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HP Systems Insight Managerテクニカル リファレンス ガイド

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デフォルト ポーリング タスクについて

目次
索引
注意事項
はじめに
製品概要
お使いになる前に
検出と識別
ユーザと認証
ネットワークとセキュリティ
システム、クラスタ、イベントの監視
ストレージ統合
タスクの使用法
デフォルト ポーリング タスクについて
タスクの作成
すべてのスケジュール済みタスク ページのナビゲート
タスクのスケジュール設定
タスク結果リスト
タスクの停止
タスク結果の削除
時間フィルタの適用
タスク ステータス タイプ
デフォルト ツールの使用法
パートナー アプリケーション
レポート機能
システムとイベントの管理
トラブルシューティング
リファレンス情報
印刷用画面へ
用語集
ヘルプの使い方
 隔週データ収集
 日単位デバイス識別
 ハードウェア ステータス ポーリング - 非サーバ
 ハードウェア ステータス ポーリング - サーバ
 ハードウェア ステータス ポーリング - Systems no Longer Disabled
 初期データ収集
 初期ハードウェア ステータス ポーリング
 ソフトウェア バージョン ステータス ポーリング
 ソフトウェア バージョン ステータス ポーリング - Systems no Longer Disabled
 関連プロシージャ
 関連トピック

ポーリング タスクでは、関連する収集に含まれるシステムのヘルス ステータスが追跡されます。システムがいつオフラインになるか、またはハードウェアのパフォーマンスがいつ低下するかを判断するためには、ハードウェア ステータス ポーリングを定期的に行う必要があります。特定システムのポーリング タスクをカスタマイズして、スケジュールした時刻に実行できます。また、特定の要件に合わせて、さまざまな収集で、新しいポーリング タスクを作成することもできます。

データ収集タスクは、他のポーリング タスクに付属しています。データ収集では、より具体的なシステム情報(資産データなど)が検出されます。

イベントの受信に基づいてポーリング タスクが実行されるように設定することができます。イベント ポーリング タスクは、イベント収集に関連付けられます。たとえば、システムからトラップを受信したときのハードウェア ステータス ポーリング タスクを設定することができます。

イベント収集での変化の結果として実行されるようにポーリング タスクを設定すると、ポーリング タスクは、その収集に一致するイベントを生成するすべてのシステムに適用されます。

イベント収集に基づくポーリング タスクを定期的にスケジュールすることはおすすめできません。このようなタスクは、関連する収集でイベントが発生するたびに、一連のシステムで実行されます。

デフォルト タスクを削除または無効化する場合は、同等の結果が得られるタスクと必ず置き換えてください。たとえば、ハードウェア ステータス ポーリング タスクを削除すると、システムは検出されつづけますが、そのステータスは更新されません。日単位デバイス識別タスクを削除すると、システムの管理における変化を検出できなくなります。

以下のデフォルト ポーリング タスクは、[スケジュールされたすべてのタスクの表示]ページで利用できます。

隔週データ収集

隔週データ収集タスクは、[データ収集リスト]収集に含まれるすべてのシステムで実行されます。デフォルトのスケジュールは、隔週の土曜日の正午に実行されるように設定されています。

日単位デバイス識別

ネットワーク システムなどのシステムに関する情報を識別するには、日単位デバイス識別を使用します。このタスクは、デフォルトでは1日に1回実行され、情報がデータベースに保存されます。以下の情報が識別されます。

  • 管理対象システムでのシングル ログインおよびセキュア タスク実行(STE)のサポートの判定

  • システムの管理プロトコル タイプ(HTTP、SNMP、DMI、WBEM)

  • システムのタイプおよびサブタイプ(サーバ、ストレージ、スイッチ、ルータなど)

  • システムの製品名

  • オペレーティング システムの名前およびバージョン

  • システムで動作しているWebエージェント

  • システムで動作しているWebベース ソフトウェア(プリンタ管理ソフトウェアなど)

  • 管理プロセッサとのシステム関係(システムとそのリモートInsightボードなど)

  • ストレージ プロキシおよび関連ストレージ システム

  • Wake On LAN情報

ハードウェア ステータス ポーリング - 非サーバ

このタスクは、管理プロトコル(SNMP、WBEMなど)によって、タイプがサーバ、クラスタ、または管理プロセッサではないシステムのステータス情報を収集します。このタスクは、デフォルトで、スタートアップ時と、その後は10分に1回ポーリングを実行します。

500を超えるシステムを検出する場合は、間隔をデフォルトの10分間から増やすことをおすすめします。たとえば、1000システムごとに15分の間隔を設定してください。

ハードウェア ステータス ポーリング - サーバ

このタスクは、タイプがサーバ、クラスタ、または管理プロセッサのSNMPシステムのステータス情報を収集します。このタスクは、デフォルトで、スタートアップ時と、その後は5分に1回ポーリングを実行します。

500を超えるシステムを検出する場合は、間隔をデフォルトの5分間から増やすことをおすすめします。たとえば、1000システムごとに10分の間隔を設定してください。

ハードウェア ステータス ポーリング - Systems no Longer Disabled

このタスクは、システムが無効状態から有効状態に変わったときに実行されます。このタスクを使用すると、システムの予定メンテナンス期間が無効に設定された後に最新のステータス情報を入手することができます。

初期データ収集

このタスクは、WBEM、DMI、またはSNMPが動作する多数のシステムから静的情報(シリアル番号、モデル番号など)を収集します。このタスクは、新規システムがデータ収集と一致すると実行されるようにデフォルトで設定されています。収集されるデータの種類の詳細については、HP Systems Insight Managerテクニカル リファレンス ガイド - リファレンス情報を参照してください。

初期ハードウェア ステータス ポーリング

このタスクは、新しく検出されたシステムでハードウェア ステータス ポーリングを実行します。このため、定期的なタスクが実行されるまで待たなくても、システムが有効なステータスを持つことができます。

ソフトウェア バージョン ステータス ポーリング

これは、ソフトウェア バージョンの更新ステータスを判定するタスクで、7日ごとに実行するように設定されており、デフォルトでは水曜日の深夜12時に実行されます。このタスクは、編集することができます。また、いつでも手動で実行できます。

詳細については、ステータス ポーリング - ソフトウェア ステータス ポーリングを参照してください。

ソフトウェア バージョン ステータス ポーリング - Systems no Longer Disabled

このタスクは、システムが無効状態から有効状態に変わったときにソフトウェア バージョン ツールを実行します。これにより、HP Systems Insight Managerでは、システムにロードされているソフトウェアのステータスが最新の状態に保たれます。

詳細については、ステータス ポーリング - ソフトウェア ステータス ポーリングを参照してください。

関連プロシージャ

 タスクの使用法 - タスクの作成
 タスクのスケジュール設定 - スケジュール済みタスクの実行
 タスクのスケジュール設定 - スケジュール済みタスクの編集
 タスクのスケジュール設定 - レポートの印刷
 タスクのスケジュール設定 - スケジュール済みタスクの実行
 タスクのスケジュール設定 - スケジュール済みタスクの編集

関連トピック

 タスクの使用法 - すべてのスケジュール済みタスク ページのナビゲート