クリティカル エラー ログは、システム障害の原因になるハードウェア、ソフトウェアの危機的なエラーに加えて、訂正不可能なメモリ エラーを記録します。この情報により直ちに問題を確認して修正できるので、停止時間が最小限にとどまります。
このウィンドウは、クリティカルエラーの内容を表示します。エラーの日付、時間のあとに簡単なエラーの内容が続きます。時間は近似時間にまとめています。
訂正処置が必要であることを示すマークがクリティカル エラーに付いている場合、ログは劣化状態にあります。これは、[高速復旧]ウィンドウ内の[クリティカル エラー ログ]ボタンを囲む黄色の枠で示されます。Diagnosticsプログラムをサーバ上で実行して、感嘆符の表示を消して訂正を実行したことを示してください。アスタリスク(*)は、前回の障害メッセージが適用されたログ内容であることを示します。
重要: エージェントでSETを有効にして、エントリを訂正済みとしてマークできる訂正済みSNMPコミュニティ ストリングが必要です。
以下のリストは、記録されたエラーを示します。この内のいずれかのエラーを受けた場合は、Diagnosticsプログラムをシステムで実行するか、ソフトウェアの説明書を参照してください。
異常プログラム終了 -サーバは致命的なソフトウェア エラーを検出しました。サーバ障害の原因になります。
自動サーバ復旧(ASR)ベース メモリ パリティ エラー - システムは、自動サーバ復旧(ASR)のタイムアウトによるリセットに続き、ベース メモリにデータ エラーを検出しました。
自動サーバ復旧(ASR)拡張メモリ パリティ エラー - システムは、自動サーバ復旧 (ASR)のタイムアウトによるリセットに続き、拡張メモリにデータ エラーを検出しました。
自動サーバ復旧(ASR)メモリ パリティ エラー - システムROMは、スタックを作成するために十分なメモリを割り当てられませんでした。メッセージを画面に表示できず、サーバの起動も続行できませんでした。
自動サーバ復旧(ASR)リセット リミット オーバー - システムの最大リセット回数がオーバーしました。システムコンフィギュレーション ユーティリティがロードされます。
自動サーバ復旧(ASR)リセット発生 - エラー データは記録されません。
自動サーバ復旧(ASR)テスト イベント - 自動サーバ復旧(ASR)テスト イベントが、システム ユーティリティから発生しました。これはASRコンフィギュレーションをテストするユーザによるもので、処置作業は不要です。
自動サーバ復旧(ASR)タイムアウトNMI - 自動サーバ復旧(ASR)タイマのドライバ リフレッシュがなかったため、サーバがASR NMIを発生しました。通常これは、ドライバがプロセッサの制御を放棄しなかったことを示し、サーバ障害の原因になります。結果としてASR NMIが発生し、このイベントを記録しました。実行モジュールを記録してください。
CPU内部訂正可能エラー スレッショルド超過 - システムが、CPUが内部キャッシュ エラー数のスレッショルドを超過したことを検出しました。
CPU プロセッサ パワー モジュール障害 - システムが、プロセッサ パワー モジュールの障害を検出しました。
異常温度 -温度異常の限界を超えました。自動シャットダウンを開始しました。
起動時に検出されたエラー - システムがPOSTエラーを検出しました。
例外 - プロセッサはクリティカルな例外を検出しました。サーバ障害の原因になります。
ファン障害 - システムまたはプロセッサのファンに障害があります。
NMI - CPUローカル エラー - プロセッサに致命的なエラーがありました。サーバ障害の原因になります。
NMI - 拡張ボード エラー - 拡張バス上のボードが、サーバ障害の原因となるエラー状態を示しました。
NMI - 拡張バス アービトレーションエラー - データ喪失の原因となる、メモリのリフレッシュ サイクルの遅れが発生しました。このエラーはシステム障害を引き起こします。
NMI - 拡張バス マスタ タイムアウト - 表示されているスロットのバス マスタ拡張ボードは、設定最大時間後になってもバスを開放しませんでした。サーバ障害の原因になります。
NMI - 拡張バス スレーブ タイムアウト - 拡張バスのボードのバス サイクルは、最大時間を超えて遅れました。サーバ障害の原因になります。
NMI -フェール セーフ タイマ期限 - ソフトウェアはシステムのフェールセーフ タイマをリセットできず、システム障害になりました。
NMI - プロセッサ アドレス エラー 1 - プロセッサ内部アドレス パリティ チェック エラーが発生しました。サーバ障害の原因になります。
NMI - プロセッサ アドレス エラー 2 -プロセッサは、問い合わせサイクル中にアドレス パリティ エラーを検出しました。
NMI - プロセッサ キャッシュ パリティ エラー -プロセッサ キャッシュにデータ エラーが発生しました。システム障害の原因になります。
NMI - プロセッサ内部エラー 1 - プロセッサの内部パリティエラーが発生しました。サーバ障害の原因になります。
NMI -プロセッサ内部エラー 2 - プロセッサが、内部パリティエラーまたは機能重複エラーを検出しました。
NMI -プロセッサ パリティ エラー - プロセッサは、データエラーを検出しました。サーバ障害の原因になります。
NMI -ソフトウェア割り込み - ソフトウェアはシステムエラーを示しました。システム障害の原因になります。
NMI - システム コンカレンシー エラー - データ フロー マネージャに、エラー状態が検出されました。システム障害の原因になります。
NMI - 訂正不能メモリ エラー - サーバに訂正不能なメモリ パリティ エラーがありました。サーバ障害の原因になります。
NMI -エラー タイプ不明 - デバイス ドライバは、このNMIを認識しません。ユーザのサーバ ヘルス ドライバを更新する必要があると考えられます。
プロセッサ障害 - プロセッサはセルフ テスト中に障害を起こしました。
サーバ マネージャ障害 - サーバ マネージャ/Rを内蔵したサーバ インタフェースに、エラーが発生しました。
UPS(無停電電源装置)のAC電源障害/シャットダウンまたはバッテリー低下: サーバは、UPS(無停電電源装置)またはオペレーティング システムのシャットダウンを開始しました。バッテリーはAC電源障害の後、ほとんど消耗しています。
前回の障害メッセージは、クリティカル エラーに関連する前回の障害メッセージを表示します。