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HP Systems Insight Managerテクニカル リファレンス ガイド

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サーバ識別タブ

目次
索引
注意事項
はじめに
製品概要
お使いになる前に
検出と識別
ユーザと認証
ネットワークとセキュリティ
システム、クラスタ、イベントの監視
ストレージ統合
タスクの使用法
デフォルト ツールの使用法
クラスタ監視
コマンド ライン ツール
新規コマンド ライン ツールの作成
カスタム コマンド
DMIアクセスの設定
SNMPアクセスの設定
デバイスのping
ディスク スレッショルド
ライセンス マネージャ
管理プロセッサ ツール
MIBの管理
OpenSSHのインストール
PMPツール
ツールの削除と回復
エージェント設定のレプリケート
RPMパッケージ マネージャ
Server Migration Pack
System Management Homepage
システム ページ
サーバ識別タブ
クラスタ識別タブ
複合体識別タブ
パーティション識別タブ
ストレージ ホスト識別タブ
ストレージ スイッチ識別タブ
ストレージ アレイ識別タブ
テープ ライブラリ識別タブ
ポート タイプ
ツール&リンク タブ
バージョン コントロール
Virtual Machine Management Pack
WBEMベース ツール
利用可能なMSAツール
パートナー アプリケーション
レポート機能
システムとイベントの管理
トラブルシューティング
リファレンス情報
印刷用画面へ
用語集
ヘルプの使い方
 システム ステータス
 詳細情報
 識別
 製品説明
 連絡先情報
 資産情報
 管理プロセッサ
 関連情報
 関連トピック

[識別]タブでは、ステータス アイコンにより、データベースに保存されている、全体的なヘルス ステータスが表示されます。システムがサスペンド状態になっている場合、ハードウェア ステータス アイコンおよびソフトウェア ステータス アイコンの代わりに、無効アイコンが表示されます。 [ステータス情報]セクションにはシステムステータスに関する詳細情報が表示されます。

[識別]ページは、次のセクションに分かれています。

システム ステータス

このセクションには、以下の情報が含まれます。

  • [ヘルス ステータス]。. システムの全体的なステータスです。この情報は、Webベース エンタープライズ管理(WBEM)Simple Network Management Protocol(SNMP)、およびデスクトップ管理インタフェース(DMI)のステータス ポーリング タスク、またはこれらすべてから取得されます。ping(ICMPまたはTCP到達可能性テスト)は、常に実行されます。[ヘルス ステータス]リンクをクリックすると、System Management Homepage(SMH)が存在する場合にはSMHにアクセスし、SMHが存在しない場合には[プロパティ ページ ステータス]ページにアクセスします。どちらも存在しない場合、[ヘルス ステータス]リンクは表示されません。

  • [管理プロセッサ ステータス]。. 管理プロセッサ ステータスは、使用可能な場合、管理プロセッサのWebサーバにリンクします。

  • [ソフトウェア ステータス]。. ソフトウェア ステータス アイコンは、使用可能な場合、システム ソフトウェア バージョン コントロール エージェントにリンクします。

  • [無効なステータス]。. サスペンド状態にあるシステムでは、システム テーブル ビュー ページの[HW]および[SW]列に無効アイコンが表示されます。

システムが現在、サスペンド モードにある場合、[システム ページ][システム ステータス]には、[次の時間までシステムの監視は保留されます]というメッセージとともに、監視が回復される予定の日付と時刻が表示されます。

パートナー アプリケーションについては、それぞれのステータスを中央管理サーバ(CMS)に登録しておくことができます。その場合、これらのステータスは[ヘルス ステータス]の下と、システム テーブル表示ページのステータス列に表示されます。たとえば、[System Security Vulnerability Status]は、Vulnerability and Patch Management Packに関するシステム ステータスについての詳細情報にリンクします。

システムのステータス タイプの詳細については、システム テーブル ビュー ページ - システム ステータス タイプを参照してください。

詳細情報

このセクションには、システムに関するさらに詳細な情報が表示され、このシステムで使用可能なすべてのシステム情報ツールが表示されます。リンクには、以下のものがあります。

  • [System Management Homepage]。. SMHが使用可能な場合は、これを起動します。

  • [プロパティ]。.  [プロパティ]ページが使用可能な場合は、これを起動します。

  • [Partition Manager View]。. Parition Managerが使用可能な場合は、これを起動します。

  • [Virtual Manager Host View]。. Virtual Manager Host View (VMM)が使用可能な場合は、これを起動します。

識別

このセクションは、[システム ページ]に初めてアクセスしたときは必ず展開されます。

このセクションは、展開メニューをクリックすると展開され、折り畳みメニューをクリックすると折り畳まれます。

DMI識別は、WindowsベースおよびHP-UXベースの中央管理サーバ(CMS)のインストールでのみサポートされています。また、同種のオペレーティング システムしか識別できません。たとえば、WindowsベースのCMSはWindowsベースのDMIシステムだけを、HP-UXベースのCMSはHP-UXベースのDMIシステムだけを、それぞれ識別できます。

このセクションには次の項目が含まれています。

  • [アドレス]。. そのシステムについて検出されたIPアドレス、IPXアドレス、またはその両方。

  • [優先システム名]。. システムに表示される名前。デフォルトはDNSからホスト名(使用可能な場合)。[ツール&リンク]タブの[システム プロパティの編集]リンクを使用して変更することができます。

  • [ネットワーク名]。.  完全に限定したDNS名(使用可能な場合)。IPアドレスによるDNSの逆引きが有効になっており、正引きと一致する必要があります。

  • [UUID]。.  システム上のエージェントまたはその他の装置からの固有ID。

  • [シリアル番号]。. システムのシリアル番号。

デバイス名が「orphan_nnn」になる理由

オーファン システムとして説明されているシステムは、IPアドレスと名前の両方が、別のシステムに再割り当てされたことをHP Systems Insight Managerが検出したシステムです。この再割り当ては、DHCPアドレス割り当ての変更とシステムの名前変更が同時に行われて発生することがあります。ただし、最も一般的な原因は、Altirisのようなドライブ イメージ生成ソフトウェアを使用することです。システムのイメージ生成では、識別するために、WebエージェントとHP Systems Insight Managerで、グローバル ユニーク識別子が使用されます。Windowsシステムでは、イメージを作成する前にレジストリからHKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Compaq\CIMAgent\GUIDレジストリ キー エントリを削除すると、この問題を防止できます。イメージが生成済みのシステムの場合は、基本エージェントを停止し、キーを削除してから、エージェントを再起動します。新たに検出することによって、問題が訂正されます。古い「ORPHAN」システムをHP Systems Insight Managerシステム リストから削除してください。

製品説明

このセクションは、展開メニューをクリックすると展開され、折り畳みメニューをクリックすると折り畳まれます。

このセクションには、以下の情報が含まれます。

  • [製品ID]。. ID番号。サーバのシリアル番号に追加すると、HPサポートがHP製システムを特定できるようになります。

  • [システム タイプ]。. 識別によって返される基本的なシステム タイプ。

  • [システム サブタイプ]。. 識別によって返されるシステム サブタイプ。

  • [製品モデル]。.  メーカが定義した製品のモデル(名前)。

  • [ハードウェアの説明]。.  [システム プロパティの編集]ページから取得したハードウェアの説明。

  • [OS名]。.  システムの長いオペレーティング システム名。オペレーティング システムベースのシステム収集でフィルタリングに使用されます。

  • [ツール フィルタリング用OS]。.  短いオペレーティング システム名。ツール フィルタリング定義ファイルに使用されます。

  • [OS説明]。. オペレーティング システムの詳細説明。サービス パック情報などです。

  • [OSバージョン]。. オペレーティング システムの数値表現。

  • [管理プロトコル]。.  システムの識別を試みた際に応答した管理プロトコル。

    注記:より多くのプロトコルが予想される場合は、[システム プロトコル設定]ページで設定されている証明書を検証してください。

  • [サーバの役割]。.  ユーザが設定可能なProLiantエージェントからのサーバの役割。System Management Homepageから設定できます。

  • [コメント]。.  SNMPまたはその他のエージェントからユーザが設定可能なコメント。

  • [実行されているアプリケーション]。. システム上で稼動しているすべてのアプリケーションのリスト。

連絡先情報

このセクションには、以下の情報が含まれます。

  • [場所]。. システムの物理位置でエージェントからユーザ設定が可能なフィールド。

  • [連絡先]。.  エージェントからユーザ設定が可能なシステムの連絡先。

    注記:連絡先および製品説明のセクションにある多くのフィールドは、CMSの[システム プロパティの編集]ページからローカルで上書きすることができます。詳細については、システム プロパティ - 単一システムのシステム プロパティの編集を参照してください。

資産情報

このセクションには、[資産管理番号](システムの資産管理番号)が含まれています。

管理プロセッサ

このセクションは、管理プロセッサが使用可能な場合にのみ表示されます。項目は、次のとおりです。

  • [名前]。.  システムを管理するために使用される管理プロセッサの表示名(優先名)。

  • [アドレス]。.  システムを管理するために使用される管理プロセッサのIPアドレス。

  • [モデル]。.  このシステムの管理プロセッサのモデル名。

関連情報

このセクションには、以下の情報が含まれます。

  • [エンクロージャ名]。.  システムがエンクロージャ内にある場合、エンクロージャの名前。p-Classサーバ ブレードなどです。

  • [ラック名]。.  エンクロージャが検出可能なラック内にある場合、ラック名。

  • [スロット]。.  エンクロージャ内でシステムの位置するスロット番号。

  • [サーバ寸法]。.  使用可能な場合、システムの寸法(mm単位)。

関連トピック

 デフォルト ツールの使用法 - システム ページ
 システム ページ - ツール&リンク タブ
 イベント テーブル ビュー ページ - イベント テーブル ビュー ページのナビゲート