。

  2. [システム ステータス変更イベントの作成を有効にする。]を選択します。このオプションでは、ハードウェア ステータス ポーリング タスクのpingでシステムに到達できない場合に、システム到達不能イベントが送信されます。このオプションを有効にすると、システムが到達可能に戻ったとき、システム到達可能イベントが作成されます。

  3. 変更内容を適用するには、[OK]をクリックします。

タスクの作成

  1. [オプション][イベント][自動イベント処理][新規タスク]を選択します。[自動イベント処理] - [新規タスク]ページが表示されます。

  2. [存在するイベント収集から]を選択します。新しいタスクを定義するには、5つのステップを実行します。

  3. 存在するイベント収集を使用する場合、オプション選択後、新規タスクを定義するために以下の5つのステップを完了する必要があります。[ステップ1, 名前の選択]が強調表示されます。[タスク名]ボックスに、[Send E-mail for Critical Status]などのタスクの名前を入力してください。

  4. [次へ]をクリックします。[ステップ2, 存在するイベント収集の選択]ページが表示されます。

  5. ドロップダウン ボックスから[Critical Events]収集を選択します。

  6. [Emailの送信]を選択します。

    • [宛先]フィールドに、通知を受信するEmailアドレスのリストを入力します。

      [CC]フィールドに、Emailのコピーを受信する必要があるEmailアドレスを入力します(各アドレスをカンマで区切ります)。

      [件名]フィールドに、Emailの件名を入力します。

      [メッセージ フォーマット]フィールドで、受信者のエンコーディング優先順位に応じて次のフォーマットのいずれかを選択します。

      • [標準]。デフォルトのメッセージ フォーマットでテキスト形式のEmailメッセージが受信者に送信されます。

      • [ポケベル/SMS]。同じ情報がポケベル メッセージ フォーマットで受信者に送信されます。

      • [HTML][HTMLイベント詳細]ページに似たEmailメッセージが受信者へ送信されます。

      [エンコーディング]フィールドで、次のフォーマットのいずれかを選択します。

      • 西ヨーロッパ言語(ISO-8859-1)

      • Unicode(UTF-8)

      • 日本語(ISO-2022-JP)

      • 日本語(シフトJIS)

      • 日本語(EUC)

  7. 選択したら、[次へ]をクリックします。

  8. [ステップ4, 時間フィルタの選択]が表示されます。時間フィルタを使用する場合は、[時間フィルタの使用]チェックボックスを選択して、ドロップダウン リストからオプションを選択します。

    ユーザ定義フィルタを設定する場合は、[フィルタの管理]をクリックします。詳細については、タスクの使用法 - 時間フィルタの適用を参照してください。

  9. 情報を入力したら、[次へ]をクリックします。

  10. [次へ]をクリックすると、[ステップ5. 概要のレビュー]ページが表示され、[タスク名][イベント収集][イベント]、および [アクション]情報が表示されます。Email設定を編集する必要がある場合、SMTP設定を編集するには、[Email設定の編集]をクリックします。詳細については、イベント - SNMPトラップの設定を参照してください。

  11. 新しいタスクを作成するには、[終了]をクリックします。

関連プロシージャ

 イベント - イベント処理タスクの管理
 イベント - Email設定の指定
 イベント - イベント フィルタの設定