ポーリング タスクでは、関連する収集に含まれるシステムのヘルス ステータスが追跡されます。システムがいつオフラインになるか、またはハードウェアのパフォーマンスがいつ低下するかを判断するためには、ハードウェア ステータス ポーリングを定期的に行う必要があります。特定システムのポーリング タスクをカスタマイズして、スケジュールした時刻に実行できます。また、特定の要件に合わせて、さまざまな収集で、新しいポーリング タスクを作成することもできます。
データ収集タスクは、他のポーリング タスクに付属しています。データ収集では、より具体的なシステム情報(資産データなど)が検出されます。
イベントの受信に基づいてポーリング タスクが実行されるように設定することができます。イベント ポーリング タスクは、イベント収集に関連付けられます。たとえば、システムからトラップを受信したときのハードウェア ステータス ポーリング タスクを設定することができます。
イベント収集での変化の結果として実行されるようにポーリング タスクを設定すると、ポーリング タスクは、その収集に一致するイベントを生成するすべてのシステムに適用されます。
以下のデフォルト ポーリング タスクは、[スケジュールされたすべてのタスクの表示]ページで利用できます。
隔週データ収集隔週データ収集タスクは、[データ収集リスト]収集に含まれるすべてのシステムで実行されます。デフォルトのスケジュールは、隔週の土曜日の正午に実行されるように設定されています。
日単位デバイス識別ネットワーク システムなどのシステムに関する情報を識別するには、日単位デバイス識別を使用します。このタスクは、デフォルトでは1日に1回実行され、情報がデータベースに保存されます。以下の情報が識別されます。
管理対象システムでのシングル ログインおよびセキュア タスク実行(STE)のサポートの判定
システムの管理プロトコル タイプ(HTTP、SNMP、DMI、WBEM)
システムのタイプおよびサブタイプ(サーバ、ストレージ、スイッチ、ルータなど)
システムの製品名
オペレーティング システムの名前およびバージョン
システムで動作しているWebエージェント
システムで動作しているWebベース ソフトウェア(プリンタ管理ソフトウェアなど)
管理プロセッサとのシステム関係(システムとそのリモートInsightボードなど)
ストレージ プロキシおよび関連ストレージ システム
Wake On LAN情報
ハードウェア ステータス ポーリング - 非サーバこのタスクは、管理プロトコル(SNMP、WBEMなど)によって、タイプがサーバ、クラスタ、または管理プロセッサではないシステムのステータス情報を収集します。このタスクは、デフォルトで、スタートアップ時と、その後は10分に1回ポーリングを実行します。
ハードウェア ステータス ポーリング - サーバこのタスクは、タイプがサーバ、クラスタ、または管理プロセッサのSNMPシステムのステータス情報を収集します。このタスクは、デフォルトで、スタートアップ時と、その後は5分に1回ポーリングを実行します。
ハードウェア ステータス ポーリング - Systems no Longer Disabledこのタスクは、システムが無効状態から有効状態に変わったときに実行されます。このタスクを使用すると、システムの予定メンテナンス期間が無効に設定された後に最新のステータス情報を入手することができます。
初期データ収集このタスクは、WBEM、DMI、またはSNMPが動作する多数のシステムから静的情報(シリアル番号、モデル番号など)を収集します。このタスクは、新規システムがデータ収集と一致すると実行されるようにデフォルトで設定されています。収集されるデータの種類の詳細については、HP Systems Insight Managerテクニカル リファレンス ガイド - リファレンス情報を参照してください。
初期ハードウェア ステータス ポーリングこのタスクは、新しく検出されたシステムでハードウェア ステータス ポーリングを実行します。このため、定期的なタスクが実行されるまで待たなくても、システムが有効なステータスを持つことができます。
ソフトウェア バージョン ステータス ポーリングこれは、ソフトウェア バージョンの更新ステータスを判定するタスクで、7日ごとに実行するように設定されており、デフォルトでは水曜日の深夜12時に実行されます。このタスクは、編集することができます。また、いつでも手動で実行できます。 詳細については、ステータス ポーリング - ソフトウェア ステータス ポーリングを参照してください。
ソフトウェア バージョン ステータス ポーリング - Systems no Longer Disabledこのタスクは、システムが無効状態から有効状態に変わったときにソフトウェア バージョン ツールを実行します。これにより、HP Systems Insight Managerでは、システムにロードされているソフトウェアのステータスが最新の状態に保たれます。 詳細については、ステータス ポーリング - ソフトウェア ステータス ポーリングを参照してください。
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